【エンタメCOBS】彼氏と長続きしない女性の脳の鍛え方
そのため、付き合い始めのころは、嫉妬(しっと)も恋のスパイスになったり、けんかも楽しかったりします。
しかし、残念なことに、PEAは一生分泌され続けることはありません。
分泌量にはピークがあり、徐々に枯渇したり、脳内物質を受け取る役目をするレセプターの働きが悪くなったりします。
倦怠(けんたい)期に、もう一度、PEAを増やそうと、わざと彼を不安にさせるのは絶対にNGです。
自分も相手も、恋愛初期のようにPEAがでることはありませんので、不信感だけが増幅し、お互いの関係を悪くするだけです。
恋愛が続かない人は、PEAが大量に放出されて高揚した状態を、真の恋愛だと思っているのかもしれません。
しかし、残念ながら、その状態が続くことはあり得えないのです。
PEAが分泌されなくなっても、恋愛関係を続けるためには、燃え上がるような激しい恋心ではなく、お互いを大切に慈しみ合う、穏やかな愛情も必要です。
そのためには、安心感を生みだすホルモンである、セロトニンがポイントになります。
セロトニンは、好意を持つ相手から好かれることで幸福感に包まれたり、精神状態を安定させたりするのに欠かせません。