2017年1月12日 21:00|ウーマンエキサイト

子どもにもおススメ! 新定番「塩麹」レシピ

一世を風靡した「塩麹」は、今やごく一般的な調味料になりました。とはいえ、ブームが少し落ち着いた今、継続して頻繁に活用しているという人は、実は少ないのでは? 塩麹は一時のブームで終わらせるにはもったいない、とても便利な調味料です。もっと活用してみましょう。

目次

・塩麹の魅力をおさらい
・子ども向けの塩麹メニューを作るときの注意点
・「塩麹の卵焼き」を作ってみよう!
・炒め物、鍋物にも塩麹


子どもにもおススメ! 新定番「塩麹」レシピ

(c) NOBU - Fotolia.com



■塩麹の魅力をおさらい

「塩麹」は塩と麹で作られた調味料。麹には食べものの保存性を高める効果が期待できるため、昔は自家製味噌と同様に、自家製塩麹を常備している家庭も多かったそうです。

「塩麹に漬けると、肉や魚がやわらかくなる」ということはよく知られていますが、これは麹のもつ消化酵素が食材の成分を分解するから。焼いたり揚げたりするとかたくなりがちな肉も、塩麹を使えばやわらかく仕上がり、子どもにも食べやすくなります。

しかも、たとえば「タンパク質→アミノ酸」と分解されると旨みが増す、「でんぷん→糖」なら甘みが増す、というように、味にもうれしい変化が。
肉や魚がやわらかくなるだけではなく、塩麹には次のような味の面でのメリットがたくさんあります。

・肉や魚の旨みが増す
・野菜に味が浸透しやすい
・炊飯時に加えると、ご飯の甘みが増す
・塩で味付けするよりもマイルドに仕上がる


また、旨み・甘みがプラスされると、少ない調味料でも満足できる味に。調理の工夫次第では、塩分の摂り過ぎを防ぐ効果も期待できます。

■子ども向けの塩麹メニューを作るときの注意点

肉・魚がやわらかく、食べやすくなるため、子ども向けのメニューにもぜひ使いたいところ。ただし、「塩麹だから、たっぷり使って大丈夫」というわけではありません。

塩の代わりに塩麹を使う場合は約2倍の量が必要ですが、それでも塩分量は1/4程度に抑えられるとのこと。たしかに、食事の減塩効果は期待できそうですが、たくさん使えばそれだけ塩分量が増えることに変わりはありません。

特に塩分量に気を付けてあげたい子ども向けメニューでは、製品の塩分濃度や使用する量に注意し、食材の旨み・甘みを引き出しておいしく仕上げることを意識しましょう。


塩麹は使い方さえマスターしてしまえば、あらゆる料理に使える便利な調味料。工夫次第で子ども向けメニューにも活用できるので、食卓のマンネリ化の解消にも役立ちそうです。

■「塩麹の卵焼き」を作ってみよう!

塩麹の魅力はわかったけれど、活用法がわからない…という人は、「塩麹の卵焼き」からはじめてみては? 塩麹で味付けをして、あとはいつもと同じように卵を焼けばOKです。

味付けの目安は、卵2個に対して塩麹小さじ1程度。塩麹の粒々が気になる場合は、少量の酒を加えて潰しながらよく混ぜておきます。

やわらかめの卵焼きが好きなら、水やだし汁、牛乳を少量加えても良いでしょう。また、甘めが好みなら砂糖を加えてもOK。塩麹を使うことで卵焼きがしっとり仕上がり、味も優しくなります。
冷めてもおいしいので、お弁当のおかずにもピッタリです。

ただし、塩麹は製品によって塩分濃度が異なるので、分量を調節しましょう。私の経験上、「入れすぎて塩辛くなる」ことが多いため、特にはじめて使う塩麹の場合は、量を控えめにしています。

■炒め物、鍋物にも塩麹

「塩麹」と聞くと、食材を漬け込むというイメージがあるかもしれませんが、実はもっと手軽に、塩・醤油などの調味料の代わりとして使うこともできます。

たとえば、野菜炒めに塩・醤油・旨み調味料などの代わりに塩麹を使うと、ほかの調味料を入れなくても十分おいしく仕上がります。

具材に肉がある場合は、先に塩麹をもみ込んでおくとさらに旨みがアップ。塩麹だけでは炒め合わせる際に行き届きにくいため、酒を加えて溶いておくと作りやすいです。

塩麹を使った鍋物もおすすめ。
鍋に水と塩麹を入れて沸騰させ、そこへ鶏肉・野菜などの具材を入れて火を通せば完成です。水の代わりに昆布だしを使ってもOK。

塩麹だけの味付けでも、肉や野菜の旨み・甘みと麹の香りが加わっておいしいスープになりますが、食べるときにポン酢などを加えたい場合は塩麹の量を少し控えると良いでしょう。

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