イラスト:エェコ
いっしょに過ごしてきたパートナーの口ぐせ、何か思いつくものがありますか? 一度気づくと、どうしても気になってしまうという人もいるかもしれませんね。
今回は、パートナーの口ぐせについて寄せられたパパやママたちの声を聞いてみたいと思います!
■パートナーの口ぐせが気になっている人の割合は?
アンケートでは、パートナーの口ぐせについて聞きました。その結果、「気になる」、「少し気になる」と答えた人があわせて59%となり、
約6割の人はパートナーの口ぐせを気にしていることがわかりました。
Q.パートナーの口ぐせ、気になる?
気になる 34.7%
少し気になる 24.3%
ほとんど気にならない 19.1%
気にならない 11.6%
口ぐせがない 7.2%
その他 3.0%
■パートナーの気になる口ぐせ1、「疲れた」…ネガティブワード
多くの声が集まったのは、「疲れた」や「しんどい」などの、
ネガティブなワードの数々。聞いている方まで疲れてしまうと、不満の声が寄せられていました。
「何でも悪い方を仮定して話す。少し体調が悪いと、『大きい病気かもしれないから、学費が払えなくなる』など。ネガティブなことばかり言われるのが苦痛です」(茨城県 40代女性)
「『疲れた』、『あーしんどい』など、ネガティブな言葉をしょっちゅう言われたら、こっちまで気分が悪くなります」(大阪府 50代女性)
「何かあると、『家のことは何もしないくせに』とか『自分には自由がない』と自分ばかりが大変な思いをしているような発言をする」(静岡県 40代男性)
「仕事で何かあるたび、愚痴と『仕事辞めようかな』って、その言葉を聞くたび不安になります。そのせいでストレス性じん麻疹になりました」(福岡県 30代女性)
パートナーに甘えて弱音をはきたい。ネガティブなことを言っても受け止めて欲しいという人はきっと多いと思います。
ただ、あまりにネガティブなことばかり言われると、言われた側までもが、ネガティブな気持ちになってしまいかねません。
体にも不調がでてくるようなネガティブワードを浴び続けるのは、つらいですよね。
また、ほかに多く声が集まったのは、「ため息」に関するコメント。「
『はぁ~』と言いながらため息をつかれるとこっちも落ち込む」など、相手に暗い気持ちを伝染させるかのような「ため息」に、困っている人は多いようです。
■パートナーの気になる口ぐせ2、「おい!」上から目線にイラッ!
また、声のかけ方や呼び方など、失礼な発言が気になるという人も多くいました。
「『おい!』とか、動物の気を引くときにするチッチッという音を出したりして私を呼ぶのはほんとにやめてほしい」(愛知県 40代女性)
「『女はこんなもんだ』みたいなことをときどき言うのが、ものすごい腹が立ちます」(埼玉県 50代女性)
「『お弁当どうだった?』と聞くと、『冷凍食品を使うのは手抜きだ』、『うちの母親はすべて手作りのおかずだった』というフレーズが毎回鼻につく。共働きなのを理解しろ」(鳥取県 30代女性)
「お礼を言うときいつも『センキュ』。何しても棒読みで『センキュ』。感謝の気持ちなんてひとつも伝わってこない」(神奈川県 40代女性)
夫婦は長年いっしょにいるなかで、どうしても遠慮の気持ちが薄れていってしまう傾向にあるようです。
ただ、あまりにも失礼な発言が口ぐせになってしまっている場合には、パートナーから「もううんざり」となってしまうのも無理はないですよね。コメントの中には「『
疫病神』とよく言われていました」というものもあり、もはや「悪口」でしかありません。