映画『ザ・プレイス 運命の交差点』感想。“運命の選択”の先に待ち受けるものは
謎の男役を演じる『甘き人生』のヴァレリオ・マスタンドレをはじめ、サブリーナ・フェリッリ、アルバ・ロルヴァケル、マルコ・ジャリーニなど、実力派俳優達が共演。
2018年には、ヴィット・ディ・ドナテッロ賞7部門ノミネートや第12回ローマ国際映画祭クロージング作品に選出されています。
ぜひあなたも運命の交差点に立ち会ってみませんか。
■映画『ザ・プレイス 運命の交差点』あらすじー欲望の代償は、他人の運命
ローマのあるカフェ「ザ・プレイス」の奥まったテーブルに1日中座っている謎の男。
男の名前は、誰も知らない。
彼の元には、入れ替わり立ち代わり、相談者がやってきます。
相談者たちは、自らの欲望や願いをその男に打ち明けます。
男は話を聞きながらノートに記録した後に、相談者に対して途方もない課題を突きつけます。
それを実行すれば、願いは叶うと言うのでした。
放蕩息子を立ち直らせたい刑事エレットには、女性からの被害届を揉み消せ。
アルツハイマーの夫を治したい老婦人マルチェッラには、人が多く集まる場所に爆弾を作って仕掛けろ。
癌を患う息子を救いたいと願うルイージには、幼い少女を殺せ。