【エンタメCOBS】春になっても治らない、ツライ手荒れの正体は?
つぎに、湿潤型は小さな発疹や水ぶくれができるのが特徴です。
どちらのタイプの治療も、手を保護し保湿するために保湿剤を使用します。
保湿剤は、なるべく刺激の少ない物を選びましょう。
そして、よくなったと思っても、保湿剤の使用は止めずに続けてください。
そのほかには、炎症を起こしている部位については、ステロイド外用薬を使う場合もあります。
市販薬でもステロイド入りの軟こうがありますが、皮膚科で自分の症状に合った薬を処方してもらうほうが安心です。
また、どちらのタイプの湿疹(しっしん)も薬による治療だけでなく、生活習慣を見直すことも大切です。
以下に主婦湿疹(しっしん)を改善するためのポイントを紹介します。
1.水仕事をするときには、お湯の温度はぬるめにする
2.食器を洗う場合、あらかじめボロ布などで油汚れをふきとってから行うなど、食器洗いの時間を短くする工夫をする
3 シャンプーや石けんなどは、低刺激性のものを選ぶ
4.水仕事や入浴の後などは、すぐにハンドクリームなどで保湿をする
5.水仕事をする場合は、ゴム手袋を使用する(ゴム手袋の下に木綿の手袋をすると、ゴムの刺激から皮膚を守れるのでさらによいでしょう)