女子プロレスアイスリボン主催、『アイスリボン in SKIPシティ~2022.4.17~』が2022年4月17日 (日)にSKIPシティ(埼玉県産業技術総合センター)(埼玉県川口市)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 公式Twitter(@ICERIBBON_jp) 公式YouTube 定番となったSKIPシティ大会を1月に引き続き開催。全5試合前後を予定。大会後はサイン会や撮影会も開催されます。【決定カード】◆インターナショナルリボンタッグ選手権試合[王者]SAKI&清水ひかり vs 藤本つかさ&松下楓歩[挑戦者]※第55代王者初防衛戦女子プロレスアイスリボン埼玉県蕨市に道場を構える女子プロレス団体。専業はもちろん、OLや学生、主婦など様々なレスラーが所属しています。合言葉は「プロレスではハッピー!」大会概要女子プロレスアイスリボン『アイスリボン in SKIPシティ~2022.4.17~』開催日時:2022年4月17日 (日)11:30開場/12:00開始会場:SKIPシティ(埼玉県産業技術総合センター)(埼玉県川口市上青木3-12-18)■出演者藤本つかさ / 星ハム子 / トトロさつき / 星いぶき / 朝陽 / 春輝つくし / バニー及川 / Yappy / 石川奈青 / 真白優希 / 咲蘭 / キク / 松下楓歩■スタッフはらあい■チケット料金最前列:7,000円特別RS席:6,000円指定席:5,000円(全席指定・税込)※当日券500円UP 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月07日中原警察署から感謝状を贈られたグレート-O-カーン選手4月4日、神奈川県内にある中原警察署には多くの報道陣が集まっていた。20台はありそうなムービーやスチールのカメラに囲まれ、グレーのスーツ姿で深々と頭を下げていたのはプロレスラーのグレート-O-カーン選手(以下、オーカーン選手)。一見すると、何かトラブルを起こしたのかと勘違いしそうになるが、彼がトラブルを解決し管轄の警察署から感謝状を受け取ることになったのだ。普段は「ひれ伏せ愚民どもっ!」「3月29日の夜、東急東横線・武蔵小杉駅のトイレの前を彼が通りかかった際に男女がもめているような声が聞こえたそうです。60歳くらいの男性と小学生くらいの女児だったため、はじめは親子ゲンカかなと思ったそうですが、どうも様子がおかしいと。男性は酔っている様子で"いいから!いいから!"と女児の両肩をしつこく引っ張り、"やめてください"と彼女は抵抗していたため、異変に気付いたオーカーン選手が助けに入ったのです。はじめは相手の男性も"何だお前?関係ないだろ?"と大きな声で抵抗してきたそうですが、オーカーン選手はあえて敬語で"何をしてらっしゃるんですか?""親子ですか?"と聞いてみたところ、女児が"いえ、違います!お母さんがトイレの中にいて待っているんです"と答えたため、その場で取り押さえたといいます」(スポーツ紙記者)“連れ去り事件”を未然に防ぐというお手柄だったわけだが、普段のオーカーン選手はリング上で大暴れするコワモテの“ヒールプロレスラー”として知られている。「棚橋弘至選手のようなさわやかイケメンのベビーフェイスではなく、身長188センチ、体重110キロを越える大きな体躯に伸びた髭、ヘアースタイルは弁髪(辮髪)という変わり種。しかも自分のファン以外のことは“愚民”と呼ぶなど傍若無人な性格のレスラーで、“ひれ伏せ愚民どもっ!”と容赦ない罵詈雑言を浴びせることで知られた存在です」(同・スポーツ紙記者)若干の不安を抱えつつ(?)、今回の救出劇について本人に話を聞いてみた。「たかが一度事件の解決に尽力しただけ。警察官が毎日している。そんな忙しい中で贈呈式を開いてくれたことに感謝する。だが、本来であれば感謝状を受け取るような大したことはしておらぬし、被害者・加害者ともに大ごとにしてしまい手放しで喜ぶ気にはなれん」ん?独特な言葉遣いが印象的ではあるものの、語っていることは至極真っ当なことだし、常識人そのものだ。今回の勇気ある行動には日本中から称賛の声が相次いでいるが、特に注目されたのが、片手で制圧した理由。実はもう片方の手にスイーツを持っており、助けたあとには女児に「大丈夫?怖かったよな。パンケーキあるけど食うか?」と呼びかけていた。これについても聞いてみると、「パンケーキと桜もちパイじゃな。あのときは左手でパイを食べていたんだ。パンケーキは帰ってから食べようと思っておった。人間寝て甘いものを食っていれば、それだけで幸せじゃ。幼子もずっと泣いておったが、パンケーキを食って少しだけ笑ってくれたわい」アニメやマンガが大好き大の甘党であることまで発覚。その優しさはまるでドラマの二枚目ヒーローのようだ。具体的には、どのようにしてパイを持ったまま取り押さえたのだろうか。「右手で相手の左脇下を通し腰や肩、首など臨機応変に持ち手を変えてホールド……。わかりやすく言うとハグのような形をキープしながら、相手を刺激しないように敬語で日常会話を続けていた」その風貌で、逆に被疑者と間違えられなかったのだろうか。「人を見た目で判断するような愚か者ならそうかもな。ところで、こういうのは余の顔がどうとかじゃなく、人間は怖い目に遭うと簡単には声を出せない。彼女が声をあげたことが何より勇気があったと思う」身体が大きくて強いプロレスラーとはいえ、どんな相手かわからないし何か武器を持っているかもしれない。怖くはなかった?「怖いわけなかろう。例え余よりデカくても凶器を持っていても、確実に制圧できる自信がある。そんな甘っちょろい練習は新日本プロレスのレスラーは誰ひとりしておらん」意外にも(?)オーカーン選手は大のアニメやマンガ、ライトノベル好きで"最強のオタク"とも一部ファンから呼ばれているという。試合での姿とのギャップに大きな反響を呼んでいるが、本人はいたって冷静だ。「アニメを見ていたから道徳心やヒーローらしさを学べるし、実際『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』という警察官のアニメを見ていたおかげで、事情聴取に寛大な心でどこまでも付き合ってやろうと心構えができていた。ギャップといわれるかもしれんが、物は使いようなだけだと思うぞ」最後に、今回の件でオーカーン選手を知った人たちへのメッセージを聞くと、「余は極悪非道のレスラーである。だからこそよくわかるが、この世に聖人君子はおらん。この記事を見ている貴様もそうだし、貴様が好きな者も尊敬する者もだ。だから人を許せる器と、罪を認める度量と、防犯意識を高めて幸せな人生を歩んでくれ。幸せな人生に刺激が欲しいときのみ、新日本プロレスを観に来い」人は見た目によらず。リング上ではさらなる勇敢な姿が見られるかも!?
2022年04月05日パフォーマンスの高さと強烈なキャラクターで多くのファンの心を掴む、女子プロレス。“勝ち負けだけではない、奥深さがある”と話す女子プロレス好きの長田杏奈さんに、ほかのスポーツにはない圧倒的な魅力、初心者も楽しめる観戦ポイントや見どころを聞きました。今回は中級編〜上級編をご紹介します。まずは覚えておきたい3つのルール。Rule #1Rule #2Rule #3Rule #1 3カウント取られたら勝利が確定。相手選手の両肩を仰向けでマットに押し付けた状態で、レフェリーが3カウントを数えると「ピンフォール」となり、勝利が確定。2カウントで跳ねたり、片方の肩を浮かせることでピンフォールを回避できる。Rule #2 仕切り直し!技を解錠するロープブレイク。選手の体の一部がロープに触れると技を解除しなくてはならない。このことを「ロープブレイク」という。関節技や絞め技をかけられて、不利な状況に立たされた選手がロープを掴もうとする必死な姿も見どころ。Rule #3 こぶし、凶器、急所攻撃は反則行為。こぶしによる殴打、頭髪を掴む、急所を狙った攻撃、椅子や棍棒などの器物を使うことは禁止。ただし、レフェリーにバレなければ何でもアリな場合も。反則しているレスラーがいたら、思い切りブーイングを!憧れの選手が間近に!白熱の試合を生観戦。女子プロにはたくさんの団体があります。花形選手が多い「スターダム」、ハードヒットな試合で魅了する「センダイガールズプロレスリング」(通称:仙女)、派手な試合が人気の「OZアカデミー」など。団体ごとに試合が行われているので、気になるマッチがあればぜひ会場へ。“プロレスにシーズンオフなし”といわれるほど、多くの団体が年間約日間ほど試合をしています。東京で観戦する場合は、プロレスの聖地〈後楽園ホール〉がおすすめです。ビッグマッチが組まれることも多く、見どころたっぷり。名物レフェリーが登場することもありますよ。慣れないうちは後方座席で観戦を。一段ごとに段差があるのでリングから離れていても試合が見やすく、会場全体の雰囲気を感じられます。チケットの価格が安いのもうれしい。オペラグラスがあるとより見やすいし、望遠カメラを持っていけば、とっておきの瞬間が撮れる。コロナ下の観戦では大声が出せないので、私は鳴子を持参して応援することも。慣れてきたらぜひリングサイド席へ。目の前で繰り広げられる戦いは、体をぶつけ合う音や選手の息遣いが間近に聞こえ、迫力がダイレクトに伝わります。場外乱闘になったら、試合に巻き込まれないよう手荷物を持って即座にその場から離れてください(笑)。生で観戦する醍醐味はやはり一体感。推しの選手ができたらSNSやブログをチェックする楽しみも。コロナ禍で実施しないこともあるのですが、試合後に選手が手売りする物販(プロマイドやタオルなど)タイムも熱いんです。さっきまでリングに上がっていた選手たちと少しだけ話せる特別な時間で、「私も頑張ろう」とパワーをもらえます。オリジナルグッズもいろいろとあって面白いんですよ。私は仙女の橋本千紘選手がプロデュースしたリブソックスを長く愛用しています。女子プロ専門誌のバックナンバーはいつ見ても胸が高鳴る!1.コロナ下の応援グッズとして活躍中の鳴子。2.長田さんが雨宮まみさんから譲り受けた貴重な女子プロレス雑誌の数々。『LADYS RING SPECIAL』は新創刊記念号が手元に。3.“天才”と呼ばれた中西百重(ももえ)選手、長田さんの推し・里村明衣子(めいこ)選手。貴重な若かりし頃の姿が拝めるのもバックナンバーならではの楽しみ。4.里村選手がソロで表紙を飾る『Deluxeプロレス』。5.“女子プロレス界最強の男”と呼ばれた神取忍さん。【上級編】プロレスを体験してみよう。憧れのプロレスラーデビューも夢じゃないプロレスの試合を見ていると、自分もリングに上がってみたい!ファイトしたい!と思うようになります。そしたらぜひプロレス体験を。埼玉にある女子プロレス団体「アイスリボン」では運動経験ゼロでも問題なし。デビューを目指さないプロレスファンも歓迎してくれ、OG・現役選手が優しく教えてくれます。準備運動をしっかりしてから、受け身の練習などをした後、投げ技や押さえ込みといった技を教えてくれたり、華麗なロープワークやドロップキックができるようになったり。リング上でしかできない数々の体験ができます。ここでプロレスの魅力に触れ、プロを目指す人もいるそう。リングネームや入場曲、コスチューム、必殺技など、「自分がレスラーになったらどんな選手になりたいか?」とイメトレするだけで楽しくてキリがありません(笑)。女子プロレスサークル埼玉県蕨市に拠点を持つプロレス団体「アイスリボン」には、一般の人も参加できるプロレスサークルがある。それぞれの体力に合わせて現役・OGレスラーが直接指導。初回体験無料。月額会員5,000円。(問い合わせ 048-452-8895)Teacher…ライター・長田杏奈(おさだ・あんな)週刊誌の編集部などを経て、フリーランスとして独立。雑誌やWebで美容や女性を中心にインタビュー。著書に『美容は自尊心の筋トレ』(ele-kingbooks)など。(Hanako1206号掲載photo : MEGUMI illustration : Manako Kuroneko text : Mariko Uramoto, Satoru Kanai, Ami Murasakino edit : Kana Umehara)
2022年03月21日タレントで映画コメンテーターのLiLiCoが21日に自身のアメブロを更新。プロレス引退試合後に興奮で眠れなかったことを明かした。LiLiCoは、2月11日に「プロレス引退試合記者会見!」というタイトルでブログを更新。「無理を言って、小田井に一緒にリングで戦ってもらうことに」と夫で歌謡コーラス・グループ純烈の小田井涼平も参戦することを報告し「ありがとうね守ってもらいたいし、守るからね!」と小田井との2ショットを公開していた。この日は「興奮で全く眠れず」とプロレス引退試合後に興奮で眠れなかったことを明かし「プロレスの試合のあとはいつもそう。これがもう味わえなくなる。それもなんだか悲しい」と心境を吐露。「小田井涼平、彰人選手ありがとう3人で力を合わせて」と小田井とプロレスラー・彰人との3ショットとともに引退試合の様子を写真で公開した。さらに「練習した合体技最後は成功!!」と述べ、小田井との合体技を豪快に決める様子も公開。合体技が決まったことに「ホッとしたぁ~」と安堵した様子でつづり、ブログを締めくくった。
2022年03月21日パフォーマンスの高さと強烈なキャラクターで多くのファンの心を掴む、女子プロレス。“勝ち負けだけではない、奥深さがある”と話す女子プロレス好きの長田杏奈さんに、ほかのスポーツにはない圧倒的な魅力、初心者も楽しめる観戦ポイントや見どころを聞きました。今回は初級編をご紹介します。個性も怒りも爆発させた、輝く女性に勇気づけられる。数年前、ライターの雨宮まみさんに勧められたのが、女子プロレスでした。最初はあまりピンとこなかったのですが、『1985年のクラッシュ・ギャルズ』を読んでみてと。そしたら、“なんてすごい世界があるんだ”と衝撃を受けたんです。そこで描かれていたのは「クラッシュ・ギャルズ」として一世を風靡した長与千種さん、ライオネス飛鳥さんの二人の半生。特に長与さんの人生は壮絶です。思春期に、家庭にも学校にも居場所がなく、早く自立したいと中学卒業後に女子プロレスの世界へ。そこでセルフプロデュースし、自身の“報われなさ”を克服して、人気レスラーに。多感な時期に辛い体験をした人は自暴自棄になってもおかしくなさそうなのに、彼女はそうじゃなかった。プロレスにはこういった選手が光り輝ける場所があって、一人一人の物語がたくさん詰まっている。ただ殴ったり、蹴ったりするのではなく、リングで生き様を見せてくれるんだって感じたんです。ここには多様な価値観があります。大きい選手はもちろん有利ですが、小さい選手だって柔軟性や俊敏さを生かして勝つことができるし、新人選手は初々しいファイトで観客を夢中にさせ、ベテラン選手は言葉やパフォーマンスで惹きつけます。一人一人、個性を生かして必殺技やコスチュームを考え、キャラクターを確立し、勝負する。みんな自己表現を極めて、キラキラしていてかっこいいんです。女子プロは、いわば手作りのセルフプロデュース力に長けた人たちが集まる場所。“若くて細い=美しい”と狭まりがちな美容の世界に長く携わっている私にとって、とても勇気づけられる光景でした。初めて試合を見た後、私は心地よい気だるさに包まれました。女性が感情を爆発させて怒ったり、殴ったりする姿を目の当たりにしたからです。現実社会ではどんな理不尽なことがあっても、女性が怒りをむき出しにして殴ることはタブー視されますよね。でも、プロレスでは良しとされる。というか、むしろ歓迎される。やられたら、やり返すし、先輩も後輩も関係ありません。試合を見ているうちに、こちらもヒートアップして「やり返せ!」と声を出して盛り上がり、抑圧されていた自分を解放できる気がします。プロレスでは相手の技を受け、お互いの良さを引き出した上で、勝敗を決めます。どんな試合をしたかが重要で、負けの美学というか、懸命に戦った敗者に光が当たる場合も。強い選手だけがスターではないんです。そして、全力を尽くして戦った後、クタクタになっているのに熱いマイクパフォーマンスでさらに盛り上げる。そういうところも魅力です。いきなり試合を見るのは怖いなと思ったら、まずは関連本やドラマを見てみて、その魅力に触れてほしいです。そして、過去の試合を見たいと思ったら、ニコニコ動画やCSの専門チャンネル、YouTubeなどで観賞可能なので、ぜひチェックを!解説があるのでわかりやすいし、選手のキャラクターや人間関係が理解しやすい。試合後に「〈後楽園ホール〉で会おう」と次の対決が約束される場合も。ここからさらなるドラマが展開されていくので、目が離せなくなりますよ。プロレス入門におすすめの3冊。〜伝説のレスラーが紡いできたそれぞれのストーリー。〜1.『1985年のクラッシュ・ギャルズ』著・柳澤健(文春文庫)若き天才レスラー2人の友情と対立、懸命な姿を描く。2.『井田真木子著作撰集』著・井田真木子(里山社)代表作『プロレス少女伝説』をはじめとしたノンフィクション作家の主要作品を収録。3.『1993年の女子プロレス』著・柳澤健(双葉社)当事者たちの証言を交え、全日本女子プロレスの真実に迫る。ドラマから入るのもアリ。N e t fl i x シリーズ『 G L O W:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング』シーズン 1~ 3 独占配信中『GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング』崖っぷちの女性たちがゴージャス・レディとして輝き出す。1980年代、南カリフォルニアと南ネバダを舞台に、女子プロレスの世界を描いたNetflixオリジナルドラマ。売れない女優・ルースをはじめ、プロレス未体験の女性たちが、女子レスラーとして夢を掴むため、チャンスに懸けるというストーリー。物語のモチーフは、アメリカに実在した女子プロレス団体。当時のヒットチャートをにぎわせた楽曲が盛りだくさん。Teacher…ライター・長田杏奈(おさだ・あんな)週刊誌の編集部などを経て、フリーランスとして独立。雑誌やWebで美容や女性を中心にインタビュー。著書に『美容は自尊心の筋トレ』(ele-kingbooks)など。(Hanako1206号掲載photo : MEGUMI illustration : Manako Kuroneko text : Mariko Uramoto, Satoru Kanai, Ami Murasakino edit : Kana Umehara)
