「美人と結婚する力士」に興味津々の中国、貴乃花親方引退騒動をどう見たか
という締めの文章からは、やはり結婚には基本的には外面の良さ(それが客観的なものであれ主観的なものであれ)も備わっていてほしいという心理が見えてくるようです。
いずれにせよ、中国的な基準で言えば「イケメン」ではないはずの力士が、結婚市場で地位の高い「美しい女性」を結婚相手にすることはどうしても興味関心をそそる事象のようです。日本でも中国でも、「結婚」が容易には手に入らないステイタスであるという事実がうかがえます。
■Weiboでは「世渡りが上手くない」貴乃花を応援する声が多数
さて、こうしてお金と家族と名声を手にして人生の成功者となった貴乃花ですが、すでに多く報道されているように9月25日、引退届を提出しています。
相撲協会の改革を目指しながら、その旧態依然とした体質を打ち破ることができなかったことや、内閣府に提出した告発状に端を欲する協会からの圧力や、その後の弟子の事件などが今回貴乃花を行動に踏み切らせたと見られています。
こうした日本の報道に対し、中国版TwitterのWeiboでも「貴乃花は日本の相撲界の英雄で、男の中の男!」と、その思いを支持し、引退を惜しむコメントが見られます。