【ラク家事の秘密は冷蔵庫にあった! 第1回】 “見える化”で食材の迷子をなくす、 冷蔵庫の正解ルール
暑い夏は、熱気と湿気で不快指数もアップして、何をやるにもおっくうになりがちです。中でも調理は火を使うからより暑くなるし、さらに食材もいたみやすく食中毒も心配。夏のキッチン仕事は、ストレスがたまりやすいですね。
そんな家事ストレスを減らすメソッドを提案する書籍
「ひと目でわかる! 冷蔵庫で保存・作りおき事典」が、今じわりじわりと話題となっています。料理研究家であり、
ラク家事アドバイザーとして家事全般のラク(楽しくカンタン)を追求する島本美由紀さんが執筆したこの書籍は、冷蔵庫の正しい使い方を紹介。それらを実践することで、キッチン仕事だけではなく、
家事と家計の負担を両方カットできることを教えてくれます。
「時間のかかる家事を楽にしたい」「手間とお金をかけずにおいしい料理を作りたい」。そんな思いから島本さんがたどり着いた“冷蔵庫の正しい使い方”とは?
今すぐ実践できる目からウロコの冷蔵庫活用法を、前編後編の2回にわけて紹介します。
■ムダをそぎ落とした“究極の冷蔵庫活用法”
冷蔵庫をうまく使いこなせていないなぁ、と思ったことありませんか? 探しても探しても見つからない食材の迷子、あることすらすっかり忘れていた賞味期限ぎれの食材、見て見ぬふりをしてきた冷蔵庫の中の汚れ…。
自分が悪いのはわかっているけれど、どう整理したらいいのかわからない。そんな人、実は多いのではないでしょうか。
信じられませんが、結婚当初の島本さんもそんな冷蔵庫の悩みを抱える一人だったそうです。彼女が試行錯誤の末たどり着いたのは、
“見える”冷蔵庫にすること。どこに何が入っているかすぐわかる“システム”を作ってしまえば、すぐ見つけることができて管理も調理もすんなりいく。つまり、それが家事の効率アップと家計のシェイプアップにつながることに気付いたのです。
では
“見える”冷蔵庫にするための4つのルールを見ていきましょう。