映画『フジコ・ヘミングの時間』小松荘一良監督インタビュー! 世界を魅了する魂のピアニスト、豊かな人生を奏でる生きるヒントとは?
ーーすごいですよね。撮影は2年間どのようにされたんですか?
365日一緒にいたわけじゃないんですが、基本的に何かあるときはずっと一緒にいました。
ーースタッフについてお聞かせください。
フジコさんが好きだとか、フジコさんのファンだとか、自分の親がフジコさんのコンサートを聴きに行っていてチラシが毎年来てるとか。いつも仕事をしている人たちに声をかけてみたらたまたま色んな縁があって不思議でした。
日活の中でも担当プロデューサーもフジコさんについて詳しい人だったり、宣伝部もフジコファンが多いんです。お産のときに聴いていたなんて人もいて(笑)。日活チームみんなちょっと詳しいんですよ。
ーーとても強力であたたかいチームですね。
そうなんです。フジコさんの魅力を改めて語らなくても良かったのが一番楽でした。
ーーそうですね。最初からツーカーでわかってもらえる。
はい。最初のスタートは本当に小さなものだったんですけども、やっぱりフジコさんの魅力だったり、何かしら縁があってたくさんの人たちが集まってきて、結果的に今のような映画になったんです。
ーー小松監督の力もありますね。
いえいえ(笑)。