「実家が散らかっている」と気づいたとき、親に片づけを切りだす方法

ゴールデンウィークや年末年始など、久しぶりに実家に足を踏みいれたとき「モノが増えている」と感じたことはありませんか。玄関に置かれた古新聞や床に伸びた延長コードを見て、転倒のリスクが頭をよぎることもあるでしょう。

目次

・片づけを切りだすときは、雑談から
・玄関をキレイにして、親に達成感を味わってもらう
・上から目線は禁物! 親へのNGフレーズ


実家

東京消防庁によると、緊急搬送される高齢者は、年間で約6万人。そのうちの8割が「転倒」によるもので、うち半数が住宅内で起こっているのだとか。

親にはいつまでも健康でいてもらいたいと願うのなら、リスクを最小限におさえたいところ。『50代からの 自宅の片づけ実家の 片づけ』(扶桑社)を参考に、片づけをはじめるにあたっての親への切りだし方や注意点を紹介します。

■片づけを切りだすときは、雑談から

片づけをはじめるにあたっての第一関門とも言えるのが、親の賛同を得ること。介護や引っこしなどの急を要する事情がない限り、いきなり「片づけよう」と伝えるのは避けた方がいいでしょう。


親には親の生活があり、事情もあります。久しぶりに帰ってきた娘に「散らかってるから、片づけよう」と急かされては、あまりいい気はしないものです。

まずは、雑談をすることをおすすめします。自分の家の片づけの話や「この間、テレビで見たんだけど…」と、さりげなく話を片づけの方向に持っていきましょう。「じつはうちもね…」と親が困っていることなどを聞きだせるかもしれません。

■玄関をキレイにして、親に達成感を味わってもらう

親からの理解も得られて片づけをスタートさせたものの、どこから手をつけたらいいかわからない…というケースも少なくないようです。

本著によると、片づけやすい場所の代表として玄関が挙げられています。貴重品や親の思いいれのあるモノも少ないため、もめるリスクが減らせるのが理由だとか。
また、比較的短時間で片づけられるため、親に達成感を味わってもらえるという利点もあるようです。

ほかにも、庭やベランダ、自分が子ども時代に使っていた部屋なども、比較的片づけやすいスポットです。


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