2022年03月19日新日本プロレスリング株式会社、株式会社シーズ・ライブは、新日本プロレス50年間の歴史を振り返る企画展『“新日本プロレス50周年記念エキシビション”シンニチイズム~NJPW ism~』を、2022年4月2日(土)から5月8日(日)までキャナルシティ博多(福岡市)で開催します。シンニチイズムビジュアル本展覧会は、「全世代のプロレスファンに楽しんでもらえる展覧会」をコンセプトに立ち上げた新日本プロレス50周年記念展で、第1回東京会場を皮切りに、第2回名古屋(3月21日(月・祝)まで開催中)に続き、現在実施しておりますクラウドファンディングを通じて寄せられる全国巡回を望むファンの熱い思いと21年ぶりに開かれる「WRESTLING DONTAKU 2022」福岡PayPayドーム大会の開催を記念して、第3回福岡会場の開催が決定いたしました。福岡会場では、エンターテインメント複合商業施設「キャナルシティ博多」を舞台に、50年間の軌跡を辿る貴重な品250点以上を展示します。また現在の新日本プロレスへ没入できるリング体験、入場体験など新感覚のプロレスをお楽しみいただけます。50年前の先輩ファンから現役ファンをはじめ、若者からファミリーまで垣根を超えて体感できる新日本プロレス初の展覧会に、是非ご期待ください。本展覧会のチケットを3月19日(土)10:00からローソンチケットで発売します。また福岡会場限定のグッズ付き入場券の発売が決定しました。数量限定のためご希望の方はお早めの購入をお勧めします。■みどころ本展覧会『“新日本プロレス50周年記念エキシビション”シンニチイズム~NJPW ism~』は、新日本プロレスの「過去」、「現在」の全てが、キャナルシティ博多に一挙に集結します。軌跡ゾーン、現代ゾーンから構成される過去から現在までの歴史を感じられる貴重な展示や、東京会場でもご好評いただいた、お客様が特設リングに上がり、その感触などを体感いただける「リング体験」も復活いたします。また福岡会場の特徴として、展示と体験をそれぞれじっくりとお楽しみいただけるよう、(1) 50周年軌跡展示&物販会場(イーストビル2階)、(2) リング&入場体験&現代ゾーン会場(センターウォーク5階ラーメンスタジアム隣接)と、キャナルシティ博多館内に2会場を設けました。これまでの50年の思い出を振り返ると同時に、これからのプロレスが作っていくエンターテイメントを感じながら、本展覧会を通じて、50年に一度のこの瞬間を皆様にお楽しみいただければ幸いです。1. 50周年軌跡展示ゾーン軌跡ゾーンでは、新日本プロレスの原点となった「道場」から遡ります。道場に飾られていたパネルや道場訓など、ここから始まったストロングスタイルを感じてください。進むにつれ、貴重な旗揚げ戦の資料、旗揚げシリーズポスターなどをご紹介しています。皆様の足で歴史をなぞっていただく特別な展示エリアです。・道場新日本プロレスの原点は「道場」にあります。道場に飾られていた、あのパネルや道場訓、新日本プロレスの【創始者】アントニオ猪木さんの道場訓や巨大パネル、山本 小鉄さんのパネルや実際に使われたトレーニング用具など、ストロングスタイル発祥の原点が展示されています。1. 道場・誕生1972年3月6日“旗揚げ戦”新日本プロレスはこの日から始まりました。貴重な旗揚げ戦の資料、旗揚げシリーズのポスター、50年前に開催された、大田区総合体育館での旗揚げ戦の関連資料がズラリと並び、歴史を感じさせるコーナーです。・異種格闘技戦新日本プロレスをメジャーに押し上げた世紀の大決戦、1976.06.26 猪木vsアリの貴重な資料やその後に続く異種格闘技戦の貴重な資料を展示しています。・至宝~NJPWの至宝~数々の歴代チャンピオンベルト、IWGP、G1 CLIMAX、BEST OF THE SUPER Jr.などの歴史を至宝とともに振り返ります。2. 歴代チャンピオンベルト・レジェンド数々のレスラーを産んだ新日本プロレスの中でもレジェンドと呼ばれる初代タイガーマスク、闘魂三銃士、ストロングマシンなどの貴重なコスチュームやマスクなどを展示しています。現在WWEで活躍しているキング・オブ・ストロングスタイル中邑 真輔選手の新日本時代のコスチュームも直近でご覧いただくことができます。3. レジェンドレスラー・ルチャマスクマンマスクマンやルチャリブレに精通する、大川 昇カメラマンが監修するコーナーで、歴史を彩ったレジェンドから、あの試合の破れたマスクなど、貴重なマスクをご覧いただけます。かつて獣神サンダー・ライガー選手が巻いたCMLL世界ミドル級のチャンピオンベルトなど、レアなアイテムがコーナーいっぱいに並びます。4. ルチャマスクマン・イラストレーター坂井 永年とNJPWこれまで新日本プロレスの大会ポスターを手掛けられた、イラストレーター・坂井 永年先生のイラスト原画もたっぷり展示します。レジェンド選手のサイン入りのイラストの中には、あの伝説の二人が並んだ奇跡のお宝も・・・?!5. イラストレーター坂井 永年氏とNJPW2. 現代ゾーン・リング体験実際にリングに上がり、普段は触れることが許されない聖域を五感でたっぷり感じられる体験コーナーです。マットの感触、ロープの固さ、そして永久保存版の記念撮影ができる大好評のコーナーを福岡でご体験ください。・入場体験フォトスポット選手入場シーンが体験できるスペシャルゾーンでは、入場テーマ曲ときらびやかな照明の豪華な演出で、想像を超える高揚感と興奮とともに限りなくリアルな入場体験をお楽しみいただけます。・調印式&記者会見体験調印式やバックステージを再現。まるで選手になった気分で調印式の様子を記念撮影していただけます。6. リング体験7. 入場体験8. バックステージ体験3. 物販コーナー新日本プロレス50周年展覧会シンニチイズムで先行発売グッズ&限定グッズを多数販売予定です。■開催概要催事名:「WRESTLING DONTAKU 2022」福岡PayPayドーム開催記念“新日本プロレス50周年記念エキシビション”シンニチイズム~NJPW ism~ with キャナルシティ博多会期 :2022年4月2日(土)~5月8日(日)時間 :11:00~19:00(最終入場は18:30)会場 :キャナルシティ博多(1) 展示会場:イーストビル2階(2) 体験会場:センターウォーク5階(ラーメンスタジアム隣接)主催 :新日本プロレスリング株式会社、株式会社シーズ・ライブ後援 :九州朝日放送株式会社協賛 :神楽酒造株式会社入場料:一般 2,000円 小中高生 1,000円グッズ付入場券 3,000円※税込価格。※前売、当日料金共通。※福岡会場限定グッズ付入場券は数量限定。※(1) 展示会場 (2) 体験会場の2会場にご入場できます。チケットは2枚発券されますので、各会場でお渡しください。※チケットをお持ちの18歳以上の保護者1名につき、同伴の未就学児1名まで無料です。※特典グッズはオリジナルデザインのクリアファイル3種(非売品)を予定しています。※グッズはご入場当日の受付でお受け取りください。※再入場は出来ません。※チケットは日時指定制ではございません。会期中1名様1回限り有効です。※小中高生券は、購入時または入場時に年齢確認のため学生証などのご提示をお願いする場合がございます。※購入後の変更・キャンセル・払い戻しはできません。※いかなる場合においてもチケットの再発行はいたしません。※混雑時にはご入場を制限する場合がございます。※ご来場の際は新型コロナウイルス感染拡大防止対策や注意事項をご確認の上、係員の指示・誘導に従ってください。お守りいただけない場合は、入場をお断りする場合や退場していただく場合もあります。グッズ付入場券の特典グッズは福岡会場限定オリジナルデザインのクリアファイル3種(非売品)です。棚橋 弘至選手、オカダ カズチカ選手、内藤 哲也選手の3枚セットです。※数量限定のため、無くなり次第終了となります。※特典グッズの引き換えはイーストビル2階の展示会場でおこないます。※特典グッズの引き換えにはグッズ付入場券が必要です。■チケット発売情報3月19日(土)10:00よりローソンチケットで発売開始店頭購入 : ローソン・ミニストップ店内Loppi(Lコード88850)インターネット予約: ■お問い合わせ[展覧会に関するお問い合わせ]シンニチイズム福岡運営事務局TEL : 080-7991-9180公式HP: [施設に関するお問い合わせ]キャナルシティ博多情報サービスセンターTEL:092-282-2525 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月16日俳優のムロツヨシが出演する、NTTドコモの新CM「U30 ロングプロレス」編が、25日より放送される。新CMは、プロレスのリングを舞台にムロが実況者として登場。赤のスーツに身を包んだ「ドコモ」と黒い覆面の「プライス」が世紀の一戦を繰り広げるといった内容だ。ゴングがなり、早速「プライス」を攻める「ドコモ」。プライスダウンを取るも、家計圧迫固めで返り討ちにされてしまう。厳しい戦況の中、ドコモが必殺「U30 ロング割固め」を繰り出し、見事勝利。あまりの激闘に、思わず熱くなってしまったムロがリングに乱入し、実況を届ける。撮影では、実際のプロレスリングを設置。リングロープやマットまで本物同様のものを使用しており、アルバイトでプロレス会場を設営していたこともあるというムロは、その作り込み具合にとても驚いた様子だった。また、ムロはエキストラに「カットがかかるまでいけー︕」と声をかけたり、手拍子を扇動して盛り上げたりしながら現場ではOKを連発し、演技の引き出しの多さをみせた。■ムロツヨシインタビュー――実況者役について教えてください。実況役は(今まで)おそらくないと思います。プロレスの実況みたいなのは楽しかったです。昭和生まれなので、昭和のプロレス中継をインターネットで探して真似事にならないようにがんばりました。――CM内での役について。あんまり決まりきった狭い考えではなく、役を広げようと思って。リングにも上がっていいアナウンサーだったので、それは実際にはないんでね(笑)。そこは自由にやらせていただきました。今回の監督とは(撮影を)何回もやっていますので、「ここ遊ぶな、あいつ」と思われた時はカットがかかりません。さっき(現場で)繋いだのを見てみたら全部切られていました。それは良いんです。そういう関係性で(笑)。そういう関係性で上手くやっていけたらなと思っています。――特製のプロレスリングはいかがでしたか?本物のリングだったんですよ、バネとか。赤に装飾されているのでかっこいいなと思いました。実は撮影の合間(ロープで)遊んでいました、一人で。
2022年02月24日ザ・リーサルウェポンズが、2021年11月13日に開催したプロレスと音楽の融合イベント『新宿バトルロイヤル』の模様を2月16日21時よりYouTubeで全編公開することを発表した。獣神サンダーライガー同イベントは実況&解説にBANBANBANを迎え、獣神サンダーライガー、DJ KOO、たけし軍団(ラッシャー板前、グレート義太夫)ら芸人、タレント、アーティストに加え、地元都立家政駅の商店街の人達など総勢16名が出演。ザ・リーサルウェポンズの集大成的イベントとなっている。DJ KOO左からグレート義太夫とラッシャー板前ザ・リーサルウェポンズは、メジャー1stアルバム『アイキッドとサイボーグジョー』を2月23日にリリースする。アルバムジャケットは、ストリートファイターIIのビジュアルやキャラクターデザインで知られるイラストレーターのあきまんが書下ろした。今作は、1stシングルから4thシングルや1st EPに収録された表題曲を網羅するほか、新曲としてカプコン公式バンド「カプチューン」とコラボした「昇龍拳が出ない feat.カプチューン」、映画『トップガン』主題歌「デンジャーゾーン」カバー、上坂すみれ提供曲「快走!ラスプーチン」セルフカバー、80年代ギターヒーローをオマージュした「さよならロックスター」、「20001年宇宙の旅」、「パーティースーパースター」、「川中島の戦い」、「ポンズのテーマ」の8曲を含む全15曲を収録。また初回生産限定盤には、コロナ前の2020年1月16日に東京・リキッドルームで開催されたワンマンライブの模様を録音した「ツイン怒号システム爆音ライブ音源CD」が、完全生産限定盤には、ライブ参戦前に読むと10倍楽しめるという映画さながらのA4サイズ豪華パンフレットが付属する。ザ・リーサルウェポンズ『新宿バトルロイヤル 』<公演情報>『新宿バトルロイヤル』2022年2月16日(水) 21:00~ 新宿Face【出演者】ザ・リーサルウェポンズ(アイキッド / サイボーグジョー)/ ディーゼル / ナミダ / ウィップ星人 / ホッケー社長 / NOモーション。/ 店長 / BANBANBAN 山本 / ファルポン feat. ショッカー / ポンズロボ feat. グリーン兄さん / カイル・カード / ラッシャー板前 / グレート義太夫 / 獣神サンダーライガー / DJ KOO実況&解説:BANBANBAN(鮫島、山本)【セットリスト】01. 80年代アクションスター02. スーパーカブ イズ No.103. 熱血ティーチャー04. シェイキン月給日05. プレミアムフライデーナイト06. 毎日たのしい1週間07. 昇龍拳が出ない08. 都立家政のブックマート09. 特攻!成人式10. 雨あがる11. 合体!ポンズロボ12. 東海道中膝栗毛13. ホッピーでハッピー14. プータロー15. 半額タイムセール16. 94年ジュニアヘビー17. 押すだけDJ18. きみはマザーファッカー<リリース情報>ザ・リーサルウェポンズメジャー1stアルバム『アイキッドとサイボーグジョー』2022年2月23日(水) リリース●完全生産限定盤:4,800円(税込)・A4劇場版風 豪華パンフレット仕様・インタビューやコラム付き・15曲収録(1CD)『アイキッドとサイボーグジョー』完全生産限定盤ジャケット●初回生産限定盤:3,800円(税込)・紙ジャケ仕様・幻の爆音絶叫ライブCD付き・全24曲収録(2CD)『アイキッドとサイボーグジョー』初回生産限定盤ジャケット●通常盤:3,300円(税込)・15曲(1CD)【CD収録曲】※全形態共通01. 20001年宇宙の旅(New)02. パーティースーパースター(New)03. 川中島の戦い(New)04. さよならロックスター(New)05. 半額タイムセール06. 毎日たのしい1週間07. デンジャーゾーン(New)08. 雨あがる09. 94年のジュニアヘビー ~ザ・スコア~10. 快走!ラスプーチン(New)11. 特攻!成人式12. 合体!ポンズロボ13. ポンズのテーマ(New)14. 押すだけDJ15. 昇龍拳が出ない feat.カプチューン(New)【ツイン怒号システム爆音ライブCD】※初回生産限定盤のみ1. 80年代アクションスター2. 熱血ティーチャー3. サイボーグメカニンジャ4. 東海道中膝栗毛5. シェイキン月給日6. Super Cub is No.17. プータロー8. なんでやねん9. ホッピーでハッピー「昇龍拳が出ない feat.カプチューン」MV予約リンク:<ライブ情報>『ポンズの野望・全国版~もうがまんできねえ~』2月26日(土) 大阪・Banana Hall3月5日(土) 札幌・Bessie Hall3月12日(土) 名古屋・Electric Lady Land3月21日(月・祝) 東京・Liquid Room全公演:開場 17時 / 開演 18時チケット購入リンク:関連リンクHP
