2024年3月26日 07:00|ウーマンエキサイト

「帰れない」自分にほっとした…ずっと母親としての自分から逃げていた【わたし、迷子のお母さん Vol.11】


「帰れない」自分にほっとした…ずっと母親としての自分から逃げていた【わたし、迷子のお母さん Vol.11】
「帰れない」自分にほっとした…ずっと母親としての自分から逃げていた【わたし、迷子のお母さん Vol.11】「帰れない」自分にほっとした…ずっと母親としての自分から逃げていた【わたし、迷子のお母さん Vol.11】

加持に、どんなに具合が悪くても必死で帰ろうする姿を見て、「母親ってすごい」と言われた楓。

しかし、楓は母としての責任で帰ろうと駅に向かったのではなく「帰れない」という状況を確認しに行ったのだと告白します。

自分の意思で帰らないのではなく、身体が拒絶しているという状況に安心した楓。これまで、母親として力不足だと感じ仕事に逃げ続けていた負い目があった楓は、仕事という逃げ先が断たれた今、自分に天罰が下ったと感じていたのでした。


次回に続く(全13話)「わたし、迷子のお母さん」連載は7時更新!
母親であることがうしろめたい…どう振る舞うのが正解なの?

この続きは...母親であることがうしろめたい…どう振る舞うのが正解なの?【わたし、迷子のお母さん vol.12】


『わたし、迷子のお母さん ある日突然、母親するのが苦しくなった』
著者:らっさむ(KADOKAWA) 
「帰れない」自分にほっとした…ずっと母親としての自分から逃げていた【わたし、迷子のお母さん Vol.11】「わたし、迷子のお母さん ある日突然、母親するのが苦しくなった」はこちら

子育てや仕事がうまくいかなくても「いい母親でいなきゃ」いけない…。そんな呪いに囚われてしまった会社員の楓は、一人娘のいろはの登園渋りに頭を悩ませていました。起業したばかりの夫は家のことに無関心で、閉塞感漂う自分の境遇に希望が持てない楓の苦悩は限界に達していたのでした。


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