――お伺いしていると「見出し」はとても大事なんですね。記事の見出しで売り上げは変わりますか?
佐々木部長もちろんです。しかも最近はキヨスクにもPOSが入ってますからスグに販売部数がわかりますからね。
――毎日毎日、売り上げがわかるわけですよね。
佐々木部長そうです。これも一般紙との大きな違いですが、作って売って、その反響がすぐわかりますから、イメージ的には小売店というか(笑)、鮮魚販売みたいな。
――瓦版屋さんのまさに直系の子孫なのかもしれないですね。
佐々木部長ああ、そうかもしれませんね(笑)。
■夕刊フジの読者層は?
――読者についてお聞きしたいのですが、メインの読者層はどんな人たちでしょうか?
佐々木部長東京、大阪圏の30代~60代のサラリーマンが中心ですね。いわゆる「ホワイトカラー層」です。その中でもメインは40~50歳代の方々でしょうか。
――女性読者は少ないんでしょうか。
佐々木部長少ないですがまったくいないってことではないんですよ。例えばだんなさんが家に持って帰って来たのを読むとか。そういう女性読者がおられます。確かにキヨスクなどで買ってくれる女性の方は少ないかもしれませんが。