2022年02月15日タレントのLiLiCo、夫で純烈の小田井涼平らが11日、都内で行われたDDTプロレス「LiLiCo引退試合対戦カード発表記者会見」に出席した。3月20日に東京・両国国技館で開催される「Judgement2022~DDT旗揚げ25周年記念大会~」において、LiLiCoのプロレス引退試合が決定した。LiLiCoのタッグパートナーとして、CyberFight副社長兼選手の彰人に加え、LiLiCoの夫で純烈の小田井涼平が参戦。小田井はプロレスデビュー戦となる。また、ほかの純烈のメンバー、酒井一圭、白川裕二郎、後上翔太も、セコンドとして参戦する。LiLiCoは「2020年の8月に大ケガをしまして、膝の皿が真っ二つに割れて、これは完治しません。ずっとこれと付き合わないといけない。すごく苦しいリハビリも今やっている」とケガに言及。そのときに一度立ち止まって自分が一番輝いている瞬間を考えると、「プロレスをやっているときが輝いていたし、幸せだったし、気持ちも強かったし、整っていた」とすぐ答えが出たそうで、「本当はプロレスを続けたかったんですけど、完治しないということなので、とはいえ、どうしてももう1回だけ戦いたいとお願いしました」と引退試合への思いを語った。続けて、「最後に戦うのであればぜひ、私をずっと守ってくれて、ずっと支えてくれている主人の小田井に一緒にいてほしい。強いとか言われるんですけど、守られているなというのは会ったその日から感じているので」と小田井を指名した理由を説明。「ダンスはしているけどそんなに運動は。なかなか難しいと思いますが、そばにいてもらうことが大事なことだと思ってお願いしました」と語り、「彰人はタイプだからお願いしました」と加えた。小田井は「現時点で僕は全く整っていません。プロレス未経験ですし、戦いの場としてリングに上がったことはありませんので、ここから整えていきたいなと思っている」と述べ、「僕は正直、やめてほしいなと言うのが本音。膝のケガと付き合っていきながら生活していくので、その状態で試合をすることが彼女にとっていいのかどうなのか、夫として考えるところではあった」と本音も吐露した。それでも、「ケガをして病院に運ばれて、麻酔で意識がもうろうとしているときに、先生との筆談で『プロレスはできますか?』と書いた。無意識の中でもプロレスのことを気にしているんだなと思いました」とLiLiCoのプロレスへの思いを理解し、「彼女の左膝の代わりとなって戦いたいなと思っています」と話すと、LiLiCoは「ありがとう」と感謝。小田井は「守ります!」と力強く宣言する場面もあった。なお、LiLiCo&小田井涼平&彰人 with 純烈(酒井一圭、白川裕二郎、後上翔太)の対戦相手は、男色“ダンディ”ディーノ&飯野“セクシー”雄貴&今成“ファンタスティック”夢人に決定した。
2022年02月11日タレントのLiLiCo、ムード歌謡コーラスグループ・純烈が11日、都内で行われたDDTプロレス「LiLiCo引退試合対戦カード発表記者会見」に出席した。3月20日に東京・両国国技館で開催される「Judgement2022~DDT旗揚げ25周年記念大会~」において、LiLiCoのプロレス引退試合が決定した。LiLiCoのパートナーとして、CyberFight副社長兼選手の彰人に加え、LiLiCoの夫で純烈の小田井涼平が参戦。小田井はプロレスデビュー戦となる。また、ほかの純烈のメンバー、酒井一圭、白川裕二郎、後上翔太も、セコンドとして参戦する。なお、LiLiCo&小田井涼平&彰人 with 純烈(酒井一圭、白川裕二郎、後上翔太)の対戦相手は、男色“ダンディ”ディーノ&飯野“セクシー”雄貴&今成“ファンタスティック”夢人に決定した。
2022年02月11日ワールド女子プロレス・ディアナ(神奈川県川崎市幸区2-16-1 )2021年10月10日(日)11:30am試合開始~後楽園ホール(東京都文京区後楽1丁目3-61)にて、ワールド女子プロレス・ディアナ結成10周年記念大会第2弾を行います。当日行われます全5試合の対戦カードが確定致しました。2021年10月10日(日)後楽園ホールマッチ 10:30am開場 11:30am開始 ワールド女子プロレス・ディアナ 結成10周年記念大会 第2弾結成10周年に相応しい豪華な対戦カードとなりました。セミファイナルは、ジャガー横田プロデュースのタイガー・クイーンと、ジャガー横田が対戦。越中詩郎と西村修をそれぞれパートナーに迎え男女混合戦を繰り広げます。メインイベントは、井上京子&神取忍&アジャコング&井上貴子のベテラン勢が、梅咲遥&笹村あやめ&進垣リナ&三浦亜美の若手レスラーと対決。戦う3児の母・佐藤綾子は中森華子をパートナーに迎え、毒蜘蛛・テクラとAKARIにヒールチームの戦い。高速技でいつも会場を魅了するマドレーヌは、優宇とシングルマッチ。デボラKは川崎市公認プロレスラー「かわさきレインボー☆ガール」と初対戦。ワールド女子プロレス・ディアナ 結成10周年記念大会第2弾第1試合 かわさきレインボー☆ガール VS デボラK初!対戦カード第2試合 マドレーヌ VS 優宇マドレーヌの高速技で会場を魅了するか!第3試合 佐藤綾子&中森華子 VS テクラ&AKARI戦う3児の母・佐藤綾子が華麗に魅せる!第4試合 ジャガー横田&越中詩郎 VS タイガー・クィーン&西村修【男女混合戦】タイガー・クイーンのプロデューサー ジャガー横田とタイガー・クイーンが直接対決第5試合 井上京子&神取忍&アジャコング&井上貴子 VS梅咲遥&笹村あやめ&進垣リナ&三浦亜美ベテラン勢 VS 若手女プロレスラー、夢の対戦カードに目が離せない!チケットはDiana公式オンラインストア( )で販売中です。本大会では、多くの女性の方々からいただいた声を受けて、女性限定シート(3,000円)を席数限定で新設しました、この機会にぜひプロレス体験をお楽しみください。◇チケット料金Diana オンラインストアよりご購入いただけます。 ・SRS(ピンク)¥15,000・RS(グリーン)¥10,000・指定A(ホワイト)¥6,800・指定B(イエロー)¥4,600・指定C(オレンジ)¥3,500・初観戦女性限定シート(パープル)¥3,000(今回新設/web限定)※座席の指定は出来ません。ご希望の座種を選択してください。※当日は、¥500アップチケット座席表(席の指定はできません。あらかじめご了承ください。)【大会詳細】場所:後楽園ホール(東京都文京区後楽1丁目3-61)開場:10:30 開始11:30【出場予定選手】(順不同)井上京子、ジャガー横田、佐藤綾子、梅咲遥、マドレーヌ、アジャコング(OZアカデミー)、神取忍、井上貴子(ともにLLPW-X)、中森華子、AKARI(ともにPURE-J)優宇(プロレスリングEVE)、テクラ(アイスリボン)笹村あやめ、進垣リナ(ともに2AW)タイガークイーン(ストロングスタイルプロレス)、デボラK(フリー)、越中詩郎(Office K2)、西村修(フリー)、三浦亜美当大会のご取材及び、事前の掲載に関してご希望される報道関係者の方はお手数ですが、ワールド女子プロレス・ディアナ PRESS事務局までご連絡をお願いいたします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月01日有限会社ハードコアチョコレート(本社:東京都中野区、代表取締役:宗方雅也、以下 ハードコアチョコレート)は、プロレス団体「W★ING」とのコラボレーション商品として、コラボレーションTシャツ3種を2021年9月に発売いたしました。W★ING【商品概要】・ザ・ヘッド・ハンターズ/首狩り族(ダークブラウン) ・ビクター・キニョネスと怪奇派軍団/吐きだめの悪魔たち(凶悪ブラック) ・ファイヤーデスマッチ/南港街の悪夢(インディゴ) プロレスファン、コアチョコファンが待ち望んだコラボがようやく実現!あの伝説の団体「W★ING」との待望のコラボレーションだ!90年代インディーシーンに咲いたドス黒い華。FMWから毒を抽出し、増幅させたような危険で刺激的な団体がW★INGなのだ!初期こそ格闘三兄弟路線、大物レジェンドを頼りにした「迷い」があったが、ミスター・ポーゴと松永光弘のデスマッチ路線で局地的に大ブレイク!他団体にないケレン味で、「W★INGフリーク」と呼ばれる熱狂的なファンを生んだ!ビクター・キニョネス率いるプエルトリコ勢、迎え撃つ日本人たち、魑魅魍魎の怪しい怪奇派レスラーが世界中から集結!奇抜な試合方式も連発に次ぐ連発で、後楽園ホールは毎回満員となった!団体は軌道に乗っていたかと思われたが、放漫経営により崩壊。わずか数年で伝説の幕を下ろす事となる。しかしW★INGは死なず!幾度となく復活・崩壊を繰り返し、ライバル団体・FMWでも「W★ING同盟」というユニットとして復活!その魂は関係したレスラーの胸にいつまでも宿っている!そしてW★INGフリークにも!■ザ・ヘッド・ハンターズ/首狩り族(ダークブラウン) 今回は旗揚げからの目玉外国人「ザ・ヘッド・ハンターズ」が待望の登場!来日する度に大きく成長する驚異の双子レスラーが目に焼き付いて離れないファンも多かろう!直訳の「首狩り族」をモチーフにフロントでは「デブちゃん」達が迫力満点の姿で吠える!そしてバックプリントでは本物の生首が貴方を襲う!世にも恐ろしい、オシャレとは真逆の、究極の勝負服が完成した!!!■ビクター・キニョネスと怪奇派軍団/吐きだめの悪魔たち(凶悪ブラック) 今回はW★INGの顔とも言えるビクター・キニョネスと怪奇派軍団をフューチャー!フロントの集合写真もかなりヤバめだが、バックプリントがまあ圧巻!アイツもヤバイ、こいつもヤバイ!まさに「吐きだめの悪魔」たちがここに集結!飲み屋で当てっこなんてしたら、それはもう変態だ!!!■ファイヤーデスマッチ/南港街の悪夢(インディゴ) 今回は代名詞と呼ばれるデスマッチ!リングのまわりに火炎トーチ20本が設置されたプエルトリコスタイルのファイヤーデスマッチ!大阪・南港で行われた悪夢の一戦「松永光弘vsフレディ・クルーガー」を大フューチャー!キニョネスの介入で火だるまにされかけた松永だが、最終的には火炎トーチの上にフェイスクラッシャーで逆転勝利したあの一戦!オシャレとは真逆の、究極の勝負服が完成した!!!W★ING×ハードコアチョコレート全6種 【Tシャツ概要】定価 :4,400円(税込)サイズ:S :着丈65cm×身幅49cmM :着丈69cm×身幅52cmL :着丈73cm×身幅55cmXL :着丈77cm×身幅58cmXXL:着丈81cm×身幅63cm※店舗等でも同時に発売している為、在庫切れの場合もございます。ご了承ください。【販売場所】○東中野 ハードコアチョコレートヘッドショップ ○ハードコアチョコレート大阪 (Google Map)○ハードコアチョコレート オンラインストア ○ハードコアチョコレート Amazon.co.jpストア 【ハードコアチョコレート会社概要】映画やプロレス、漫画にアニメ、特撮…更には萌えまで…コアな題材をパンキッシュなデザインで飲み込み、1999年ブランド設立以来、様々なアンダーグラウンドシーンで話題を巻き起こす。正しく、けたたましく雑食“ハードコアな”Tシャツアパレルブランド。“過激だけどクール”で洗練されたデザインは国内外のコアなTシャツユーザーに圧倒的な支持を得ており、Tシャツ界の悪童の異名を持つ。商号 : 有限会社ハードコアチョコレート所在地 : 〒164-0003 東京都中野区東中野4丁目10-16 クレールOSY 1F法人設立: 2002年2月代表者 : 代表取締役 宗方雅也事業内容: Tシャツほか衣類のデザイン、製造、販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月28日9月19日、格闘家デビューした日のへずまりゅうと立花孝志氏「先日、格闘家に転向したへずまりゅうさん目当てでデビュー戦を見に行ったんです。そしたら、控室でとんでもない話になって……」試合を観戦したAさんが現場の「裏話」を暴露する――。■コロナをばらまき県を横断今年8月27日に懲役1年6月、保護観察付き執行猶予4年の判決を言い渡されていた元“迷惑系ユーチューバー”のへずまりゅうこと、原田翔大氏(30)。昨年7月、魚の切り身を盗んだなどとして窃盗や威力業務妨害などの罪に問われていた。「事件当時、彼は新型コロナウイルスに感染しているにもかかわらず県を横断。周囲にコロナを撒き散らしながら迷惑行為を繰り返したことで、山口県知事から名指しで批判されました」(スポーツ紙記者)逮捕後は地元の山口県防府市にあるラーメン屋で雇ってもらい、“二度とユーチューブはやらない”と宣言しながら更生を誓って働いていた。「判決の際には頭を丸坊主に刈り上げて反省の言葉を述べていたんですが……。裁判が終わるなり約束を破り“ユーチューブ復帰”を宣言。東京に再上京して再起を図っています」(同・スポーツ紙記者)そんなへずまりゅうにかねてから関心を寄せていたのが、国政政党「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」党首の元参議院議員・立花孝志氏(54)だ。立花氏は9月19日、へずまを参院山口選挙区補欠選挙(10月24日投開票)に、新人候補として擁立することを発表。さらには、「へずまは、格闘家転身も表明。今月19日には歌舞伎町にある競技場で行われた素人異業種格闘技戦『hatashiai』で格闘家としてデビューを果たしています」(同・スポーツ紙記者)■「へずまりゅうは嫌いだから」冒頭のAさんは、活躍を楽しみにいていたのだが、「結果は黒人ファイターのジャスティンにKO負け。2ラウンド開始15秒での無残な敗北でした。失望しながら終了後に控室に行ったのですが、そこでもっと酷い光景を目にしました」チケットを購入することで入ることができたという控室には、前出の立花氏の姿もあった。政界進出に向けて弾みをつけたいと考えたようで……。「試合終了後に控室で突然、立花さんが大物ユーチューバーでプロレスラーのシバターさん(35)に電話をかけたんです。立花さんは話題作りのためにも、へずまりゅうさんとシバターさんとのマッチアップを実現したかったみたいです。必死になって、本人に試合の申し出をしていました」(Aさん、以下同)ところが返答は……。「即答で『ノー!』でした(笑)。クラウドファンディングでファイトマネーを出すと言って立花さんは説得していましたが、シバターさん的には“へずまりゅうは嫌いだから”とのことで想いは届かず。立花さんは1000万円でも、1億円でも出すという意気込みで交渉していました。もしお金が足りなければ、スポンサーになってくれる企業もあるとかなんとか……。それでもシバターさんサイドの拒絶反応は覆らなかったようですね」シバターからしてみれば、対決に値しない『噛ませ犬』と感じたのだろう……。「立花さんは21日の17時から、党の定例会見でへずまさんの政界進出を発表すると話していました。悪質行為で全国にその名をとどろかせた彼が出馬するなんて、地元・山口県の人からしたらいい迷惑ですよね(苦笑)」投げやり状態となったへずまりゅうの暴走は、東京でできた“悪友”にもそそのかされて止まることを知らない……。
