毎日の暮らしや将来に必要なお金のこと、きちんと把握してますか?「わからない」ゆえの不安は、知ることで解消できるはず!“お金初心者”の3人と一緒に、お金の勉強を始めましょう。「お金の教科書」、今回のテーマは「最新・金融経済教育」です。最新・金融経済教育窪田敦子(くぼた・あつこ)さん金融経済教育を推進するため設立された中立・公正な認可法人「金融経済教育推進機構(J‐FLEC)」の事業内容の検討・稼働準備を金融庁で担当後、現在はJ‐FLECで「お金について学べる」コンテンツの企画などを担当。地道奈子(じみち・なこ/28歳・派遣社員)既婚・子なしのDINKS。新NISAへの移行を無事に終えて一息。ポイ活に精を出しつつ、サブスクやスマホなど、新しい固定費の見直しを、目下模索中。人生プランを見据えたお金の知識を身につける。奈子:先日、久しぶりに会った高校生の甥っ子から、「奈子ちゃんは、ちゃんと資産形成してる?」って突然聞かれて、びっくり!金融経済教育ってここ数年で耳にしますけど、今の高校生はお金について、学校でどんなことを学んでいるのですか?窪田:例えば金融の仕組みとか、お金の計画的な使い方といった基礎的なことを学びます。でも実は、これらの内容は、以前から扱われていたんですよ。奈子:え!?じゃあ、私も学生時代に学んだのかな!?記憶がないんですが…(苦笑)。窪田:さらに2022年4月から、生涯を見通した計画の重要性について理解する際、資産形成の視点にも触れることになりました。奈子:それは社会情勢を踏まえてのことですか?最近、若い世代が新NISAなどを始めていると聞きますし。窪田:社会情勢を踏まえて、というのはその通りですが、金融経済教育はただお金を増やすという視点で行うわけではありません。奈子:というと?窪田:人生の中でどういうことを実現していきたいか、そのためにどんなお金の知識や判断力を身につければいいのか。金融経済教育は自己実現やより自立的で安心かつ、豊かな生活を送るために重要なものなんです。奈子:なるほど。具体的にはどんなことを高校生は学ぶのですか?公民科と家庭科を中心にお金について学ぶ。窪田:よく誤解されますが、時間割に「金融」という授業科目が加わったわけではありません。奈子:てっきり、そうだとばかり。窪田:金融の働きや金融を通した経済活動を学ぶのは公民科、家計の収入や支出、生活設計などについて学ぶのは家庭科です。学校によっては、数学の授業で金利の計算をしたり、グループワークで株について学んだり。いわゆる時間割の中で、横断的に行われているんです。奈子:へぇ~。彼らの関心が高いトピックスはなんですか?窪田:例えば大学進学を控えていて「奨学金について知りたい」という方が多いです。貸与型奨学金を返済せずに放置すると個人信用情報機関のブラックリストに載り、クレジットカードが作れなくなるなどのリスクもあるんです。でも、「それは知らなかった」という声もあり、金融経済教育の大切さを実感しています。奈子:若いうちからお金について知っておくって大事ですね!高校生が最低限身につけるべきお金の知識・判断力1、家計管理自分のために支払われている費用を知り、家計全体を意識しながらより良い選択・意思決定ができる。2、生活設計職業選択と生活設計を関連づけて考え、生涯の収支内容を理解して生活設計を立てる。3、金融取引の基本としての素養契約および契約に伴う責任に関する理解を深めるとともに、自ら情報を収集し消費生活に活用できる技能を身につける。4、金融分野共通お金や金融・経済の機能・役割を把握するとともに、預金、株式、債券、投資信託、保険など基本的な金融商品の内容を理解する。5、保険商品リスクを予測・制御して行動するとともに、加害事故を起こした場合には責任や補償問題が生じることを理解する。社会保険と民間保険の補完関係を理解する。6、ローン・クレジット貸与型の奨学金などローンの仕組みを理解し、返済方法や金利、延滞時の影響について考える。各種カードの機能や使用上の留意点を理解し、適切に行動する態度を身につける。7、資産形成商品基本的な金融商品の特徴とリスク・リターンの関係について理解し、自己責任で金融商品を選択する必要があることを理解する。リスク管理の方法や定期的に貯蓄・運用し続けることの大切さを理解する。上記に加え、トラブルに対処できる具体的な方法を学び、外部の知見を適切に活用し、実際に行動できる技能を身につけることも学びます!※出典:金融経済教育推進会議「金融リテラシー・マップ」次回は、2408号(7月31日発売)掲載予定です!※『anan』2024年7月24日号より。イラスト・小迎裕美子取材、文・一寸木芳枝(by anan編集部)
