■ざるとネットがあれば大丈夫!
干し野菜を作るときにはどんなものを準備すればいいのでしょうか。
YUKAさんが日ごろお使いの道具はこうした
盆ざると
ネットだとか。
エキサイトブロガー YUKAさんのブログ『イエシゴトVol.129 新しいドライネットで干し野菜&朝ごはん』より
盆ざるは干し野菜を広げやすく、風通しがいいので乾きやすいのだそう。
「ただ、昔ながらの『ザルにのせて軒先で』というのもいいですが、突然の雨や風などの気候の変化やほこりなどのことも考えると、住宅街や都心にお住まいの方は、ネットで干すほうが衛生的だと思います。私はほこりよけと虫よけに、野菜をざるに並べたあとドライネットで干しています」とYUKAさん。
最近では、干し野菜をする人向けに、ざるとドライネットがセットされた「干し野菜グッズ」や小さ目のドライネットもあるのだそう。
YUKAさんのお友だちで、干し野菜を楽しむ人気ブログ「キラキラのある日々」の
Yukoさんも、同じようなざるとネットを使って干し野菜を楽しんでいます。
エキサイトブロガー Yukoさんのブログ『干し野菜と常備菜』より
干し野菜を作るポイントは、まず野菜を洗って水気を切り、使いやすいようにカット。そして、「野菜はカットすると水分が出るので、キッチンペーパーなどに挟んで
よく水気を切ってから干す」のが大切なのだそう。
エキサイトブロガー Yukoさんのブログ『干し野菜日和』より
Yukoさんは「一つ一つ拭きあげるのは面倒なので…。わたしはお野菜を切りながら、キッチンペーパーの上に、並べるようにしています。並べた後に、上からもペーパーをあてれば、簡単に水分が拭き取れますよ」と簡単にできるコツを教えてくれました。
エキサイトブロガー YUKAさんのブログ『イエシゴトVol.129 新しいドライネットで干し野菜&朝ごはん』より
また、野菜をカットするときも、食べやすい大きさ、料理する大きさに合わせてカットするといいでしょう。
「たとえば、にんじんや大根を煮物に使うならば、
八つ切りや半月切り、きんぴらに使うなら
千切りに。大根の根の部分は千切りやイチョウ切り、葉の部分は刻んで干すと使いやすいです。シイタケは千切り、しめじは株を崩してそのまま。えりんぎは食べやすい程度に手で割いて干すといいですね」とYUKAさん。
「そのほうが干し時間も短くなります。固くなったものをあとから刻むのは面倒なので、そのままフライパンや鍋に入れられる状態で干すのが一番節約で時短です」とアドバイスしてくれました。
エキサイトブロガー Yukoさんのブログ『干し野菜日和』より
Yukoさんのほうも用途に合わせて切り方をいろいろ変えていますが、お漬けもの用には白菜をこんなふうにざく切りにして干しているそう。
「漬けものもほんの少し干すだけで味がおいしくなる」といいます。
エキサイトブロガー Yukoさんのブログ『干し野菜日和』より
なお、干す際の目安は、通常の野菜は半日~2日でセミドライになりますが、冬の根菜などは2~3日かかるそうです。
「完干しするには、野菜のカットの仕方によりますが、スライスなら5日~7日ぐらい、厚切りなら10日を目安に」とYUKAさん。ただし、これは晴天の多い関東での話。湿気は天敵なので、夏も冬も夜は必ず室内に入れるのが良いようです。
初めてトライするなら、まずは朝から夕方まで干してみて、干し具合をチェックしてみるといいでしょう。