2021年09月21日インターネットが発展し、SNSが普及したことによって、著名人への誹謗中傷が深刻な問題となっている昨今。相手の顔が見えないことから、画面の向こうに生身の人間がいることを実感できず、攻撃的な言動をとってしまう人が増えているのでしょう。2020年5月には、プロレスラーとして活躍していた木村花さんが22歳という若さで命を絶ち、誹謗中傷行為の恐ろしさについて多くの人が再認識しました。しかし、木村花さんの件があったにもかかわらず、悲しいことに著名人に対する誹謗中傷行為は絶えません。木村花の母親を誹謗中傷した男性が書類送検に2021年9月16日、木村花さんの母親であり、元女子プロレスラーである木村響子さんを誹謗中傷したとして、警視庁は40代男性を書類送検しました。産経ニュースによると、男性はインターネット上で木村響子さんを中傷したとして、侮辱容疑をかけられているとのことです。誹謗中傷によって我が子を失った母親を中傷する、という事件に、ネットでは多くの人から「猛省してほしい。許される行為ではない」「信じられない。どうして母親まで」といった声が上がりました。木村響子さんは木村花さんの一件を受け、侮辱罪の厳罰化を求める活動を開始。署名を求めるサイトでは、このように思いを明かしています。現状、誹謗中傷の被害者は泣き寝入りせざるを得ないか、開示を選んでも、数ヶ月はさらなる誹謗中傷に耐えなければならず、その間に名誉は傷つけられ続け、どんどん心を病み、追い詰められ、時に命が失われれることがあると考えております。裁判所は、よく事後的に回復できると言いますが、そんなに簡単なことではございません。人の心はそれほど簡単に回復しないことは、国も行政も司法ももっと知るべきだと思っています。もちろん誹謗中傷をした人の特定がスムーズになされる法整備は引き続き必要です。でも、 私は、1人でも多くの方々を救うためには、侮辱罪の厳罰化も不可欠だと考えています。今もインターネット上の誹謗中傷により苦しでいる人が日本中に多くいます。1日でも早く厳罰化をして欲しいと考えています。Change.orgーより引用2021年9月現在の侮辱罪について「人の命を奪う可能性があるにもかかわらず、令和の時代に合った罪の重さではない」という木村響子さん。木村響子さんがいうように、著名人に限らず誹謗中傷行為で多くの人が深い傷を負っています。中には、命を絶ってしまうほど追い詰められた人もいるでしょう。「自分が泣き寝入りすることで、さらに被害者が増えてしまう」という考えから、誹謗中傷行為にしかるべき処置をする著名人も増えてきています。インターネットは匿名ではありません。誹謗中傷をする人たちが減り、1人でも傷付く人が減ることを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2021年09月16日「障がい者を笑いものにするな」という視聴者からの声をきっかけに、徐々に衰退していってしまった「こびとプロレス」をご存知だろうか。小人症という名の障害を持つ、“こびとレスラー”は、日本に2人しかいない。そのうちのひとり、プリティ太田(43)にこびとプロレス存続の危機と未来を聞いたー。試合後のプリティ太田とミスター・ブッダマン「むしろ笑ってくれ」そう笑顔で語ったのは身長141cmの“こびとレスラー”ことプリティ太田(43)だ。こびとプロレスはミゼットプロレスとも呼ばれ、成長障害を持った小人症という低身長のレスラーがリングに上がり、熱戦を繰り広げるプロレスだ。小人症のレスラーだけが所属するこびとプロレスは『全日本女子プロレス』に所属し、その前座として活躍してきた。1980年代には『8時だョ!全員集合』(TBS系)や『ドリフ大爆笑』(フジテレビ系)に出演し、お茶の間を楽しませ大きな話題になったが、「障がい者を笑いものにするな」という視聴者からの声がきっかけとなり、徐々に活躍の場は狭まったという。■「こびとプロレス」存続の危機、レスラーは2人だけ「女子プロ全盛期の時は、こびとプロレスは前座だったけど、お笑い要素が強い試合は人気だったそうです。プロレスの試合を見に行ったときにプロレス関係者から名刺を渡されて、それをきっかけに入団しました。僕自身プロレスが好きだったので、スカウトされてうれしかった」と、現役のこびとレスラー・プリティ太田は語る。テレビのゴールデン帯から姿を消したプロレスと一緒に、こびとプロレスの知名度も衰退。プリティ太田は入団したが活躍の場が少ないことにもどかしさを感じているという。それでも彼がプロレスを続ける理由には切実な問題があった。「今、こびとレスラーはミスター・ブッタマンさんと僕だけなんです。過去に所属していた選手たちは体力的な問題や年齢などもあって引退してしまいました。なので、僕かブッタマンさんのどちらかが引退してしまうとレスラーが1人になってしまう。そうなると戦う相手がいなくなってしまうんですよ。でも伝統ある“こびとプロレス”を僕の世代で終わらせたくないと思っています」現在レスラーは2人しかおらず、危機的な状況に陥っている。衰退した背景には、戦いたいというレスラーの意思に反し、「障害=かわいそう」と勝手に決めつけた、視聴者やテレビの自粛も起因している。しかし、プリティ太田は、存続の危機を嘆いてばかりいられないと前を向く。「そもそも、こびとプロレスというものがあるってことが世間には広まっていないと思うんです。今は少しでも多くの人に存在を知ってもらって、興味をもってもらいたい。レスラーになりたいと思う小人症の人が少ないのは百も承知ですが、一緒にこびとプロレスの楽しさや、やりがいを感じてもらいたいんですよね! そうなれば、ずっと同じだった対戦カードにバリエーションが出て、もっと観客を楽しませることができると思うんです」と、目を輝かせる。存続させるためには、メディア出演も意欲的にこなしている。なかでも全国地上波の番組には、知名度を上げるにはうってつけだといい、オファーがあれば積極的に受けているようだ。「『水曜日のダウンタウン』(TBS系)に出演したときはかなり反響がありましたね! 依頼が来たときはすごいうれしかった。何で出るかわからなかったのですが、ふたつ返事でOKしましたよ(笑)」■誰かを笑顔にしたい気持ちそんなプリティ太田は、2、3か月に1回できればいい方というこびとプロレスのために、定職にはつかずアルバイトで生計を立てている。「いつプロレスの試合ができるかわからない。その機会を逃したくないんです! もしかしたらそのプロレスを見てファンが増えるかもしれない。やりたいと思う若い世代が入ってきてくれるかもしれない。40代なので将来に不安もありますが、それでも会場での観客の笑顔や声援を見たらまだ頑張りたい! って思ってしまうんですよね(笑)」本当はプロレス一本で生計を立てていきたいのが本音。しかし、突然飛び込んでくる女子プロレスの前座、地域のイベントやメディア出演を最優先にしたいと思い、融通のきくアルバイトを選んだ。試合の予定が入れば、対戦相手となるブッタマンと入念な打ち合わせしたいところだが、専用の練習用のリングがないため、身体作りしかできないという。「こびとプロレスは“お笑い要素”がかなり強いので、対戦前に構成を組んで、どうやったら面白く見えるか、本当はもっとしっかり考えたいんです。でも現状はリングがないので細かい構成が組めず観客に見えにくくなってしまうことも……。それでも、“障がい者を笑いものにするな”という概念を取っ払って僕たちのエンターテイメントを楽しんでもらうためには、どうしたらいいのか日々考えています。笑っていいのかわからないみたいな空気になるよりも、むしろ笑ってくれって思ってるんですよ」そんな彼らの背中を押すようにプロレスラーの蝶野正洋やダンプ松本など名だたるレスラーが活動を支援している。「蝶野さんはまだ一度も面識はないんですが、2017年に『探偵ナイトスクープ』(朝日放送テレビ)に僕が出演した際、スタジオゲストとしてご覧になっていたようで、最近の僕の発信などにもSNSで反応してくれました。ダンプさんとは現在やっている『MAZEKOZEアイランドツアー』の繋がりもあって同じリングの上で会場を一緒に盛り上げてくれます」『MAZEKOZEアイランドツアー』とは、多様な人々の存在を知り、そして理解してお互いを認め合う共生社会の現実をテーマにしたイベント。女優の東ちづるが総指揮を取り、東京パラリンピックの公式文化プログラムとしても注目されている。こびとプロレスが存続の危機にありながらも、プリティ太田は明るく前向きでいたいと語る。意欲的になるのは自身の障がいを個性と捉え、そして純粋にプロレスが好きだという気持ち、さらには人を喜ばせたいというサービス精神からなるもの。「こびとプロレスはエンターテイメントなので、野次も声援も僕たちの糧。最後の一人になってしまうかもしれないと思うことよりも次はどんなお笑いを届けようか、こんな構成は面白いかなって考えるようにしてます。根っからのプロレス好きなだけかもしれないですけどね(笑)。誰かを笑顔にしたいって気持ちは小人症の僕でも一緒なんですよ」リングの上で戦うプリティ太田の目は、熱い気持ちに満ち溢れていた。PROFILE……●プリティ太田●1978年生まれ、茨城出身。日本で2人しかいないこびとプロレスラー。俳優としても活躍。141cmで小人症。2004年に全日本女子プロレスに入門するも、2005年に解散したため「全女最後の新人」。Twitter@PrettyOhta
2021年09月04日「元気ですかー!」という力強い掛け声で現役時代から親しまれてきた、元プロレスラーのアントニオ猪木さん。きっとほとんどの人が、猪木さんの名前を聞くと健康的な身体つきや、パワフルな声を思い浮かべるでしょう。2021年の猪木さんの姿に、多くの人から驚く声が上がっています。アントニオ猪木の、闘病中と現在の姿に驚く声2020年2月にYouTubeチャンネル『最後の闘魂』を立ち上げ、動画を投稿している猪木さん。動画で過去の試合について振り返ったり、コロナ禍で落ち込んでいる人にエールを送ったりと、視聴者に元気を届けています。『元気』という言葉を体現したような猪木さんですが、2021年1月に腸の病気で入院することに。YouTubeチャンネルでは、半年以上にわたって闘病する姿を動画で公開していました。闘病中の動画では、猪木さんはやせ細り、顔色も悪くなっています。現役時代を知る人は、同一人物だと信じられないでしょう。時には病院のベッドで横になりながら、猪木さんは「本当はもっと大きな声で『元気ですかー!』といいたいんですけどね」といっていました。身体が弱った状態でも、たくさんの人に元気を届けるべく、動画で前向きな姿を発信してきた猪木さん。同年8月28日、猪木さんは退院したことを発表しました。そこには、およそ半年前とは別人に見えるほど、すっかり元通りになった猪木さんの姿が!「私も1歩前進、2歩前進ということでね、徐々にリハビリをやり元気になってきています」と思いを明かし、笑顔で「1、2、3、ダーッ!」とお決まりの掛け声を出しました。持ち前の力強さで見違えるほど回復した猪木さんの姿はネットで拡散され、多くの人から祝福する声や、驚く声が上がっています。・『元気』の象徴のような猪木さんが復活して嬉しい!生命力がすごい。・数か月前の姿と比べると、本当に別人のようだ。まさに『燃える闘魂』だわ。・声の張りも闘病中と全然違う。あの状態から復活できるなんて、さすが。同年3月、猪木さんはリハビリをしながら「今、最大の敵である自分と戦っている」といっていました。いつも前向きに努力し、諦めずに戦い続けたからこそ、元気を取り戻すことができたのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年08月29日日本での新たな公開日が7月2日(金)に決定した映画『ゴジラvsコング』。この度、新日本プロレスとの異種最強コラボレーションが発表された。ワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズ、東宝が提携し、『GODZILLA ゴジラ』(2014)より展開してきた、ハリウッド版『ゴジラ』シリーズと『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)の壮大な世界観がクロスオーバーする「モンスター・ヴァース」シリーズ。その第3弾、ド迫力の怪獣バトルを描いた『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』は2019年5月31日に全世界同時公開され、大ヒットを記録した。そして今年、ついに夢の対決が実現。映画史上最も象徴的な二大モンスター、<破壊神>ゴジラと<守護神>コングが激突する待望のシリーズ最新作『ゴジラVSコング』がついに公開される。本作では、かつて日本で制作された『キングコング対ゴジラ』(1962年)以来となる夢のマッチメイクが、再び実現。また、人気実力共に日本を代表する俳優へと進化を続ける小栗旬が出演する。今回小栗が演じる芹沢蓮は、ハリウッド版『ゴジラ』シリーズ前二作で渡辺謙が演じた芹沢猪四郎博士の息子という、重要な役どころ。日本において数々の主演作で大ヒットを飛ばしてきた小栗が、本作で鮮烈なハリウッドデビューを飾り、世界へ進出する。すでに公開された42の国と地域では、全ての国で映画週末興行ランキングNO.1を獲得する特大ヒットを記録しており、北米では3週連続ランキング1位と累計で9,900万ドルを突破。さらに、その他の国と地域でも大ヒットを記録し、公開された42の国と地域でNO.1を獲得した。全世界累計興収もすでに43,800万ドル(約479億円)を突破するなど、世界中で話題となっている『ゴジラVSコング』がついに7月2日(金)に上陸する。公開に向けてカウントダウンが始まり盛り上がる最中、本作と新日本プロレスのコラボレーションが決定。モンスター界最強のゴジラがなんと新日本プロレスのリングに初上陸し、大のゴジラ好きで知られるレジェンドレスラーの獣神サンダー・ライガーの指導の下、ゴジラが新日本プロレスの入団テストを受けるとか。果たして、怪獣王ゴジラは人知を超越した能力で、プロレス界最高峰と言われる新日本プロレスの門をもこじ開け、合格することが出来るのか。さらには、昨年の引退後初めてバイオアーマーに身を包んでリングに上がった獣神サンダー・ライガーと怪獣王ゴジラとの究極マッチへと展開。ゴジラの新必殺技が飛び出す。その模様を収めた像がYouTubeにて本日公開となる。さらに、オカダ・カズチカや棚橋弘至らの人気レスラーが参戦して2年ぶりに復活する『KIZUNA ROAD 2021』、真夏に全国にてアツい戦いが繰り広げられる『SUMMER STRUGGLE 2021』という新日本プロレスを代表するビッグマッチシリーズ大会とのコラボレーションも決定。大会のコラボポスターが完成した。選手が大技を決める度に見せるオーバーリアクションが代名詞の新日本プロレスの名物レフェリー・レッドシューズ海野が、『ゴジラVSコング』のビッグマッチを裁く究極のコラボビジュアルとなる。コラボポスターは6月14日(月)より大会会場や闘魂ショップ・ゴジラショップ等に掲出予定。ぜひ注目してほしい。■ゴジラ新日本プロレス入団テスト映像<コメント>■獣神サンダー・ライガーゴジラが新日本プロレスに入団できるかどうかというテストを行ないました!ライガー対ゴジラのリングでの異次元対決をぜひ見て頂ければと思います!■レッドシューズ海野(新日本プロレスレフェリー)こんな試合をさばいたことなかったです!ゴジラとコングのバトルが究極すぎて、死ぬかと思うくらい命と魂を削ったレフリングでした。【新日本プロレス『KIZUNA ROAD 2021』『SUMMER STRUGGLE 2021』大会概要】■KIZUNA ROAD 2021・6月14日(月)〜16日(水) 東京・後楽園ホール・6月18日(金) 静岡・キラメッセぬまづ・6月20日(日) 茨城・リリーアリーナMITO(水戸市民体育館)・6月22日(火)〜23日(水)東京・後楽園ホール・6月26日(土) 宮城・仙台サンプラザホール・6月28日(月) 愛知・名古屋国際会議場・イベントホール・6月29日(火) 富山・高岡テクノドーム・7月1日(木)〜2日(金) 東京・後楽園ホール■SUMMER STRUGGLE 2021・7月10日(土)〜11日(日) 北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ・7月13日(火) 青森・新青森県総合運動公園 マエダアリーナ・サブアリーナ・7月14日(水) 秋田・ナイスアリーナ(由利本荘アリーナ)・7月17日(土) 東京・後楽園ホール・7月19日(月) 茨城・龍ケ崎市総合体育館「たつのこアリーナ」・7月22日(木・祝)〜23日(金・祝) 大阪・大阪府立体育会館・第1競技場(エディオンアリーナ大阪)・7月24日(土) 愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)・7月27日(火)〜8月1日(日) 東京・後楽園ホール<出場レスラー(一部)※五十音順>・飯伏幸太選手・オカダ・カズチカ選手・SANADA選手・鷹木信悟選手・棚橋弘至選手・内藤哲也選手ほか
