【エンタメCOBS】人気のトマトジュースについて、カゴメさんに聞いてみた!
――生のトマト自体の売れ行きも上がっているんですね。
そうなんです。あとは素材に近いカットトマトやホールトマトなどの売り上げに影響が出てると言えますね。
――同じ健康志向ということでは、カゴメさんの野菜ジュースなどの売れ行きは上がっているのでしょうか?
野菜ジュースの中では、やはりトマトが入ってる商品については多少ながら影響は出ていますね。
――ジュースもそうですけど、気軽にトマトが摂取できるのは消費者としてもうれしいですよね。
世界全体で見れば、日本人は全然トマトを消費していませんからね。日本人は年間10キロほどですが、世界平均だと20キロ、最も多く消費しているヨーロッパや中近東だと年間100キロ程度も消費しますから。
――日本の10キロというのも、数字で見ると多いように感じますけど、年間100キロというのは圧巻ですね。
摂取方法の違いというか、料理の仕方が大きく違いますからね。日本では、サラダなどで食べる生食がほとんどですが、消費量の多い地域は、日本で言うところの「醤油」や「ミソ」といった調味料のような日常使いの摂取方法なので、これくらいの数字になるんです。
――トマトの調理方法の違いだけでそこまで差が生まれるんですね。