高温多湿な日本の夏。せめておうちのなかはさわやかな空間にしたい! そんなときは
アロマオイルを取り入れてみてはいかがでしょう。
今回は、
おうちにあるものや
100円ショップなどでも買える材料だけでつくれる、「アロマオイル活用法」をご紹介します。今回ご紹介するものは、すべてわが家が実際に作って使っているものになります。
※アロマオイルのなかには、妊婦さんや乳幼児には使えなかったり、注意が必要だったりするものがあります。使用前に、効能や注意事項を確認してください。
※また乳幼児による誤飲のおそれがありますので、保管、使用には十分注意ください。
■風がとおるたびに香る! 3ステップで作れる「虫よけサシェ」
「サシェ」とは、フランス語で「におい袋」のこと。一般的にはハーブやポプリなどを入れた小袋を指します。わが家では虫よけも兼ねたかったので、虫が嫌がるとされる
「ゼラニウム」のアロマオイルを使用しました。
手順はわずか
3ステップ。香りが薄くなってきたら中身だけ入れ替えられるよう、シンプルなつくりにしています。
お子さんと一緒に折り紙などでつくってもよさそうです。
玄関や窓辺にさげておけば、風がとおるたびにふわっとさわやかな香りが漂います!
<材料>
・アロマオイル(シトロネラ、ゼラニウム、ユーカリレモンなど虫が嫌がるとされる香り)
・コットン
・お茶パック
・封筒、布、折り紙など
・ひも、リボンなど
<虫よけサシェの作りかた>
1、 コットンにアロマオイルを数滴たらし、お茶パックに入れる。
2、 お茶パックを封筒や布などお好みの袋に入れる。
3、 袋の上部にパンチで穴をあけ、ひもをとおす。
■あまった保冷剤を活用! カラフルな「消臭アロマポット」
ケーキなどを買ったときについてくる保冷剤、あまっていませんか? 捨てる前に中身の成分をチェックしてみてください。
「吸水ポリマー」の保冷剤は、
消臭剤として再利用できます。
空き瓶などに移し替えるだけでもよいのですが、せっかくならアロマオイルで香りをプラスしてみましょう。さらに絵具で色付けすると見栄えがよくなります。絵具は少量でもしっかり色がつくので、色味をみながら少しずつまぜてください。
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ほこりが気になる方は、通気性のよい麻やガーゼなどでフタを。写真は、麻と和紙でフタをしています。
もてあましていた保冷剤が、涼やかな消臭アロマポットに生まれ変わりました!
<材料>
・アロマオイル(虫よけも兼ねる場合はシトロネラ、ゼラニウム、ユーカリレモンなど。それ以外はお好みで)
・ジェルタイプ(吸水ポリマー)の保冷剤 (200gで小瓶2本分)
・空き瓶などの容器
・色をつけたい場合は絵具
<消臭アロマポットの作りかた>
1、 空き瓶などの容器に保冷剤の中身を入れる。
※色を付けたい場合は、別の容器にうつしてから絵具をまぜるのがおすすめです。
2、 お好みのアロマオイルを5~10滴程度たらす。
■お財布にも体にもやさしい! 「ナチュラル消臭剤」
材料をまぜまぜするだけの、かんたん&経済的な消臭剤です。掃除用の重曹に、殺菌作用があるとされる
「ティートゥリー」を使用しています。
私は子どものスニーカーのにおい緩和に役立てたかったので、薄めのペーパーバッグで、スニーカーの中にも入れられる約7×5cmのミニ消臭剤を数個つくりました。
たくさんつくれば、冷蔵庫内やクローゼット、タンス内にも使えます。
アロマオイルをたらした部分がダマっぽくなるので、スプーンなどでつぶしながらまぜまぜしてください。
<材料>
・アロマオイル(殺菌作用を期待する場合は、ティートゥリー、レモングラスなど)
・重曹(50g程度でミニパック4つ分)
・深めの容器
・ペーパーバッグ
<ナチュラル消臭剤の作りかた>
1)重曹を深めの容器に入れ、アロマオイルを10滴程度たらす。
2)よくまぜてペーパーバッグに入れ、こぼれないようにしっかり封をする。
■水+アロマでお手軽! 「虫よけアロマスプレー」
こちらも水にアロマオイルをたらすだけの、お手軽な
虫よけスプレーです。
移動ポケットに入れられるようなミニサイズのボトルでつくっています。1~2日で使い切るため、アルコールやエタノール、精製水は使っていません。
長持ちさせたい方は、アルコールなどを使ったレシピでつくっていただくのがおすすめです。
使う前によく振り、肌には直接吹きかけず服の上からシュッとするのが安心です。
※アロマオイルによっては色がつく場合がありますので、目立たないところで確認してから使ってください。
<材料>
・アロマオイル(シトロネラ、ゼラニウム、ユーカリレモンなど虫が嫌がる香り)
・水(15ml程度)
・スプレーボトル
<虫よけアロマスプレーの作りかた>
1、 スプレーボトルに水を入れる。
2、 お好みのアロマオイルを3~4滴程度たらす。
どれもかんたんにつくれるものばかりなので、工作感覚でお子さんと一緒につくってみても楽しいですよ。
アロマのさわやかな香りでリフレッシュしながら、暑い夏を乗り切ってくださいね。
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