2021年06月11日2020年5月23日に22歳という若さで亡くなった、プロレスラーの木村花さん。木村さんは遺書と見られるメモを残しており、亡くなる数時間前にInstagramで「さようなら」といった投稿をしていたことから、自ら命を絶ったとみられています。また、バラエティ番組への出演をきっかけに誹謗中傷が寄せられるようになり、「誹謗中傷に傷付いたのは否定できない。弱い私でごめんなさい」とつづっていました。不特定多数の悪意が人の心を深く傷付け、追い詰めた悲しい事件。木村さんの訃報によって、著名人への誹謗中傷をたしなめる声が多数上がりました。木村花さんを誹謗中傷していた男性が書類送検へ木村さんが亡くなってから、早半年。同年12月16日、警察は侮辱容疑で20代男性を書類送検する方針を固めたことが明らかになりました。産経ニュースによると、男性は木村さんのTwitterアカウントに「生きている価値があるのか」「いつ死ぬの」といった書き込みを何度もしていたとのこと。男性は誹謗中傷について、「番組を見て嫌になり、傷付けたいと思った」と供述しているといいます。警察が確認しているだけでも、木村さんに対する誹謗中傷は数百件。今回の報道を受け、ネットからはいろいろな意見が上がっています。・本当によかった。亡くなる前に防ぐことができれば一番いいのだけれど…。・ネットは匿名じゃないってみんな知るべき。アカウントを消しても逃げられないよ。・この報道を受けて誹謗中傷が減るといいな。警察もいい仕事をしたと思う。悲しいことに、ネットでの誹謗中傷は珍しくありません。相手の顔が見えないからこそ、軽い気持ちで傷付けてしまうのでしょう。しかし今回の件のように、その『軽い気持ち』によって罪に問われる可能性もあるのです。そして罪を犯した人が罰せられても、亡くなった人が帰って来るわけではありません。自分の言葉が相手をどのような気持ちにさせるかを、ネットに書き込む前に冷静に考えてほしいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月16日自民党の今井絵理子参院議員(37)の息子・礼夢(16)が12月7日、プロレスデビューを果たした。各メディアによると、TAMURAこと田村和宏(40)と対戦し、逆エビ固めで敗れた結果となった。だが得意技を決めるなど奮闘し、会場を沸かせたという。生まれつき耳が聞こえない礼夢は、今年3月にろう学校の中等部を卒業。高等部に進む道もあったが、プロレス団体「ヒートアップ」に入門したという。「今回対戦したTAMURAさんは、『ヒートアップ』の代表。礼夢さんの入門当初から指導にあたっている方です。絵理子さんと田村さんが障害者支援から交流を深めたことをきっかけに、プロレスを始めたといいます。礼夢さんは卒業後、本格的にトレーニングを強化。その努力の甲斐あって、厳しいプロテストに合格したのです。田村さんも『聴覚障害があると思えないぐらいコミュニケーション能力がある』と、太鼓判を押していました」(スポーツ紙記者)礼夢の勇姿を、リングサイドで熱心に見守っていたのは母の今井だ。各スポーツ紙によると、今井は会場の隅で涙を浮かべながら応援。試合終了後は、息子の通訳としてマイクを持ちメッセージを届けたという。同日の夜、インスタグラムを更新した今井。息子のデビュー戦を見届けた思いを、《「プロレスラーになりたい」と告げられた日から母として葛藤の日々が続きました》と切り出した。そして、《息子の夢を、、、思いを、、、止めてはいけない。止めちゃいけない。何度も何度も自分に言い聞かせました》と葛藤ぶりを告白。そのうえで、《息子には、まっすぐにできると信じてほしいし、夢を追い続けてほしかった。今日はその夢が一つ叶いました》と喜びをつづった。そんな今井は09年4月に本誌に登場し、愛息の成長について語っていた。当時4歳だった礼夢は、耳が聞こえなくても「SPEED」のパフォーマンスに合わせ楽しそうにリズムを取っていたという。その様子について今井は、「音楽を肌で感じて、心で聞くことができるんですよね」と目を細めていた。生後3日目で息子の耳が聞こえないと知った当初は、悲しさや悔しさで泣き崩れたという今井。しかしスヤスヤと眠る息子の顔を見て、彼女はこう誓ったと明かした。「これは、きっと神様からの私へのギフト。私は、この試練を乗り越えるために生まれてきたんだ、この子とともに生きていけるんだって思いました」それからはコミュニケーション能力を高めるため、相手の唇を読むことで聞いたり話したりする口話法の学習をスタート。他にも今井は「きっと何かを感じ取ってくれるだろう」と信じ、たくさんの子守歌を聞かせ、楽器も購入したという。ろう学校で手話を習い出してからは、いっそう親子の絆は強いものに。日を追うごとに息子の手話は上達し、「楽しかったよ」など感情表現もできるように変化したという。その心境を今井は、「彼の心のなかの気持ちがより理解できるようになったことは、本当に嬉しくて」と笑顔を浮かべていた。強い絆のもと、親子二人三脚の挑戦はこれからも続くーー。
2020年12月08日今年5月。ひとりの若手女子レスラーが、ネットの誹謗中傷にさらされて亡くなった。一方、今とは比べものにならないほど熱狂的なブームの最中に、“悪役”を一身に背負っていたレスラーがいる。彼女はなぜ、いまだにリングから降りようとしないのか。彼女の原動力とは、一体なんだったのか―。“女”を描かせたら日本一の作家が、彼女の本質に挑む。時間無制限一本勝負のゴングが鳴った!彼女はなぜ、現役かつ悪役であろうとし続けるのか―。一大ブームの立役者に、気鋭の作家・岩井志麻子が迫った!プロレスラーダンプ松本さん撮影:森田晃博■あのダンプ松本が還暦令和2年8月9日。炎天下の、そして非常事態といっていい状況下での新木場の会場。女子プロレス界の現役にして伝説のダンプ松本が主催する、かつては仇敵、今は盟友の長与千種との、デビュー40周年記念大会が開催された。静かに、粛々と。新型肺炎感染の恐れがなければ、観客ももっとぎゅうぎゅう詰めで、飛び交う歓声も紙テープもすごかっただろう。けれどその、緊張感がありつつも落ち着いたのどかな雰囲気も、それはそれで始まる前から祝賀気分にはなれた。「みなさんとこの日を迎えられて、うれしいです」「本当に、来てくれてありがとうね」稀代の悪役レスラー、ダンプ松本。本人曰く、あの女子プロレスブームの中でも1人のファンもなく、日本中から嫌われた悪の権化。しかしダンプ松本のイベントに喜んで来る観客は、ダンプさ~ん、とはしゃいでいる。1度は引退したものの、またリングに戻った唯一無二の悪役ダンプ松本は、今日はあの恐ろしい毒々しい隈取りメイクもせず、トゲトゲのついたハードな革ジャンもまとわず、愛嬌ある童顔にみんなとそろいのTシャツでにこにこしながら受付に座っている。改めてこの催し物のチラシ、ポスターなどを見て、いろんな感慨に耽るのは当のダンプさんたちだけではない。ともに青春時代を過ごしたファンたちもだ。ダンプ松本としてリングでデビューし、実に40周年を迎える今年は、ダンプさんが還暦を迎える年でもあるのだ。何重にも、おめでたい。あのダンプ松本が還暦。60歳。何がすごいって、今も現役でリングに立つこともだが、今も日本一の悪役であり続けていることだ。ダンプ松本といえば、悪役。悪役といえば、ダンプ松本。これは40年間、不動なのだ。ここも重要だが、稀代のレスラーでありながら、「悪役レスラー」ではなく、「悪役」というだけでダンプ松本を指してしまえるなんて、他に類を見ない。正直、女子プロレスに熱狂したことはない。テレビでは見ていたが、ダンプさんと仕事の場で出会わなければ、会場に足を運んでリング脇で観戦することはなかっただろう。だから、女子プロレスのあの時代、ダンプ松本が暴れまわった時代はすごいのだ。たとえば本だって、普段は読書をしない層が買うからこそベストセラーとなるように。ダンプさんと同世代の女子ならば、特別に女子プロレスに興味がなかったのに女子プロレス人気を記憶し、人気レスラーたちは青春時代の彩りとなっているのだ。月日は流れ、こんな事態を誰も予想できなかった令和の世。今はどの会場も満員は避け、人と人との間を取り、唾液が飛ぶ行為は控えなければならない。だからプロレス会場にふさわしくない、自粛と遠慮の中で祭りは始まったが、贔屓のプロレス団体のおそろいのシャツを着たり、好きな選手の顔をプリントしたマスクや団扇を準備してきたファンたちの内心の熱気は、ソーシャル・ディスタンスを超えてきた。思いがけない、最前列の席。両脇にいるのは、かなりの格闘技、プロレスファンの編集者Yさんと、女子プロレスの追っかけから、ついに熱く女子プロレスを書く人となってしまったライターの伊藤雅奈子さん。「えっ、今日が初めての観戦ですか。ちょっと物足りない入り口かもしれないですね」熱い人たちにそんなふうに言われたが、若手の人気レスラーの試合、合間の芸人のショー、そして満を持してのダンプ松本と長与千種、彼女らと同じ時代のリングを生きた選手たちの試合が始まると、身の内が次第に熱くなってきた。■長与千種との戦い、蘇る1980年代娘よりも若い現役レスラーのはち切れそうな身体が、勢いよくロープにぶつかり、轟音を立ててマットに叩きつけられる。十分に、手に汗握れる。ダンプ松本率いる極悪同盟と死闘を繰り広げた、クラッシュ・ギャルズのひとり、かつて最高のベビーフェイス、正統派の可愛かっこいい長与選手もすっかり貫禄がつき、ダンプさんと敵対側ではなく同盟側にいるような雰囲気になっていたが、2人が登場すれば、あの熱狂の1980年代がまざまざと蘇る。リングに上がったダンプさんはあの時代のような強烈なメイクをし、竹刀を持ってはいたものの、記憶にある挑発的な叫び、恐ろしい威嚇はなく、なんだかステージの破壊神ではなく、まさに守護神の存在感を放っていた。「みんな、今日は来てくれてありがとう」若手レスラーの華麗なる技も見せられ人気レスラーの迫力あるぶつかり合いも見せてはもらったが、あのころのような流血の惨事や本気の場外乱闘、負けた側を丸刈りにするなんて壮絶な罪と罰もない。戦いの合間に、可愛い若手の発言のおバカさ、ベテランレスラーの口下手さをいじったり、会場は和気藹々とした雰囲気に包まれていた。そうしてラストは同期であり同志であり、仇敵でもあった長与さんとのトークショーだ。語り合う2人の後ろに流れるのは、ジャッキー佐藤とマキ上田のビューティ・ペアが歌い踊り大ヒットさせた『かけめぐる青春』だ。これは不意打ちで、涙が出た。レコードなど買ってないし、カラオケで歌った覚えもないのに、すべての歌詞を覚えていることに、今さらながらに気づく。台本があるのかないのか、中空に向けてOGのひとりが叫ぶ。「今日は、ジャッキー佐藤さんの命日ですよ」ダンプさんはじめ、リング上のレスラーたちも観客も、みんな辺りを見回した。「きっとジャッキーさん、この会場のどこかにいるよ」「いるいる、ジャッキーさん、かっこよかったーっ」みんな、確信した。ダンプさんもだが、会場にいる女子はダンプ松本と長与千種ファンであるだけでなく、みなビューティ・ペア・チルドレン、といっていいんじゃないか。■昔のVTRを見て照れ笑い初めてダンプ松本さんにお会いしたのは、日本テレビ系列のバラエティー番組『有吉反省会』のスタジオだった。この番組はその名のとおり、ゲストが公開でいろんな反省をする。ダンプさんと長与さんは、「ずっと敵対関係にありましたが、今は仲よしです」と反省しに来られた。はっきりいいはしないものの、ダンプさんは本当はいい人、といった反省しなくてもいい反省も含まれていた。平成生まれの若い芸能人たちはぴんと来ないようだったが、同世代の人たちはなんともいえない気持ちになった。やっぱりな、というのはがっかりでもあり、うれしさでもあった。過去のVTRが、スタジオに流れる。激しく長与さんを挑発し、リング上で攻め立てるダンプさんにどよめき、やや大仰なパフォーマンスに笑いも起きる。ダンプさんが、毛をむしった丸のままの鶏肉を叩きつけ、これは千種だよ、と吠えている場面は、記憶の中にちゃんとあった。スタジオにいるダンプさんは、あのころは絶対に見せなかった照れ笑いをする。長与さんも笑顔だ。ふたりが仲よしであることに複雑な思いを持つ同世代の女子は、ビューティ・ペアの『かけめぐる青春』を頭の中で流しながら、 VTRにはない回想シーンも見る。大きな女子プロレスブームは、2度ばかりあった。2度目のブームを作ったレスラーのほとんどが、1度目のブームのスター選手に憧れてその世界を目指していた。「いま現在の若手レスラーは諸先輩たちをYouTubeで見て憧れた人が多いです」後からライターの伊藤さんに聞かされ、それも時代だなぁとしみじみした。ともあれ1度目のブームの立役者は、なんといってもジャッキー佐藤とマキ上田のビューティ・ペアだ。闘う宝塚、当時は必ずそういわれた。リングで華麗なコスチュームの人気レスラーが歌い、踊る。客席の女の子たちがカラーテープを投げ、レスラーの名前を叫ぶ。ダンプ松本も、ジャッキー佐藤に憧れて女子プロレスの門を叩いた。そのほかにもさまざまな理由、事情があったのは後述するが、とにかくジャッキーさん人気はすさまじかった。ビューティ・ペアの前に、マッハ文朱という人気レスラーもいた。整った顔立ちにすらっとした長身、初のアイドル扱いをされたレスラーだ。■ジャッキー佐藤さんへの憧れダンプさんも中学2年生のとき全日本女子プロレス中継で見て、最初の衝撃を受けた。「試合に負けた後のリングで、泣きながら歌っていた。そのきらびやかな世界と、はかないばかりの美しさが、14歳の私の心を打ち抜いてしまった」と、スポーツ紙のインタビューで語っている。しかしマッハ文朱は、3年もしないうちに引退する。そしてダンプ松本でなかったダンプさんが高校1年生の1976年、ビューティ・ペアが空前の女子プロレスブームを巻き起こした。ダンプさんは特にジャッキー佐藤さんに憧れて、親衛隊として追っかけまくったという。4つ下の長与さんはそこまでビューティ・ペアのファンではなかったというが、同時期にデビューした2人はビューティ・ペアのいなくなったリング上で不倶戴天の敵、因縁の仇敵、として死闘を繰り広げた。ライオネス飛鳥さんと組んだクラッシュ・ギャルズは、ビューティの再来ともいわれたアイドル系の善玉、老若男女問わず人気のベビーフェイス。そんな彼女らをダンプ松本の極悪同盟は卑怯な反則技で責め苛み、不公正なレフェリーによって勝ちをもぎ取っていく。熱烈ファンは、本当にクラッシュと極悪は仲が悪く、リングを降りても闘っていると信じた。それほどまでに、レスラーたちも観客も真剣だった。『有吉反省会』放映から1年。春の終わりころ、将来を嘱望されていた若い女子レスラーがみずから命を絶った。彼女はリアリティーショーと呼ばれる、創作ドラマではなく台本なしのドキュメンタリーを謳う人気番組に出演し、わがままで気の強い役柄を望まれた。まじめで素直な彼女は、必死に応えようとした。かつてのような盛り上がりは今ひとつの女子プロレス界を、再びメジャーにしたい、盛り上げたいと使命感も帯びていた。しかしあまりにも演技が真に迫っていたため、視聴者の反感をあおった。役柄と本人が同一視された。彼女はネットで激しく誹謗中傷され、SNSも攻撃にさらされた。いろいろな、タイミングの悪さも重なった。新型肺炎によってもたらされた活動自粛により、彼女はリングで発散することも本業に打ち込んでネットの悪口雑言を忘れることもできず、金銭的な不安をも抱えるようになったのだ。そして彼女は死の少し前、悪口雑言が書き込まれる自身のSNSに、「愛されたかった人生でした」という文を綴る。彼女の衝撃的な死によって、SNSの暴走する書き込みの規制を厳しくしようという声も上がり、テレビのやらせ問題も再燃する。正直、私は彼女の死の報道によって初めて、彼女を知った。後の報道で、彼女がリングでも悪役を演じていたのを知る。そのとき、今どきの女子プロレスはこんなスタイルのいい可愛らしい子が悪役なんだとびっくりもした。ダンプ松本さん率いた極悪同盟と、あまりにかけ離れているじゃないか。あのころの悪役は歌舞伎の悪役、ヘヴィメタのメンバーみたいな毒々しい隈取りメイクをし、常人離れした厳つくゴツい巨体に、これまたthe悪党な黒いレザーにトゲトゲした鋲やチェーンがついていたコスチュームが主流だった。■日本で一番殺したい人間と言われて極悪同盟にはブル中野さん、クレーン・ユウさんらもいたが、なんといってもダンプさんだ。