2018年7月19日 07:00|ウーマンエキサイト

「周りに誤解されている、悪口を言われる」と感じるあなたへの処方箋【心屋仁之助 塾】



3.あなたはわかってもらえる人です

「わかってもらえない」という不安があると、本音をなかなか口に出せませんが、実はわかってもらえなかったのは過去のこと。わかってもらえなかった経験があるだけで、「いつもわかってもらえない」わけではありません。

本音を言って叱られたこともあるかもしれませんが、それも昔のことで、今は違う環境になっています。自分のことを「周りにわかってもらえない人だ」と決めていることで、余計にわかってもらえない、誤解されるような行動をとってしまい、望まない結果を招いてしまうこともあります。

「できません」「やめてください」「お断りします」「すてきですね」「一緒に出かけませんか?」などの言いにくい言葉も、本音もちゃんと周りに伝えていきましょう。

伝え方のコツは、「私は」で始まる「I(アイ)メッセージ」にすること。

「私は悪口を言われると、私なんていないほうがいいんだと感じてしまって悲しいです」「私がみんなのことを考えて行動したことが、わかってもらえなくてつらいです」

…といったように、相手も自分も傷つけないで自分の気持ちをうまく伝えられる言い方を練習していきましょう。


4.相性のいい人とだけ付き合っていく覚悟をしましょう

私たちは「波風をたててはいけない、人とは仲良くしないといけない」と教えられて育つので、みんなと平和に暮らしていこうと考えます。

しかし実際のところ、「人と仲良く」と教えている人だって、他人といがみあうことがあります。そもそも「みんなと仲良くしよう」と思っていない人もたくさんいますし、「人をけなすことで安心する人」「人に八つ当たりして、ストレス解消をしている人」もいるのが実情です。

悪口を言ってしまう人は、「悪口を言われないように頑張っている人」「○○をしてはいけない、というルールを持っている人」「気を抜くと、悪口を言われそうで不安な人」「実はうらやましいと感じている人」なのです。悪口は自己紹介だと思って受け流してしまいましょう。

自分の中に同じ要素があるから、我慢しているから、つい注目して腹が立っただけ。あなた自身は悪くありません。

そもそも、世界中の人と仲良くするのは無理なことです。
「一緒にいて楽な人」や「あなたを大切にしてくれる人」とだけ付き合っていく覚悟をしましょう。

いま同じ環境にいる人たちだって、学生時代の友人のように、環境が変わって毎日会わなくなれば、自然に疎遠になっていくかもしれません。

他の誰よりも自分自身が、自分を大切にしてあげましょう。誰に何を言われても、自分の味方でいる覚悟もしましょう。たまには誰かの悪口を(独り言でもいいので)言ってスッキリしてみると、人の悪口も気にならなくなってきます。

悪口は言ってもいい! 誤解されても大丈夫! わかってくれる人もちゃんといます。

・このカウンセラーのブログ
http://ameblo.jp/dreamer-s/

(編集/外山ゆひら)




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