花粉が気になる季節がやってきました。花粉対策の基本としてよくいわれるのが「つけない」「持ち込まない」こと。でもどんなに気をつけていても、外出すればどこかしらについてしまうものです。
そこで、できるだけ花粉を家に
「持ち込まない」ためにしておきたい2つのポイントについてご紹介します。重要なのは、帰宅後のアクションと、お部屋の掃除術です。
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■ポイント1.花粉は「玄関」でシャットアウト!
帰宅後は、玄関で体や衣類にくっついた花粉をできるだけ取り除きましょう。
●アロマシャワーで防ぐ
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玄関に、アロマオイルを数滴たらした水のスプレーボトルを用意しておきます。帰宅したら、スプレーボトルを天井に向かってシュッとひとふき。このアロマシャワーの下をくぐるようにすると、衣類などについた花粉の舞いあがりを防ぐことができます。
アロマオイルはお好みのものでOK。ティーツリーやユーカリなど、爽やかな香りのアロマオイルを選ぶと、すっきり感が得られます。
●アウターの上から掃除機をかける
アロマシャワーをくぐったら玄関でアウターをそっと脱ぎましょう。そしてアウターの上から掃除機をかけて花粉を吸い取ります。ハンディタイプの掃除機があると便利ですね。
ちなみに、花粉対策の意味では、アウターや帽子などはウールやニットよりもナイロンやポリエステルなどのつるつるした素材のものがおすすめ。花粉がつきにくくなる衣類用スプレーなどを活用してもよいかもしれません。
また、アウターなどは寝室やリビングには持ち込まず、玄関先にかけておきましょう。
●玄関から洗面所へGO
衣類に付着した花粉を取り除いたら、その足で洗面所へ! できればそのまま入浴することがベストですが、働くママにとって帰宅後はなにかとあわただしいものです。
帰宅直後の入浴が難しいときは、洗面所で着替えと洗顔をし、花粉をリビングなど長く時間を過ごす場所に持ち込むのをできるだけ防ぎましょう。
■ポイント2.室内に入り込んだ花粉をシャットアウト!
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●花粉と水分
空気中を漂っているイメージがある花粉ですが、強い風が吹かない室内では、花粉のほとんどは床に落ちているといわれています。
また、花粉は水分を含むと重くなり、舞いあがりにくくなるため、室内の湿度管理も花粉対策のポイントです。室内の湿度は50~60%程度に保つように心がけましょう。
●床掃除の方法
床掃除でおすすめなのが、湿らせてちぎった新聞紙をまいてからほうきで掃く方法です。
アナログではありますが、掃除中の花粉の舞いあがりがおさえられ、部屋のすみっこにたまったほこりや花粉も、湿った新聞紙ごと掃きだしやすくなります。
●ソファやカーテンの掃除の方法
ソファやカーテンなどは、先に紹介したアロマ水をスプレーしてから、掃除機をかけるとよいでしょう。
アロマオイルの種類や濃度によってはシミの原因になることがありますので十分気をつけてください。水のみをスプレーしてから掃除する方法も有効です。
●花粉対策におすすめの掃除時間
掃除の時間もポイント! 「花粉を床に落としてから」を前提に考えると、子どもが寝たあと、または起床前の朝がおすすめです。ぬらした新聞紙+ほうきなら、子どもの就寝中でも静かに掃除ができます。
・玄関でのひと工夫で花粉の持ち込みをできるだけ防ぐ
・掃除の際はほどよい湿度を味方につける
この2つのポイントをおさえて、花粉が気になる季節を乗り切りましょう。
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