【エンタメCOBS】あったあった! 一世を風靡したベストセラー
そのあけっぴろげな性格と美貌で人気者だった彼女はこの8年後、36歳で逝去しました。
●『「捨てる!」技術』著:辰巳渚
2000年には「ライフスタイルへの提言」のこの本がミリオンを達成しました。失われた10年と呼ばれる長引く経済的停滞の末、新世紀へ向かう20世紀最後の年にこの本が出たのは、今から思うと結構象徴的だったのかもしれませんね。
21世紀になってからのミリオンセラー本は近すぎて「あったあった!」にならないかも……なのであえて取り上げませんが、1冊だけ、すごく最近刊行されたのに、すでになかったことになってそうな本があります。それは……。
●『KAGEROU』著:齋藤智裕
芸能人・水嶋ヒロが齋藤智裕名義で執筆、2010年に刊行されたこのベストセラーほど、ヒドイ目に遭った作品はないでしょう。ポプラ社の第5回ポプラ社小説大賞受賞作ということで大々的に喧伝され、水嶋ヒロが大賞の賞金を辞退するなどのドタバタが起こり、刊行前にすでに「悪評」が伝わっていました。刊行後にはamazonのレビュー欄が瞬時に炎上。
それは今でも続いています。2012年7月10日現在、総レビュー数753件のうち★1つが318件、★2つが159件という低評価。ここまでの低評価を食らったベストセラーはちょっと見当たりません。
(高橋モータース@dcp)
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