2024年07月18日毎日の暮らしや将来に必要なお金のこと、きちんと把握してますか?「わからない」ゆえの不安は、知ることで解消できるはず!“お金初心者”の3人と一緒に、お金の勉強を始めましょう。「お金の教科書」、今回のテーマは「医療保険について考えよう【後編】」です。医療保険について考えよう【後編】西山美紀(にしやま・みき)さんファイナンシャルプランナー。お金、生き方などをテーマに取材を重ね、日々にうるおいをもたらしてくれるお金の貯め方、使い方を発信中。All About貯蓄ガイド。著書に『お金の増やし方』(主婦の友社)など。貯蓄未知子(ちょちく・みちこ/34歳・会社員)都内の賃貸で一人暮らし中。毎月の貯蓄は財形2万円+口座に残った分のみ。奨学金は完済。家を買うべきか悩み中。どんな安心が欲しいかを軸に保険を決めよう。未知子:前回お話を伺って、やっぱり医療保険に加入しようと決めました!でも、いざ検討してみるとわからないことが多くて…。西山:それでは、簡単なポイントと注意点をレクチャーしますね。未知子:お願いします!西山:まず医療保険は、自分がどんな安心が欲しいかを考えて選ぶのがおすすめです。未知子:安心、ですか!?西山:安心=保障内容ですが、主なものは、入院時に支給される「入院給付金」や手術をした際に支給される「手術給付金」です。未知子:これらが手厚ければ、それ以外の保障は不要でしょうか?西山:考え方次第ですが、がんや女性特有の事由(出産時の帝王切開や子宮筋腫、乳がん、子宮がんなど)でも、医療保険に入っていれば基本的にはカバーされますよ。未知子:そうなんですね!西山:ダブルでカバーしたい人は追加で女性疾病特約をつけるほか、がん保険の加入を検討しても。未知子:なるほど。我が家はがん家系なので、ちょっと心配です。西山:がん保険の場合、昨今は医療が発達して入院期間が短くなっている傾向にあることを考慮しましょう。入院給付金が手厚いものより、ウィッグ購入や遠方への通院などのケースを想定して、がんと診断された際にまとまったお金が出る「がん診断給付金(一時金)」にも注目して選びましょう。保険に加入する際、気をつけたい注意点は?未知子:注意点も知りたいです!西山:さまざまな保障を組み合わせると盤石なような気がしますが、保険料が高額に…。保障内容と保険料のバランスを考えながら複雑すぎないものを選ぶと、保険金請求や見直しの際にスムーズですよ。未知子:見直しも必要ですか!?西山:医療も保険商品も時代とともに変化しますし、結婚や出産などで状況が変わると求める安心の基準も変わるはず。また転職で会社の手当が変わる場合もあります。ライフステージの変化に合わせて見直すのがいいと思います。未知子:なるほど…。一度入ったら終わりじゃないんですね。西山:あとは、加入したらご家族などに保険に入っていることを伝えること!せっかく入っても請求を忘れてしまっては意味がないですし、実際に請求漏れも多いようです。自分で手続きできないことがある場合も想定しておいて。未知子:確かにそうですね!伺ったアドバイスをもとに医療保険に加入して、家族にもきちんと伝えておくようにします。ありがとうございました!医療保険加入のQ&AQ. 「掛け捨て型」と「貯蓄型」どちらがよい?保険のそもそもの目的を考えると、「掛け捨て型」がおすすめ。「掛け金の一部を運用する『貯蓄型』はお金が貯まってよさそうだと思うかもしれませんが、保険料が割高に。お金を使うために解約して保障がなくなっても困りますし、タイミングによっては元本割れする恐れも」Q. 保障期間の考え方は?保障期間には「終身(一生涯)保障」と「定期保障」が。「医療保険は一度病気をすると加入できなくなるケースもあるので『終身保障』がベター。高齢になるほど病気になりがちなので、途中で保障が切れてしまうと心許ないと思います」Q. 特約はつけるべき?女性特有の疾病やがん関連の疾病も通常の医療保険でカバーされることに留意して判断を。