くらし情報『他人事じゃない! 損しないために30代からやっておきたい「遺産相続のワザ」』

2023年11月3日 11:10

他人事じゃない! 損しないために30代からやっておきたい「遺産相続のワザ」

「相続税と贈与税どっちが重いと思いますか?」

実は相続税も贈与税も、最高税率はどちらも55%と同じなんです。ただ相続税は6億円を超えた場合に55%の税率がかかるのに対し、贈与税は3,000万円や4,500万円を超えると最高税率55%が適用されるという違いがあります。

他人事じゃない! 損しないために30代からやっておきたい「遺産相続のワザ」


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他人事じゃない! 損しないために30代からやっておきたい「遺産相続のワザ」


出所:国税庁「No.4155 相続税の税率」「No.4408 贈与税の計算と税率(暦年課税)」をもとに筆者作成

※特例税率は、直系尊属(父母や祖父母など)から贈与により取得した財産に係る贈与税の計算に使用します。それ以外は一般税率で計算します。

そのため、単純に考えると贈与税の方が重いように思われます。しかし、相続税は亡くなった後、1回きり、すべての財産にかかるため、金額が大きくなります。一方、贈与は何回でもできます。贈与した金額だけにかかるので、手渡した財産が少なければ税金も少なく済みます。このように単純に比較できないというのが答えです。

ただし、相続税と贈与税の仕組みを知って上手に組み合わせると、どちらも軽くすることができます。
これが遺産相続のワザです。

相続税がかかりそうだったら、数回に分けて生前に贈与をして、相続財産を減らしておく。

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