後のメンバーは、もしかして実はいい人かもと思わせる空気や余地を垣間見せてくれたが、ダンプ極悪大魔王にそんな慈悲や甘えを乞う隙はいっさいなし。ともあれ、『有吉反省会』は出演者も多く収録時間もそんな長くはなく、ダンプさんと同じ空間にいただけで、直接のやりとりはできないままに終わってしまった。でも伝説の人に会えた、青春時代を彩ったスターを目の当たりにできたと、満足していた。それから少したって、親しい編集のYさんに、ダンプ松本さんについて書きませんかといわれたのだ。資料もいろいろもらって読み、なつかしい時代がよみがえった。実際は2度目でも、これが初対面といっていいインタビューの場は主婦と生活社の会議室で、ダンプさんはまったく悪役ではなかった。どう見てもいい人なので、あの悲しすぎる死を遂げた若手レスラーのように、現役時代は悪役であることに葛藤があったと思ったのに。「いいえ、全日本女子プロレスの門を叩いたときから、徹底的に悪役になってやろうと決めてましたから。罵声を浴びれば浴びるほど奮い立ち、大嫌いといわれればいわれるほど高ぶりました」ふと、みずから命を絶ったあの純な若いレスラーにも、この強さがあればと泣けた。もう、どうしようもない。強靭な肉体、恵まれた体力を持つ人は、中身も同じようにタフだと勘違いされる。もちろんタフであるが、生身の身体と心は柔らかくもあるのだ。「本当はいい人なんて、絶対に思われたくなかった。だからファンサービスなんか、いっさいなし。クレーンはそれをやりたがったんで、辞めてもらったくらいです」ダンプさんはそんなだから、実家に石を投げられたり車を傷つけられたり、街なかでも罵声を浴びせられ、服を買いに入った店の人に、来ないでといわれたりした。「当時、日本で一番殺したい人間と言われてました」そんなことを言われてもなお悪役を貫ける人なんて、やっぱりダンプ松本以外はいない。今後も強烈な存在感を放つ悪役は出てくるとしても、本気で殺したい、とプロレスファンに思わせることはできないだろう。ネットなき時代にも直接的な嫌がらせや、嫌がらせを超えて犯罪といっていいこともなされてたわけだ。もちろんダンプさんは、それらに関してはとても悔しかったという。「車に傷つけられた後の試合では、さらに千種をボコボコにしました」しかしつくづく、ダンプさんは稀有な人だ。あのころはそんなこと思ってもみなかったが、内面を見てほしいだの、真の自分を知ってほしいだの、確かにダンプさんはみじんも感じさせず、表すこともなかった。とことん悪役であり、誤解を恐れずにいわせてもらえれば見世物に徹していた。自分自身にも、甘さを許せなかった潔癖な人なのだ。■落ちこぼれだった資料でも読んでいたが、ダンプさんは真に苦労人なのだった。決まっていた就職も蹴って背水の陣でオーディションに臨んだのに、落ち続ける。1979年4月1日、ついに合格。夢見た全日本女子プロレスに入門を果たしたものの、実にデビュー戦まで1年半も待つことになるのだ。「そこからさらに、極悪同盟の悪役ダンプ松本が誕生するまで、4年かかるんですよ」1980年組は長与千種、ライオネス飛鳥、大森ゆかりなど、女子プロレスを知らないといい切る人まで知っている歴史に残る華麗なるメンバーたちだが、「私と千種は、まったく期待されてなかった。完全に、落ちこぼれってやつでした」とも言い切った。女子プロレスの大ブームを担った2大スターが、元は落ちこぼれ。それは、物語の始まりとしてはできすぎだ。「私ら強くないうえに、これといった個性がなかったんだよね」それも、驚きだ。あんな個性的な2人が、個性がないといわれていた。ますます、ドラマ性を増してくる。生まれついてのスターもいるが、個性は与えられるものではなく、みずから創り出していくものでもあるのだ。「でも千種は、負けっぷりがとにかくよかった。負けてかっこいい、負け方に美学があった。潔い負け、堂々たる負け、記憶に残る負け」なるほど、負け方にも個性と魅力があるか。長与さん本人も稀有の才能だが、ちゃんと見ていて評価できるダンプさんの眼力もすごい。そして1980年5月、最初から将来を嘱望されていたライオネス飛鳥がデビューする。その間、ダンプ松本と長与千種は「辞めてしまえ」などと罵倒されていたものの、8月8日に東京の田園コロシアムで、ようやくデビュー戦を飾れた。そこから瞬く間にふたりはスター選手になっていた、のではない。「デビューから2年くらいは、私と長与千種はいじめの標的にされてましたよ」資料によると、当時は年間300試合。1、2か月、自宅に戻れないなんて当たり前だったようだ。いじめを正当化してはいけないが、ほとんど毎日が巡業、限られた空間での規制の厳しい団体行動、そりゃ何か攻撃的にいじめてストレス発散もしたくなるだろう。「巡業先で脱走して、でも、お金なくてのこのこ戻ってくる子もいれば、そのまま逃げ切る子もいましたね。私は逃げ場がなかったからな」女子プロレスが三禁、男と酒とタバコは禁止、というのはよく知られているが。酒とタバコをたしなんでもプロレスは辞めないが、男ができると辞めちゃうとのことだ。ダンプさんに聞いた話で妙に心に残ったのが、全女の松永高司社長(当時)の観察眼と鑑別法だ。「試合や練習で、それまで平気でガバッと足を開いていた子が、変に恥じらって股を閉じるようになる。それを見ると、あっ、こいつ男を知ったな、とわかった」ちょっと考えてみれば、逆のような気もするのだが。全女の社長のいうことなのだから、そっちが正しいのだろう。「でも、いじめたやつもひどいけど、すぐ逃げた子が“私は元・全日本女子プロレスにいた”というのはちょっと許せないな」そんなくすぶっていたダンプさんが、押しも押されもせぬダンプ松本になるのは、1982年の冬だ。デビル雅美率いる、デビル軍団の一員となったのだ。■長与千種を血まみれにした伝説の髪切りマッチそこから、ヒールと呼ばれる悪役に徹する強烈なプロレス人生が始まる。しかし、脇目もふらずの暴走ではなく、まだダンプさんにも迷いや悩みはあった。「弱気なところもあって、マミ熊野さんとデビルさんが仲間割れなんか始めると、止めることもできず、ただおろおろするばかりだったり」そうこうするうちに、宿命のライバルである長与千種も脱皮を始めていた。翌年の8月、劇的にライオネス飛鳥とクラッシュ・ギャルズを結成。8月にジャンボ堀、大森ゆかりのダイナマイト・ギャルズと激闘を繰り広げ、そこで大きく弾けた。あっという間に、クラッシュ・ギャルズは大ブレイク。かつてのビューティ・ペアのようにリングで歌い踊り、大きな会場を連日満杯にした。負けじとダンプさんも、1983年3月にクレーン・ユウさんと「極悪同盟」を結成。デビル軍団の一員から、極悪同盟を率いる首領になり、ダンプ松本も弾ける。「1985年8月の、大阪城ホール、伝説の髪切りマッチ。あれで千種を血まみれの丸刈りにしたときは、試合後にうちらのバスを500人以上の殺気に満ちたクラッシュファンが、殺してやるーっと取り囲んだんですよ」その試合、覚えている。今もYouTubeで、ものすごい再生回数だ。「がっしゃがっしゃバスを揺すりながら、ダンプ出てこい!殺す!なんて罵声を浴びせられたら、さすがに怖かったですよ」負けっぷりがいいとダンプ松本にほめられる長与千種は、確かにその負け方でファンを燃え立たせた。「それより頭にきたのは、リングを降りて楽屋に向かう途中、暴れようとするファンを抑える役目の警備員がどさくさにまぎれて私を殴ったんですよ」そりゃないわと憤慨するし、職務上も普通の男としても許されないことではあるが、警備員まで本気にさせた凄まじい試合、といっていいかもしれない。実際、あのころの女子プロレスは日本を巻き込んでいた。資料によれば、1985年には関東地方でテレビ中継が月曜の夜、土曜と日曜が隔週で夕方から放送されていた。視聴率も、20%超えだったという。今、こんなスポーツがあるか。さらに年間300を超える試合が各地で催され、日本中どこでも超満員だったというのだ。いま現在も女子プロレスは根強い人気を保ち、続々と魅力的な新人も誕生しているが、もはやマニアのものであるのは否めない。ずっと女子プロレスを追いかけ続ける伊藤さんも、冷静に分析する。「あのころはなかったネットに、さまざまなコンテンツ。すべてが細分化もされている。ここまで娯楽の選択肢が多様な世界になってしまうと、女子プロレスに限らず何かの分野での一極集中、国民的大ブームは、もうないでしょう」ダンプ松本は、そんな時代を生き切って逃げ切った。■本当は生きた鶏の首をハサミで…それにしても、職業が悪役。というのは、改めてすごい。昔の悪役は徹底的に悪役だったが、今のヒール、悪役を割り当てられたレスラーは一見あまり悪役に見えないどころか、あの彼女のような可愛い顔で小柄だったりもする。ファンは、あの悪役のあの華麗なキメ技が見たい、悪役のちょっと生意気な、でもそこが魅力のパフォーマンスを見たいと願い、ベビーフェイスと同じ声援を送る。だったら、本人も愛されたいと願うだろう。いや、彼女は弱くない。ダンプ松本が強すぎるのだ。ちなみに、『有吉反省会』では悲鳴と同時になんだか笑いも起きてしまった、丸ごとの鶏肉を叩きつける場面。あれを改めてご本人に伺うと、「本当は生きた鶏を持ってきて、報道陣の目の前でハサミで首をちょん切るつもりだったんです。でも、生きた鶏が手に入らなくて」そう答えられ、なんだかもう、ダンプさんのサービス精神の旺盛さと悪役に徹する一途さには、何度も圧倒されるしかないのだった。さてピークは過ぎたものの、十分にまだ女子プロレスが人気だった1987年の冬。積もり積もった不満、もつれにもつれた人間関係に悩まされたダンプさんは、所属する会社までが嫌になっていく。そうして会社に無断で1988年1月4日、後楽園大会の終了後、記者を前に衝撃的な引退表明に持ち込む。同志たる大森ゆかりも、その10日後に引退を発表した。関係者を驚かせ怒らせながらも、2月25日、そろっての引退記念の大会が行われた。川崎市体育館のリングを最後に、いったん悪役ダンプ松本は現役を退くこととなる。1988年3月から芸能界入りし、大森ゆかりと「桃色豚隊(ピンクトントン)」というユニットでCDも出した。なんと、作詞はあの芸能界随一のヒットメーカー、秋元康さんだ。大ヒットにはならなかったが、タレント・ダンプ松本は定着する。個人的には、女囚さそりシリーズで看守役を務めたダンプ松本が女優としてはいちばん好きだ。一途な凶暴さの中に、なんともいえない悲しみがあった。「プロレスラーの引退宣言は新たな序章にすぎない」と、プロレスファンの間ではいわれているというが、ダンプ松本もその例外ではなかった。■長年殺したかった父親の最期2003年、再び悪役として現場復帰する。横浜アリーナにおける低迷した全日本女子プロレス人気を少しでも盛り上げたいという思いだったという。この話もよく知られているが、ダンプさんがレスラーを志した理由の中には、苦労したお母さんを楽にしてあげたい、という気持ちがあった。どんなにつらい目に遭っても、辞めない理由のひとつにもなっていた。そしてダンプさんは本当に、お母さんに家を建ててあげたのだ。だから、いったん引退もできた。「お父さんが乱暴者で浮気者で、ぶっ殺してやりたいと、いつも思っていました」お父さんへの殺意と、お母さんへの愛。自分がひたすら突き進む、本物の悪ではないが悪と呼ばれる道。なんだかもう、一途に悪役になるしかない気もする。お父さんとはしかし、晩年に和解した。「なんかもう、朦朧としているお父さんを見舞いに行ったんですよ。この人は誰だかわかる、と看護師さんに私を指されて、ダンプ松本、って答えたんですよ」娘だ。子どもだ。ではなく。ダンプ松本。きっとお父さんは、テレビで娘を見ていたのだ。そしてひそかに応援し、誇りに思っていたのだ。「去年の8月7日。父は安らかな顔のまま、87歳で大往生を遂げました」あの新木場の会場を、思い出す。あの中にはもしかしたら、ダンプ松本を殺したいと叫び、ぶっ殺すとバスを揺さぶったり家に石を投げたりした往年のファンも交ざっていたかもしれない。彼ら彼女らは何食わぬ顔で、ダンプさんに声援を送っていたか。殺気だったファンなど見当たらず、ひたすらダンプさんの還暦と40周年を祝い、ともに青春時代を思い出していた。あの新木場の会場には、ジャッキー佐藤だけでなく、お父さんも見に来ていたのだろう。やっぱりリングに戻ってきた、ダンプ松本。やっぱり、極悪。とうにジャッキー先輩のお歳は越えてしまったが、お父様の年齢を越えても、現役の唯一無二の悪役として活躍していただきたいものだ。特別寄稿作家岩井志麻子(いわい・しまこ)1964年、岡山県生まれ。少女小説家としてデビュー後、『ぼっけえ、きょうてえ』で’99年に日本ホラー小説大賞、翌年には山本周五郎賞を受賞。2002年『チャイ・コイ』で婦人公論文芸賞、『自由戀愛』で島清恋愛文学賞を受賞。著書に『現代百物語』シリーズなど。最新刊に『業苦 忌まわ昔(弐)』(角川ホラー文庫)がある。
2020年09月27日『100年に一人の逸材』のキャッチフレーズを持つ、プロレスラーの棚橋弘至さん。プロレスデビューしてから数日で初優勝を飾り、これまでにさまざまな試合で優勝を収めています。そんな棚橋さんは日常の中で、力の下限ができず困っているのだとか。棚橋さんは、怪力を見せた場面を三部作としてTwitterに投稿。「あー分かる分かる」といった経験したことのある人もいる場面から「えっ…」となるような3つの写真がこちら。オレ、チカラ、ツヨイ特集 #三部作 完☆ pic.twitter.com/QwVHSalDI1 — 棚橋 弘至 (@tanahashi1_100) June 14, 2020 怪力のレベルが違う!納豆のパックを思い切って開けたと同時に壊してしまったという人は少なからずいることでしょう。しかし、どれだけ怪力だからといって、ドアノブを破壊してしまったという人はなかなかいないはずです。さらには、2015年にG1クライマックスで優勝旗を掲げた瞬間に柄の部分を折るという怪力による失態。見事な怪力三部作に、反響が上がりました。・笑った!いろいろと強すぎる!破壊王ですね。・1枚目の納豆は自分もよくやるけど、さすがにドアノブを壊したことはない!・旗折りはもはや伝説ですね。次は何を破壊するか楽しみです。力が有り余っているため、ちょっとの力でも壊れてしまうのでしょうか…。日常にある家のものが壊れないか少し心配になってしまいますね![文・構成/grape編集部]
2020年06月16日新日本プロレスが9日、公式動画配信サービス「新日本プロレスワールド」と公式YouTubeチャンネルでオンライン会見を開催し、15日から大会を再開することを発表した。新日本プロレスは2月26日の沖縄大会を最後に、3カ月以上53大会を中止していた。菅林直樹会長は「全国で緊急事態宣言が解除されたことを受けて、スポーツ庁に助言を頂きながら、大会再開に向けたガイドラインを作成しました」と説明し、「試合に出場する全選手、レフェリー、リングアナウンサー、トレーナーに抗体検査を実施し、健康状態をチェックできる体制を構築しました」とも。その上で6月15日から、110日ぶりに大会を再開することを明かした。6月15日から17日、6月22日から24日、7月1日から3日に開催される試合については、無観客試合となり、放送、配信が行われる。また、6月14日に予定していた大阪城ホール大会が、7月11日、12日に延期されることも発表。菅林会長は「大阪城ホール2連戦は、通常の3分の1となるが、お客様を入れた形での開催を予定しています」としている。会見には、新日本プロレスのプロレスラー・棚橋弘至も出席。棚橋は「大会の中止が発表されるたびに、とても悲しくつらい思いを僕たちもしてきました。再開がもっと後になるんじゃないかなと思っていたので、6月15日、再開できるということで、本当にうれしく思います」と思いを語り、「この期間にたまったエネルギーを全部出して、選手全力で闘っていきます。これからみなさんに楽しんでいただける新日本プロレスの新しい形をつくっていきます。みなさん楽しみにしていてください」と呼びかけた。オンライン会見に出席する棚橋弘至
