■初夏のファッションで難しいのは温度調節
変わりやすい気候と室外と室内の温度差から体を守る。
初夏のファッションで一番難しいのがこれ。
朝は真夏のように暑いと思ったのに、雨が降れば急激に冷え込む。
汗ばむような陽気の日でも、ひとたびバスや電車に乗ったり、カフェに入れば冷蔵庫のように寒いこともある。
この気温差に対応するにはファッションで工夫するしかない。
何か羽織りものを持ち歩けば済むことなのだが、初夏の羽織りものは、スプリングコート選びよりも難しい。
もはやコートを着るほどでもないし、第一、コートは大げさだ。
ジャケットは持ち歩くと型崩れのもと。
シワになりやすい。
一番いいのは薄手のカーディガン。昨今UV効果のあるカーディガンもあり、便利。でも、寒いからとおもむろにバッグからカーディガンを出して着こむのは、なんとなくおしゃれな感じではないなあと最近思うようになった。
そこで、最近持ち歩いているのは大判のシルクのスカーフ。肩に羽織ったり、肌が露出している首元に巻くと、驚くほど暖かい。ビンテージの流行もあり、今の時代、スカーフは新鮮。肌触りも良く、エレガントな感じも出せるので気に入っている。