寝る時間を惜しんで、夜遅くまで活動していれば、やせるような気がしますが、本当のところはどうなのでしょう?
眠らずに起きていれば、それだけカロリーの消費量も増えて、やせるのでは?と思ってしまいますが、実は、睡眠時間が短いと太りやすくなるらしいのです。
そのメカニズムを、ビューティ&ダイエット編集部が詳しく調べてみました。
不眠傾向の人が太りやすくなってしまう原因は、主に3つ。
それぞれを詳しく説明すると・・・
1.コルチゾール
睡眠不足の状態は、それだけでストレスになりますよね。
ストレスを感じると、人間の体はさまざまなホルモンを分泌し、ストレスに対抗しようと働きます。
そのように、ストレスを感じると分泌されるホルモンの中に、「コルチゾール」というホルモンがあり、このホルモンには脂肪をため込む作用があるのです。
そのため、太りやすくなると言えるでしょう。
2.グレリンとレプチン
睡眠時間が短いと、食欲を刺激するホルモンである「グレリン」の分泌量が増え、逆に、食欲を抑制するホルモン「レプチン」の分泌量が減ってしまいます。
ですから、眠らずにいると食欲が増して、食べ過ぎにつながってしまうのです。