2020年06月09日左から時計回りに、清宮海斗、ジェイク・リー、黒潮“イケメン”二郎、火野裕士いまやプロレス会場の半分は女性の時代。最近は新型コロナウイルスの影響で、無観客試合を行っている一部の団体を除き、ほとんどの団体が興行を行えていないが、それまでは幅広い世代の女性たちが会場に訪れていたものだった。しかも、技の種類から選手同士の関係性まで熟知する、「にわか」と言い切れない熱心な層が大半だという。K-POPのアーティストのように、母と娘で会場やファンイベントに参加する女性たちも珍しくない。■女性人気の秘密は“イケメン”だけが理由じゃない!!近年、ここまで女性たちが心おきなくプロレスを楽しむようになったのには、どんな要因が考えられるのだろうか。「自己プロデュース能力の向上に力を注ぎ、従来のファンだけを大切にするのではなく、新たなファンの獲得も目的として活動する選手が増えたからなのではないでしょうか」こう分析するのはあるベテランのスポーツ紙記者だ。「5、6年ほど前、新日本プロレスの棚橋弘至選手やオカダ・カズチカ選手らが注目を浴び出して『プロレスファンの女性が急増している』という話題が席巻していたころ、『ルックスのいい、イケメンレスラーが増えたから』という見解が多かったものですが、そんな簡単な理由だけではないのではないかと違和感を覚えていたものです。なぜなら、以前からイケメン、もといハンサムなレスラーはたくさん存在していました。実際、若いころの武藤敬司選手や船木誠勝選手は俳優として通じるほどの端正な顔立ちであり、決して今のイケメンレスラーに劣るとは思えません。とはいえ、以前のプロレスラーといえば、“無骨さ”がもてはやされたもの。そんな選手たちの無骨さに自分を投影した男性たちが熱狂する――、というのがプロレスの人気の一因でもあった。ただそれが、プロレスというジャンルの閉塞化にもつながってしまった」それではいけないと気づいたのが、「当時の新日本プロレスであり、棚橋たちだったともいえる」という。「プロレスラーの言動に人生を重ね合わせられるのは一部の人たちだけ、なんてことはない。レスラーたち自らが『プロレスは、世代や性別関係なく誰もが共感できるし、楽しめるんだ』ということをアピールし始めたからでしょう。ただ、“イケメン”という言葉のニュアンスが象徴するように、ルックスのよさに加え親しみやすくて清潔感のある選手が増えたのは事実。彼らが自覚をもってプロレス人気を盛り立てようと努力をしていることもあり、女性ファンが増えやすい土壌ができたということなのだと思います」■『こうあるべきもの』という殻を打ち破り……また、プロレス観戦歴40年以上というタレントの徳光正行さん(48)もこう語る。「女性ファンだけが急増したのではなく、さまざまな特色を持つ団体が増えたりと選択肢の幅が増え、老若男女みんながそれぞれに楽しめる形になったため、結果的にファンの数自体が増えたのだと思います。以前、父(アナウンサーの徳光和夫さん)が『なんで男の子がプロレスを好きなのかわかるか。あれはウルトラマン同士の戦いみたいなものだからだ』と言っていたのですが、これまでのプロレスは確かにそんな要素だけで突っ走っている感じが強かった。最近は、初めて見る人でもわかりやすいほどに試合運びのテンポもよくなったし、選手たちのコスチュームもファンの目線も取り入れた上での華やかなものになりました。実際、現在主流となっているボクサータイプのショートタイツは、スタイルがよく見えるし、女性ファンの人気も高い。各団体や選手たちが『こうあるべきもの』という殻を打ち破ったからこそ、女性たちも存分に楽しめるようになったのではないでしょうか」今回、週刊女性PRIMEでは、そんな最近のルックス・実力ともにお墨付きの選手を自信を持ってご紹介。テレビや動画、いつかは会場で、大いに盛り上がってみては?王道プロレスの前例なきニュータイプジェイク・リー(全日本プロレス所属)1989年生まれ、北海道出身。192cm、115kg得意技:バックドロップ、ジャイアントキリング好きな食べもの:クリームソーダ好きな女性のタイプ:倉科カナ故・ジャイアント馬場さんが旗揚げした「全日本プロレス」。これまで数々の名レスラーを生み出してきたけど、ボディメイクトレーナーという一面も持ち合わせているのは彼だけ。「初めて見る方は、僕のコスチュームのスリットを見てほしいかも。キックを多用するためスリットを入れたのですが、結果的にセクシーになってしまった(笑)。プロレスは、戦後の力道山さんに代表されるように人に活力を与えるものだと思います。僕らが戦う姿を見て、みなさんの活力にしていただけたらうれしいですね」月額900円(税込み)で試合を含めた動画見放題サイト「全日本プロレス TV」で、ジェイク選手の勇姿が見られる! deeとにかく強い!マッスルジュノンボーイ火野裕士(ZERO1所属)1985年生まれ、大阪府出身。178cm、120kg得意技:Fucking Bomb、世界一のジャーマンスープレックスホールド好きな食べ物:いっぱいあるけど家、帰ってカレーの匂いがするとうれしくなる! ってことはカレーか(笑)「これぞプロレスラー!」と叫びたくなるような圧倒的な肉体の持ち主だけど、実はかつて『JUNON』の「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のベスト40に選ばれたという、ルックスも◎の選手。「ええレスラーはみんなそうやけど、しっかり自分のスタイルを持ってる。ベルトやリーグやトーナメントはとりあえずおいといて、コロナで落ち込んだぶんお客さんとともにむっちゃ盛り上がりたい!!」常識にとらわれない新時代の奇想天外高橋ヒロム(新日本プロレス所属)1989年生まれ、東京都出身。171cm、88kg得意技:TIME BOMB、ダイナマイトプランジャーなど好きな食べ物:タン塩、中トロ、プリン。自分の料理で好きなのはもつ煮、オリジナルネバネバ丼好きな女性のタイプ:叶姉妹のお2人名レスラーである獣神サンダーライガーさんが、今年1月に引退するまで牽引してきたジュニアヘビー級(100kg未満)を、さらに進化させる存在と期待されるのが彼!「注目しようとしなくても、ヒロムちゃんに目がいってしまうでしょう。リングでいちばんきらめいてるのがヒロムちゃんです。たまりにたまっているであろうプロレス観戦欲を、早く満たしてあげたい!プロレスを浴びて生き返るお客さんの顔が早く見たい!そのために、いま自分にできる手洗い・うがいやステイホームを徹底しています。それが興行再開へのいちばんの近道だから!」今年3月にYouTubeチャンネル「高橋ヒロム HiromuTakahashi」を開設。「素のヒロムちゃんを見ることができるよ!」(ヒロム)有料動画サイト「新日本プロレスワールド」では、試合中継やオリジナルトークが楽しめる。料理もプロ級“全知全能”レスラーYAMATO(DRAGONGATE所属)1989年生まれ、岩手県出身。172cm、82kg得意技:各種関節技、ギャラリアなど好きな食べ物:焼き肉好きな女性のタイプ:綾瀬はるかのような一重または奥二重な女性総合格闘技にルーツを持つため、グラウンド技や関節技を得意とするYAMATO選手。“イケメンが寝技の使い手”……なんて甘美な響き!「試合はもちろん、佇まいなどすべてに注目してほしいですね。新型コロナウイルスによっていろんな価値観が変わり、まさに歴史の一大転換期を迎えたと思います。この騒動が収束した後の新しい世界にプロレスが必要とされるよう、“お金を払って見る価値のあるプロレスラー”でい続けたいと思います」筋肉美とおいしそうな厳選料理、どちらも眼福にあずかれる前代未聞のレシピ本『レスラーYAMATOの筋肉キッチン』(小学館)が絶賛発売中!観客を魅了するイケメン界のエンターテイナー黒潮“イケメン”二郎(フリー)1992年生まれ、東京都出身。180cm、90kg得意技:イケメンスラッシュ、イケメンサルトなど好きな食べ物:ケチャップをつけて食べるもの好きな女性のタイプ:「戦う女性」としか見れないので女子プロレスラーだけはちょっと苦手です「俺、イケメンじゃないですから」と笑うように、たしかに正統派のイケメンではない……んだけど、試合を見るや誰もが彼のことを好きになる不思議なイケメン力を持つ。「親父が大のプロレスファンだったので、物心がついたときにはプロレスラーを目指していました。プロレス以外のスポーツは見たことなかったため、25歳のときに初めてプロ野球が12球団あると知ったくらい(笑)。もともと『世界のリングで活躍したい』という夢があって所属団体を辞めました。めどが立てば渡米します。僕のプロレスはすべて見どころなので、日本にいようがアメリカにいようが僕から目を離さないでください!」「アメリカに行くまで親父が経営する『鍋家 黒潮』を手伝ったりしているのでぜひ!あ、やってないときもあるんで電話で確認してみて~」(イケメン)鍋家黒潮 (電話)03-3897-0801Twitter:@NABEYAKUROSHIOプロレス界の未来を担う“スーパーノヴァ”清宮海斗(プロレスリング・ノア所属)1996年生まれ、埼玉県出身。180cm、98kg得意技:タイガースープレックスホールド、ドロップキックなど好きな食べ物:トマト好きな女性のタイプ:竹内結子、年上の女性23歳という若さでノアのシングル王座「GHCヘビー級王座」を戴冠するなど、プロレスファンから未来を嘱望される逸材!「小学生のころから“レスラーになるんだ”と思い続けてきたので、高校時代は帰宅部なのにYouTubeで食事方法や身体の鍛え方などを見たり、プロレスの入場曲を聴きながら通学していました。自分はまだまだ若い。試合ではエネルギーがほとばしっているので、僕の試合を見れば元気が湧いてくると思います。飛んだり跳ねたり元気のリミッターがはずれている姿を見てほしいです!」インターネットテレビ局「ABEMA」にアクセスすれば、清宮選手をはじめノアの選手たちの熱い戦いが無料で楽しめる!取材・文/週刊女性編集部・我妻アヅ子
2020年06月06日木村花さん(@hanadayo0903より)『あいのり』『バチェラー』、そして『テラスハウス』。一般人の男女が、生活をともにしながら“台本ナシ”で繰り広げる“リアル”な人間模様、恋愛模様に長期間密着する─。“恋愛リアリティーショー”と呼ばれる番組は、ここ数年、テレビだけでなく『Netflix』『ABEMA』など動画配信サイトでも人気を集め、数多く放送されている。そんな一大コンテンツで、前代未聞の痛ましい事件が起きた。通称“テラハ”と呼ばれる番組『テラスハウス』(フジテレビ系/Netflix)の現役出演者で女子プロレスラーの木村花さんが、自宅で倒れているところを発見され、搬送先の病院で死亡が確認されたのだ。「木村さんは、放送中だった最新シリーズ『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』に出演していました。3月に配信された回で、男性出演者と口論になった木村さんが激怒。それがきっかけで男性が番組を卒業してしまったことで、彼女は猛烈なバッシングを受けるようになって……」(スポーツ紙記者)木村さんのSNSアカウントには、彼女を中傷する書き込みが殺到。《死ね》《ブス》《気持ち悪い》《消えろ》……あらん限りの誹謗中傷を連日浴び続け、木村さんの心はついに折れてしまったのだろうか。フジテレビとNetflixは番組の打ち切りを決めたが、「その前に木村さんを救えなかったのか」と、制作サイドの対応を疑問視する声が相次いでいる。「番組には、スタジオコメンテーターとしてYOU、南海キャンディーズの山里亮太、トリンドル玲奈、アジアンの馬場園梓といったタレントたちもレギュラー出演していましたが、事故が起こるまで、木村さんをフォローする人はいなかった」(前出・記者)■番組は木村さんの炎上を知っていた木村さんは番組では、いわゆる“悪役キャラ”。「かつての女子プロレスのダンプ松本さんのような立ち位置です。スタジオのタレント陣は木村さんに批判が集まっていることは知っていたし、無論、スタッフも彼女の“炎上”については把握していた。それどころか、それを番組の宣伝に使ったフシもある。“『テラハ』は木村さんを見殺しにした”と言われてもしかたないです」(同・記者)『テラハ』のみならず、恋愛リアリティーショーにおいて、出演者たちへの誹謗中傷はかならずついて回るという。恋愛リアリティーショーの“はしり”として人気を集めた番組に出演経験のあるAさんが、重い口を開いてくれた。「オーディションで、制作スタッフさんから“番組に出るとアンチもつくけど、それでも大丈夫?”って聞かれて。意思確認だと感じました」もし攻撃を受けても、制作サイドは完全ノータッチ。「スタッフさんから何か対策をアドバイスしてもらったり、ということはなくて、完全に出演者任せ。相談にも乗ってくれません。私たちがすごく苦しんだり困っていても、見て見ぬふりをするスタッフさんたちを見て、この人たちにとっては“アンチもファンも一緒”なんだって」(Aさん)その一方で、恋愛リアリティーショーの収録には、制作サイドからの強い介入があるのではないか、という疑惑が常に囁かれている。「“台本ナシ”を売りにしながら、事前に出演者たちと筋書きやセリフを打ち合わせしている、と。『テラハ』でも木村さんはじめ出演者たちがスタッフの意にそう演技を何度も強要されていたと報じられています」(前出・記者)台本の存在を含めた過剰演出を、ほかの『テラハ』出演者たちは一様に否定している。だが、別の恋愛リアリティーショーに出演していたBさんは「台本や指示はなかったけれど……」と言葉を濁す。■このほうが番組が盛り上がるから「収録が進むにつれて、出演者ひとりひとりが“空気を読む”ようになっていくんです。周りの性格がわかっていくと、“私はこんな役割だ”って理解しちゃうというか。手探りの中で、立ち位置が作られていく感じはありました」さらに、Bさんが制作サイドの強い意図を感じたのは収録映像の“編集”方法だった。「発言が切り取られてしまうんです。ほかの出演者に対して肯定的な話をたくさんしていたのに、たったひと言の否定的な言葉だけが使われたり。オンエアを見て“こんなつもりで言っていない!”ということが何度も。番組にとって都合のいい部分だけを使っているんだって」(Bさん)“このほうが番組的に盛り上がる”という構図が、本人の知らぬ間に作り上げられていく。切り取り編集の影響で、放送当時、Bさんにも心ない言葉が多数送りつけられた。「批判が嫌ならSNSを見なければいい」というもっともらしい意見もあるだろう。だが、Bさんは首を横に振る。「それってすごく難しいんです。番組がリアルに寄せれば寄せるほど、視聴者の声ってどうしても気になる。普通のドラマのように、完全に違う人間を演じているのなら全否定されても気にならないかもしれません。でも、“リアルな自分”に対しての批判とか評価って、受け止め方が全然違うと思います」(Bさん)自ら望んだとはいえ、プロではない人間がイメージを作り上げられ、そのイメージが多数の憎悪を生み、憎悪によってさらにイメージを塗り固められていく─逃れられない無間地獄。Bさんの言葉に、木村さんがのみ込まれてしまった恋愛リアリティーショーの闇が見え隠れする。出演に際してBさんには出演料も支払われた。収録1回ごとに計算され、放送期間で彼女が手にしたのは50万円ほど。『テラハ』制作過程で、木村さんはじめ出演者に対するスタッフからの演出の強要があったのか。フジテレビに尋ねた。「撮影の都合で場所や時間について出演者と事前に協議したり意思をヒアリングすることはありますが、出演者の意思や感情にそわない演出をして撮影をすることはありません」(企業広報室)■リアリティーショーは“諸刃の剣”メディア論の研究者でテレビ番組制作にも携わっていた同志社女子大学の影山貴彦教授は、安易な恋愛リアリティーショー作りに警鐘を鳴らす。「他人の喜怒哀楽をのぞき見するような快感を、低コストで視聴者に提供できるリアリティーショーは魅力的なコンテンツです。でも、その出演者は、ほぼ素人。それを踏まえた見せ方が制作サイドには欠かせません。そういった意味でリアリティーショーはテレビ局にとって“諸刃の剣”なのですが、その意識が希薄になりつつある」フジテレビは5月29日、社長名で番組制作に問題がなかったか改めて検証を行うと発表。だが、木村さんの笑顔はもう戻らないのだ。
