2023年6月24日 11:10
“スレスレの嫌味”は大人の教養。『エレガントな毒の吐き方』を読んで
「今週はどうして、こんなに疲れちゃったんだろう」
忙しいのはいつものことなのに、いつも以上に疲れを感じる夜。振り返ってみると、仕事や生活の中で「我慢や気遣いが多かった」ことを思い出す。
仕事のストレスは、そのほとんどが「人間関係」が原因であるようにも感じる。いつも以上に忙しいのに、依頼されたことが断れなかった日。上司の伝え方や仕事の仕方が自分と合わなくても、仕方なく飲み込んだ日。同僚や後輩に対してキツイ言い方をしてしまい、帰宅後に一人反省会した日。一つひとつは小さいことでも「ちょっと嫌だな」を繰り返しているうちに、働くことそのものが嫌になってしまう。
小さなストレスを重ねていく人はきっと、周囲に気が遣えるやさしい人。
だけど、やさしいだけじゃ生き残れないハングリー社会。何か一つ武器があれば……そんな時、私が使えるようになった最強の武器は「京都人のまろやかな毒」を含むコミュニケーションだった。
【この本を読んで分かること】
・「NOを言わずにNOを伝えること」の重要性
・京都人の「イケズ言葉」の取り入れ方とバリエーション
・「クソリプ」を我慢せず、スマートにいなす方法
■断りづらい時に「NO」