彼がもっと素敵に見える。女性が押さえておきたい男性用スーツの常識
です。つまり、黒は格式を重んじる場で装う色なのです。
なぜ黒になったのかというと、エスコートする女性のドレスを引き立たせるために、男性が無彩色の黒い服を着るようになったからだと言われています。しかも、黒でもビジネススーツで使われているような薄い黒ではなく、フォーマルではフォーマルブラック(濃染黒)と呼ばれる濃い黒がふさわしいとされています。
また、海外ではウェイター(給仕)が黒いスーツを着ることがあります。パーティーやレストランで黒スーツを着てうろついていたら、ウェイターに間違えられてもおかしくはありません。
西欧諸国で黒いスーツを着たら、大恥をかいてしまう可能性がありますのでどうかご注意を。ビジネスシーンにおいては、黒いスーツを着ているだけで軽蔑されてしまうこともあるのだそうです。
お分かりいただけたと思いますが、色が持つ意味合いというのはそれだけ重要なのですね。
■ビジネススーツには、ネイビーかグレーが◎
それでは、黒がダメならビジネスシーンにふさわしいのは、一体何色のスーツなのでしょうか。基本的には紺とグレーの2色です。
スーツの色は明るくなればなるほどカジュアルな印象に、暗くなればなるほどクラシカルで正統的な印象になります。