連載記事:夫を亡くしたとき 妻が知っておきたいお金のこと
これからのお金、子育て、不安…困ったときに相談できるところ【夫を亡くしたとき 妻が知っておきたいお金のこと 第6回】
■病院の治療費の相談をしたいとき
⇒ソーシャルワーカーに相談
病院の入院費などの相談、健康保険制度の手続きの仕方などは、かかりつけの病院に勤務している医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)が相談に乗ってくれる。
■子育てや介護の相談をしたいとき
⇒自治体の担当窓口に相談
自治体では、さまざまな相談・支援を行っているので、担当部署がわからないときは、受付でたずねてみよう。また、専門家による無料の法律・税務相談も開催している。まずは家庭に配布される広報誌やホームページなどを確認のうえ、問い合わせを。
■生活資金を借りたいとき
⇒社会福祉協議会に相談
社会福祉協議会は、地域の社会福祉活動を推進することを目的とした非営利の民間組織。この社会福祉協議会では、低所得世帯、障がい者世帯、高齢者世帯の状況や必要に応じて資金を貸与してくれる。
たとえば、就職に必要な知識・技術などの習得や、高校、大学への就学、介護サービスを受けるための費用なども貸付の対象となる。
「連帯保証人がいない場合でも貸付けを受けることができるので、経済的に困窮した場合は相談してみてください」(内藤さん)
「夫を亡くしたとき 妻が知っておきたいお金のこと」としてまとめてきた特集も、今回が最終回。最後に、内藤さんからのメッセージをお伝えしよう。
「あなたの人生は、まだたくさんの時間が残されています。いまはまだつらいでしょうが、亡くなられた夫の分も、生き抜いてください。
あなたを支えてくれる人も、あなたを支えてくれる制度も、周りにはたくさんあるのですから」
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