【おひとりさまシネマのススメ】明日公開の「花束みたいな恋をした」をチェック!
長い期間、恋愛中の相手と観るのは、むしろ気まずいかも……?
今まさに長期交際中の恋人がいる方は「何年も長く付き合ってから別れるふたりと、結婚するふたりの違いってなんなんだろう……?」とひとりでじっくりと考えるのに、ぴったりです。
一方で、大人になって、恋の酸いも甘いもを知った年齢になった今、改めて恋愛したいな、という方には、懐かしい若かりし日の甘酸っぱい恋愛を思い出して少しヒリヒリした気持ちにもなれるような、そんな作品になっています。
■STORY
2015年、冬。東京・明大前駅で終電を逃して偶然に出会った大学生の麦(菅田将暉)と絹(有村架純)は、好きな音楽や映画、本が嘘みたいに同じで、あっという間に距離を縮めていく。
何度かふたりで出かけたある日の夜、終電間際のファミレスで互いへの思いを確認したふたりは、付き合うことに。大学を卒業し、フリーターとなったふたりは、同棲しながら就職活動を始めるが、少しずつすれ違い始め……。
■ふたりの会話を彩る固有名詞の数々
坂元裕二さんの脚本といえば、主人公たちのセリフが特徴的な会話劇が見どころ。本作ではさらにその会話がパワーアップして、実在する多数の固有名詞がこれでもか! というほど登場します。