【エンタメCOBS】ぎなた読み、パングラム…あなたの知らない言葉遊び
「たけやぶやけた」や「しんぶんし」などは皆さんもよく知っている回文ではないでしょうか?回文の歴史は古く、西暦79年に滅んだイタリアの遺跡からも回文が見つかっているのだとか。
●アナグラム
文章や単語の中の文字を入れ替え、別の意味の文章や単語にする言葉遊びです。日本では、すべての仮名を重複させずに使った「いろは歌」のアナグラムが江戸時代から作られています。明治時代にはコンテストが開催されたこともあるそうです。
●ぎなた読み
文章をわざと間違った区切りで読む言葉遊び。例えば、「胸中に誓った」という文章を別の区切り方で読むと「今日中日勝った」といった感じです。パソコンや携帯で文章を入力する際、自動変換が勝手に意図しないところで区切ってヘンな文章になるのはまさにこの「ぎなた読み」です。
ちなみに「ぎなた読み」という名前は、「弁慶がなぎなたを振り回し」という文章が「弁慶がな、ぎなたを振り回し」と読めたことに由来するそうです。
●入れ詞(いれことば)
文章の文字と文字の間に別の文字を入れて、意味の分からない文章にする遊びです。「アサガオノハナガサイタ」という文に「タ」という文字を入れると「アタサタガタオタノタハタナタガタサタイタタ」