【コブスくんのモテ男道!】鍼灸(しんきゅう)師に聞く。怒り、イライラを抑えるツボとストレッチ
筆者が通う鍼灸整骨院で、「20代の患者さんにこのごろよく聞かれるのは、『腹が立つ気分、怒りをしずめるツボはありますか?』ということです」という話を聞きました。
そこで、鍼灸(しんきゅう)師で太子橋鍼灸整骨院院長の丸尾啓輔(まるお・けいすけ)先生に、「怒り、イライラを抑えるツボとストレッチ」について、おうかがいしました。
■腹が立つ、イライラするときは、全身がこわばっている
丸尾先生は、怒りやイライラを感じるときの体の状態を、こう説明します。
「腹が立ったり、イライラしているときは、体のあちこちの関節が緊張で硬くなっていることがあります。ですから、意識的に、手首や足首、肩関節を回す、首筋を伸ばす、股(こ)関節をゆるめるなど、屈伸運動のような軽い運動をするとよいでしょう。
心の硬さと体の硬さは直結しますので、体の硬いところをほぐして心に働きかけるわけです」
ではここで、具体的なツボとストレッチ法を紹介していただきましょう。
1.心兪(しんゆ)と厥陰兪(けついんゆ)を刺激するストレッチ
心兪(しんゆ)は、カッとなりやすい、イライラする、ヒステリー、心身症などに対応し、ストレス、精神的ショックなどを和らげるツボです。