映画『最初で最後のキス』感想。“今を生きる若者たちの悩み” 16歳の恋と友情をビタースイートに描いた青春映画!
と伝えますが、ブルーは、「ゲイの知り合いは初めてよ」と自然に受け入れ友達になります。
一方で、ロレンツオは、兄を亡くして心に闇を抱え、クラスで誰とも口をきかないアントニオという男子が気になり始めます。
バスケ部のアントニオは、バスケットボールは得意ですが、みんなから「とろい」とバカにされていました。
アントニオは、密かにブルーに恋心を抱いていますが話しかけることもできません。
息子ひとりを亡くしたアントニオの両親は、そんな彼を必要以上に気にかけ、過保護に守ろうとしていました。
ある日、ロレンツォはブルーと相談し、アントニオを食事に誘います。
お洒落をしてレストランに出かけ楽しく語らい、ウィンドウショッピングに羽目を外し、仲良くなります。
若者らしくふざけて他愛のないお喋りに花を咲かせ、友情を育んでいく幸せな3人の時間。
しかし、なおもひどいサイトを立ち上げ、彼らをしつこく疎外しようとする生徒たちの存在がいて……。
■映画『最初で最後のキス』作品紹介
6月2日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー
公式ホームページ:onekiss-movie.jp
原題:Un Bacio
監督・原案・脚本:イヴァン・コトロネーオ
原案・脚本:モニカ・ラメッタ
撮影監督:ルカ・ピガッツィ
製作:ニコラ・ジュリアーノ、フランチェスカ・チーマ、カルロッタ・カローリ
編集:イラリア・フライオーリー
美術監督:イヴァナ・ガルジューロ
衣装:ロッサノ・マルキ
音楽:ジャンルカ・コスタマーニャ
振付:ルカ・トマシーニ
字幕:山田香苗
制作年:2016年
制作国:イタリア/イタリア語
上映時間: 106分/カラー/シネマスコープ
配給:ミモザフィルムズ/日本イタリア映画社
提供:日本イタリア映画社
後援:イタリア大使館/イタリア文化会館
©︎2016 Indigo Film – Titanus
映画『最初で最後のキス』キャスト
リマウ・グリッロ・リッツベルガー=ロレンツォ
バレンティーナ・ロマーニ=ブルー
レオナルド・パッザッリ=アントニオ
トマ・トラバッチ=レナト
スージー・ラウテ=ステファニア
デニス・ファゾーロ=サントロ先生
アレッサンドロ・スペルドゥーティ=マッシモ
ジョルジョ・マルケージ=ダビデ
シモネッタ・ソルダー=ニナ
アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美
©︎YUMIMOROTO
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