夏すみれ、安納サオリ、バンビ……人気女子プロレスラーの装いをつくる人
とにかく考えます。バランスが悪いとちんどん屋さんみたいになっちゃうし。あと、派手な色合いってメキシコっぽくなっちゃうんです、赤青緑みたいな。でも、メキシコっぽいものならメキシコで作ればいいんで、そこは考えて日本らしい色の組み合わせは考えています。
例えばこちらは、ベストフレンズっていうふたりなんですが、さらにコンセプトは「貴族で派手」。でも、難しければ難しいほど、絶対に形にしてやるっていうのはありますね。
https://twitter.com/SLinnng/status/961563943201259520
――わぁ、素敵ですね、この衣装。色をたくさん使ってるのに、きちんとセンスよくまとまってる。
ファッションの定番からものすごく逸脱しても許される、っていうのがプロレスの衣装なんです。
――プロレスって男性ファンが多いじゃないですか。男性が見てセクシーだなって思うのを意識して作る感じですか?
それもあります。けど、本人の要求をどこまで飲めるのかっていうのもあります。あまりやりすぎると、それはそれで、レスラーに対して批判がくるんですよ。ベテランレスラーの方が怒ったりとか。