2020年06月01日2020年5月23日に、女子プロレスラーの木村花さんが22歳という若さで亡くなりました。警察によると、自宅には遺書とみられるメモが置いてあったといいます。バラエティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演していた木村さん。番組内での言動をきっかけに、以前からSNSで不特定多数から誹謗中傷を受けていました。所属事務所は、詳しい死因を明かしていないものの、誹謗中傷によって木村さんの心が傷付いていたのは確かです。木村さんの母親であり、元女子プロレスラーである木村響子さんは同月31日にTwitterを更新。「娘の旅立ちを見送った」と報告しました。花の旅立ちをみんなで見送りました本当にかわいい顔をして寝ていたのですべてが嘘みたいで実感がありませんがたくさんのひとが花のことを愛してくれていてその想いは絶対に花に届いているしだからきっと花は今 さみしくないはずですこれからもずっと花を愛してあげてください pic.twitter.com/ypxUl92y8f — 木村響子 (@kimurarock) May 30, 2020 木村さんの逝去後、ネット上では誹謗中傷をやめるよう訴える声が多数上がっています。一部では、誹謗中傷を送った加害者を必要以上に責める人もいるようです。これに対して響子さんは、「ヘイト(憎悪)のスパイラルをやめてほしい」とお願いをしました。皆さんに お願いがありますどうか 花のことでご自分を責めないでください他の誰かを 責めないでくださいなにかを 恨まないでくださいヘイトのスパイラルを止めてくださいもうこれ以上 こんなことが起こらないように花が望んだやさしい世界に少しでも近づけるように— 木村響子 (@kimurarock) May 30, 2020 「自分や他人を責めないでほしい、恨まないでほしい」と強く訴える響子さん。投稿にはさまざまなコメントが寄せられています。・やるせない気持ちでいっぱいです。響子さんも、どうか自分を責めないでくださいね。・誹謗中傷を送った人が許せず、同じ気持ちにさせたいと思いました。でもそれを花さんは望んでいないと思ってぐっと我慢しました。・人を責めたところで変わらないですよね。どうか優しい世界になってほしい。誹謗中傷をした加害者を、また別の人が中傷する行為はよい方向には進まないことでしょう。誰かを責めるよりも、一人ひとりがネットでのモラルを意識するほうが、誹謗中傷をする加害者は減っていくのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年05月31日2020年5月23日、女子プロレスラーの木村花さんが22歳の若さで亡くなりました。木村さんはバラエティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演。番組内での言動をきっかけに、SNSで不特定多数から誹謗中傷を受けていました。そんな中、所属するプロレス団体『スターダム』は、同月26日に改めてコメントを発表。全文は以下の通りです。木村花選手のご逝去につきまして当社所属 木村花選手の5月23日の突然の訃報におきましては、皆様のご心配、深い悲しみ、重ねてお詫び申し上げます。木村花選手のご逝去については、警察による判断の結果、事件性は無いものと伺っております。より詳しい死因等につきましては、ご遺族のご意向により公表を差し控えさせて頂きます。こちらの詳細については、今後も当社の会見、リリース等において、公表を行う予定はございません。マスコミの皆様、ファンの皆様におかれましては、何卒ご容赦、ご配慮くださいますようお願い申し上げます。またご遺族並びに、当社所属選手等への取材は、現状の状態を鑑み、控えて頂きますよう何卒お願い致します。加えて、近隣の住民の方のご迷惑にもなりますので、ご遺族や、選手の自宅、事務所、練習場等への張り込み、訪問はご遠慮下さい。なお、木村花選手のご葬儀につきましては、内々に行いたいというご遺族のご意向により、日時や場所の公開は控えさせて頂きます。マスコミ、ファンの皆様はご配慮頂きますようお願い申し上げます。ご遺族からは木村花選手を応援して頂いたファンの皆様への深い感謝の言葉を頂いており、現在新型コロナ禍のため開催日時は未定ではありますが、木村花選手の追悼興行の開催を検討しております。また興行以外にも映像や写真など、ファンの皆様へお届け出来ればと話し合いを行っていく予定です。詳細は決定し次第お知らせ致します。木村花選手のご冥福を深くお祈り申し上げます。以上。スターダムーより引用所属事務所としては、詳しい死因の公表を控えるとのこと。また、マスコミに対し遺族や選手への張り込みや訪問を遠慮してほしいと『お願い』しています。木村花さんの母、木村響子さんもTwitterでマスコミへの取材に対し苦言を呈していました。木村花の逝去に、母・木村響子が謝罪のコメント「涙が出た」「謝らないで」の声木村さんの早すぎる死に多くの人が衝撃を受けており、連日このニュースはメディアで取り上げられています。しかし、遺族や関係者が少しでも心静かに故人を送り出せるよう、報道のあり方を配慮する必要があるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年05月27日2020年5月23日、バラエティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)への出演などでも知られる、プロレスラーの木村花さんが亡くなりました。22歳でした。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿早すぎる死を悔やむ声が多く上がる中、亡くなる直前に木村さんがとっていた行動が明らかに。木村さんの人柄が分かるその内容に、改めて追悼のコメントが寄せられています。ロッシー小川「この子猫は、花の形見のようだ」木村さんの逝去を伝えるニュースが報じられた翌日、Twitterを更新した、女子プロレス団体『スターダム』の代表・ロッシー小川さん。寄せられているコメントを読み「涙が込み上げてくる」とつづった小川さんは、木村さんが生前飼っていた猫の存在について触れています。花に送られたコメント、写真、映像を見るにつけ涙が込み上げてくる。心は強いと自負する私だが、歳を重ねると涙腺がもろくなってしまったようだ。花は飼っていた子猫をカゴに入れ事務所のドア外にそっと置いて旅立ってしまった。この子猫は花の形見のようだ。だから一層、可愛くも愛おしくも見える。 pic.twitter.com/jBn1EBknSF — ロッシー小川 (@rossystardom) May 24, 2020 亡くなる直前、Instagramで「愛してる、楽しく長生きしてね。ごめんね」というメッセージとともに、愛猫とのツーショット写真を投稿していた木村さん。そんな大切な愛猫を、木村さんは事務所のドアの外に置いていくことで、仲間たちに託したのかもしれません。それはきっと、自分が亡くなった後の猫のことを心配したからこそ。亡くなる直前でさえ、自分以外の存在を気遣う木村さんの優しい性格が感じられます。「こんなに愛のある人が…」と憤りの声猫は、ガールズバンド『SILENT SIREN』のメンバー、ひなんちゅさんから引き取った元保護猫。『からあげ』と名付けた愛猫とのツーショットを、木村さんは自身のSNS上で公開していたこともありました。ひなんちゅさんはブログで、木村さんが風邪をひいていたからあげくんをすぐに病院連れて行っていたこと、心配して連絡もいれていたことを明かしています。そして、木村さんが生前SNS上で不特定多数から誹謗中傷を受けていたことに触れ、複雑な心境もつづっていました。からあげくんは風邪をひいていたんだけどすぐに病院連れて行ってくれて心配してすごく丁寧に連絡もくれてたこんなに愛のある人がなぜ何も知らない人に叩かれなきゃいけないの?ひなんちゅ(SILENT SIREN) 公式ブログーより引用「こんなに愛のある人がなぜ」という憤りは、きっとひなんちゅさん以外にも多くの人が抱いている思いでしょう。ロッシー小川さんや、ひなんちゅさんの投稿により、改めて木村さんの死を偲ぶコメントが多く寄せられています。・猫の話で、優しい人だったんだなと思った。優しい人ほど真面目で繊細で、周囲からの評価や言動に傷付く。・飼っていた猫を事務所まで持っていき、自宅まで帰る…。その道のりがどんなに怖いものだっただろうか。悲しかっただろうか。想像を絶する。・最後の木村さんの少し悲しげなきれいな顔写真は、子猫の将来に願いを込めたものなのかな。事務所の発表では、亡くなった経緯は調査中とのことです。しかし、木村さんが亡くなる直前の投稿を見るに、多くの誹謗中傷により深く傷付いていたことは明らかでしょう。木村さんはいわゆる芸能人という立場であり、誹謗中傷のコメントを送っていた人の多くが、画面の中の木村さんしか知らなかったはずです。例えよく知った相手であっても、故意に傷付ける言葉を発していい理由にはなりませんが、相手のことをよく知らないのであればなおのこと。どんなに悔いても、木村さんは戻ってきません。改めて『言葉』のもつ影響力を考えるとともに、その言葉を発する前に相手の思いを考える想像力を働かせるべきなのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2020年05月25日2020年5月23日に22歳という若さで亡くなった、女子プロレスラーの木村花さん。木村さんは逝去が報じられるおよそ10時間前にInstagramのストーリーズ機能で「さようなら」というメッセージを残していました。また、以前からSNSで不特定多数から誹謗中傷を受けており、「誹謗中傷に傷付いたのは否定できない。お母さんや支えてくれたみんな、ありがとう。弱い私でごめんなさい」などの投稿をしていました。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿事務所によると亡くなった経緯は調査中とのことですが、投稿を見るに多くの誹謗中傷が木村さんの心を深く傷付けたのは明らかでしょう。今回の件を受け、ネットでは世間で多発している中傷行為について非難の声が続出しています。木村花の母・木村響子が娘の逝去にコメント同月24日、木村さんの母親であり、元女子プロレスラーである木村響子さんがTwitterを更新。娘の訃報について、多くの人に向けたコメントを公開しました。木村花 を応援してくれたかた仲良くしてくれたかた愛してくれたかた守ってあげれなくて ごめんなさい辛い想いをさせて ごめんなさいあなたが辛いと 花も辛いからどうか楽しく元気な花を心に置いてあげてください花が伝えたかったことをカタチにするためにもっと 強くなります— 木村響子 (@kimurarock) May 24, 2020 多くの親にとって、我が子に先立たれるのは想像を絶する苦しみでしょう。「守ってあげられなくてごめんなさい。つらい思いをさせてごめんなさい」という投稿からは、響子さんの深い悲しみや苦しみが伝わってきます。続けて、響子さんは一部のマスコミに対しこのように『お願い』をしています。マスコミの皆様へ警察や スターダム事務所に詳細を問い合わせるのは おやめください お仕事に詳細がでてしまいます死者のプライバシーをどうか尊重してあげてくださいギリギリのところで 闘っているひとたちの背中をおさないでくださいもう誰ひとりも傷つけないでください— 木村響子 (@kimurarock) May 24, 2020 訃報に対し、多くの人から「木村さんは間違いなく愛されていた選手だった」「テレビで見てとても好きだった」といったコメントが寄せられた、木村さん。木村さんは生前に「愛されたかった人生でした」と投稿していましたが、実際は多くの人から愛されていたのでしょう。しかし、好意的な言葉よりも一部の否定的な言葉のほうが印象に残りやすいのは、残念ながら事実です。木村さんのように傷付けられる人をこれ以上増やさないため、今一度『言葉』の正しい使い方について多くの人が再認識する必要があります。[文・構成/grape編集部]
2020年05月25日2020年5月23日、22歳という若さで亡くなった女子プロレスラーの木村花さん。死因は調査中ということですが、木村さんは以前からSNSで誹謗中傷を受けており、また亡くなる前にInstagramのストーリーズ機能で「さようなら」というメッセージを投稿していました。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿ネットモラルを問う声も多く上がっており、ネット上では2019年放送のドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)での『セリフ』に再び注目が集まっています。「アンチや誹謗中傷をした人に見てほしい」の声注目が集まっているのは、菅田将暉さん演じる教師・柊一颯のセリフ。物語の鍵を握る、生徒・景山澪奈の自殺の原因の1つにSNS上での誹謗中傷があったとし、柊はネット上にいる不特定多数の人たちに向かい、こう語ったのでした。おまえら、景山の何を知ってたんだよ。なんにも知らねえだろ。会ったこともねえだろ、話したこともねえだろ。大して知りもしねえのに、なんであんなに叩けるんだよ。「ウザイ」「キモイ」「死ね」。よくもそんなゲスなワードがポンポン出てくるもんだ、恥ずかしい。それだよそれ。そのおまえの自覚のない悪意が、景山澪奈を殺したんだよ。3年A組 ―今から皆さんは、人質です―ーより引用さらに柊のセリフは続きます。おまえらネットの、何千何万という悪にまみれたナイフで何度も何度も刺されて、景山澪奈の心は殺されたんだよ。3年A組 ―今から皆さんは、人質です―ーより引用ドラマという創作の世界ではあるものの、木村さんもまたSNS上で誹謗中傷を受けていた1人。また、SNSの誹謗中傷や『ネットいじめ』は、いまや社会問題と化しており、誰もが被害者にも加害者にもなりえることです。放送当時も反響を呼んだ菅田さん演じる柊のセリフは、木村さんの死により再び注目を集め、さまざまなコメントが寄せられました。・今回の件で、関係なくてもアンチや誹謗中傷をした人に見てほしい。みんなアンチコメントはやめよう。今回の件で死ねとか送った人は、人殺しだよ。どうやっても償えないよ。後悔しても、遅いよ。・言葉は一番の凶器。・自分も含めて言葉の重さをよく理解しないといけない。たった数文字の言葉であっても、表に出した時点で、それは立派な『凶器』です。また、時には人の命を奪いかねないほどの、負の力も持ち合わせていることを誰もが認識するべきでしょう。そして、木村さんをはじめ、ネット上の誹謗中傷に傷付く人が1人でも減ることを願います。[文・構成/grape編集部]
2020年05月24日2020年5月23日、女子プロレスラーの木村花さんが22歳という若さで亡くなったことを所属事務所が発表しました。死因は調査中とのことですが、木村さんが以前からSNSで誹謗中傷を受けていたことから、ネットでは「自ら命を絶ったのでは」という声が相次いでいます。木村さんは亡くなる前にInstagramのストーリーズ機能で「さようなら」というメッセージを投稿するほか、「誹謗中傷に傷付いたのは否定できない。弱い私でごめんなさい」などの投稿を残していました。【訃報】女子プロレスの木村花さん22歳が逝去インスタで「さようなら」と投稿もし誹謗中傷が原因でなかったとしても、心ない言葉が彼女に深い傷を与えたことに違いはないでしょう。木村さんの訃報を受け、多くの著名人がネットでの誹謗中傷行為をやめるよう訴えています。長与千種、亡くなった木村花に『別れの言葉』同日、元・女子プロレスラーの長与千種さんが木村さんに向けた別れの言葉をTwitterに投稿。笑顔の木村さんと写ったツーショットとともに、悲しみを紛らわすような強い口調で想いをつづりました。花、順番が違うぞ!!花はこれからだったんだぞ老いた婆より先に行くか?花、平手打ちしたいぞ!バカタレが。虐めた人種は生涯この子への攻め口を背負って生きなさい。因果応報があるならばさ。花 泣くに泣けないぞ。いつか またプロレスしような。まってろよ。 pic.twitter.com/UUZHEGpiZZ — 長与 千種 Chigusa Nagayo (@chigusa8888) May 23, 2020 亡くなった木村さんに一喝する長与さんのメッセージからは、深い悲しみや戸惑いが伝わってきます。また、木村さんを誹謗中傷していた不特定多数に向けて、「いじめた人は生涯この子への攻め口を背負って生きなさい」とつづりました。ネットでの誹謗中傷はいじめと同じです。画面の向こうにいる相手の顔が見えないため、攻撃しやすいのかもしれません。まだ若い大切な後輩が傷付けられ、先立ち、長与さんは行き場のない怒りを感じたことでしょう。怒りや悲しみが伝わってくる長与さんの投稿は拡散され、多くの人からコメントが寄せられました。・本当に悲しいし、つらいです。こんなことがあってはならない。・長与さん、ズバリといってくれてありがとうございます。読みながら泣いてしまいました。・因果応報は絶対にあると思う。天罰も、絶対にあります。言葉は時に人を救い、時に人を傷付けます。使い方によっては凶器にもなり得ることを、1人でも多くの人が認識しなくてはなりません。[文・構成/grape編集部]
2020年05月23日