2016年9月13日 20:00|ウーマンエキサイト
連載記事:ダンナのトリセツ
ダンナとの「家族愛」を考える【ダンナのトリセツ 第12回】
■ダンナができること、できないこと
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ほどよいバランスで夫婦の協力関係ができている方も少なく、頑張りすぎているか頼りすぎているか。どちらかに偏り過ぎている傾向が多く見られます。
男性は言葉で伝えないとわかりません。つい、“面倒くさい”“言ってもわかってくれない”といったような先入観などから「伝えなくても気づいて欲しい」と思ってしまいがちですが、まずは歩み寄りが大切。
そして、ご主人がどこまで協力してくれるのか? 何を率先してやってくれるのか? そのさじ加減を知るためには身体動作を伴う行動あるのみです。
ダンナができること。できないこと。
ダンナがやってくれること。
やってくれないこと。
ダンナの興味があること。ないこと。
様々なことが具体的かつ明確になってくると、妻であるみなさんの気持ちの振れ幅が少しずつ少なくなり、バランスの取れた、そのご夫婦、ご家族だからこその協力関係が築けます。
■自尊心を傷つけず、長期戦で「自己主張」
協力関係が築けたあとには、少しずつ気遣いをしながらもご自身の主張をしていくことです。それはワガママということではなく、お互いを心から理解しあい、本当の愛で繋がる、よりよい家族関係のためだと思ってくださいね。
冒頭でご紹介した、出産をした友人たちや子育てを楽しんでいるママたちが、笑顔でいられる環境。その中には、ご主人の “妻に対する理解の深さ” がみられます。
ただ、はじめから理解があったということではありません。“ダンナ”という生態を分析し、長期戦で上手にタイミングみて自己主張をしているんです。ご主人の自尊心を傷つけないように… そっと。
潜在意識に刷り込ませるような感覚で、焦らずに少しずつお互いの理解を深めていきましょう。気が付くと、お二人だからこその愛情表現。このダンナにこの妻あり。当たり前だけど、素直に「幸せだな」と愛を感じる関係になっていることでしょう。
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