婚約中に別の人に恋したらどうするべき?「真実の愛」の見つけ方を解説
映画『マチネの終わりに』が、11月1日に公開されましたね。
この作品で描かれるラブストーリーを、20代の人が理解するのは難しいかもしれません。社会人としての経験、そして恋愛特有の喜怒哀楽を味わった大人…そう、登場人物たちに近い30~40代の男女に「刺さる」物語なのです。
■婚約した後で気づいた真実
世界的なクラシックギタリスト・蒔野聡史(福山雅治さん)と、パリの通信社に勤務するジャーナリスト・小峰洋子(石田ゆり子さん)はクラシックの公演で出会い、お互いに強く惹かれ合います。
たった一度しか会っていないにも関わらず、聡史は洋子への想いが抑えきれないほどにふくらみ、心が求めるままにデートを申し込むのです。洋子には婚約者がいました。そのことを知っていながらも、聡史は自分の気持ちを告白します。
一方、取材のため治安が悪いイラクに滞在し、不安な日々を過ごす中、彼の音楽で自分を癒してきた洋子。
彼女も、聡史に対してファン以上の気持ちを抱いていました。結果的に彼女はデートの後、彼の情熱に押されて婚約破棄を決意するのです。
その後、2人は順調に愛を育みます。ただ、聡史のマネージャーの三谷早苗(桜井ユキさん)