「がん家系など心配な方は特約をつけてもいいと思いますが、最低限の保障でよければ特約はつけない手も」Q. 契約時の注意点は?最初から特定の保険会社に絞らず、複数の保険会社で見積もりを。「ただし各社で条件が細かく異なるため、まずは自分が希望する保障内容をしっかり考えて」Q. 月払い保険料の目安は?掛け捨て型で、入院給付金が日額5000円ほどあればまずは安心。「30歳前後なら、終身保障で月1000~2000円ほどの保険料で入れると思います」次回は、2406号(7月17日発売)掲載予定です!※『anan』2024年7月10日号より。イラスト・小迎裕美子取材、文・宮尾仁美(by anan編集部)
2024年07月10日Gakkenは6月27日、シリーズ20万部突破の『マンガでカンタン!』シリーズより、『マンガでカンタン!社会保障で得するお金は7日間でわかります。』を発売しました。■社会保障は知らないと損をする⁉社会保障は自分には関係ない、小難しい話ばかりでわかりづらいから知らないまま……こんな人は多いのではないでしょうか。しかし、それは非常にもったいないことです。実は、社会保障制度は生きていく中で、最大で1,000万円以上ものお金がかかわっている制度です。そして、社会保障制度は出産・育児や老後の年金といったライフステージをともに歩くパートナーで、けがや病気、失業など、大きなリスクが起こったときに支えてくれる存在なのです。■あなたのライフステージで「損しない」「得をする」ための情報が満載!「知らないと損をする」「知っていると得ができる」……そんな社会保障の1,000万円分の知識を、楽しく、カンタンに学べる書籍が同書です。『マンガでカンタン!社会保障で得するお金は7日間でわかります。』のタイトルどおり、社会保障で得するお金を全編マンガ・たった7日で身につけるというコンセプトになっています。キーワードは、「もらえるものはもらって、払わなくていいものは払わない」。7日後にはきっと、人生を豊かに過ごすための使える知識が身についていることでしょう!■全編マンガだから、何もわからない人でも楽しく読める!「社会保障と言われてもまったくわからない」という人にはまさにうってつけ!マンガは、子育ての日常を描いたマンガを発信し、現在Instagramフォロワーが約18万人で大人気のモチコさん(@mochicodiary)が手がけています。小気味よいテンポで、適度なボケも入っているので、あっという間に7日分読めてしまいます。構成は、以下のような7日間。社会保障で得するお金を1冊できちんと身につけられるようになっています。●1日目 【社会保障って何?】・セーフティネット/社会保険/130万円の壁●2日目 【けがや病気のあれこれ】・3割負担/高額療養費制度/医療費控除●3日目 【働けなくなったら】・傷病手当金/労災保険/障害年金●4日目 【妊娠・出産で得するお金】・出産育児一時金/産休/出産手当金●5日目 【子育てにはお金がかかる】・教育費/児童手当/育休/産後パパ育休●6日目 【失業してしまったら】・雇用保険/公共職業訓練/教育訓練●7日目 【老後に備えて】マネープラン/年金の増やし方/介護同書は、単に「マンガだから読みやすい」というだけではありません。イメージイラストや図解が満載で、ややこしい仕組みや複雑な要件もひと目でわかります。マンガの下にそのページでのキーワードが掲載されていたり、1日の終わりに重要な部分をまとめていたり、といった工夫もしていて、徹底的に「わかりやすさ」にこだわっています。社会保障の基本は申請主義。つまり、申請しないと社会保障のありがたみを享受できないということです。だからこそ同書では、「いつまでに何をすべきか」をその都度解説。知識を得て、活用するところまでサポートしています。■書誌概要『マンガでカンタン!社会保障で得するお金は7日間でわかります。』著:井戸美枝漫画:モチコ定価:1,650円発売日:2024年6月27日電子版:あり(同時配信)発行所:Gakken学研出版サイト:(エボル)
2024年07月03日毎日の暮らしや将来に必要なお金のこと、きちんと把握してますか?「わからない」ゆえの不安は、知ることで解消できるはず!“お金初心者”の3人と一緒に、お金の勉強を始めましょう。「お金の教科書」、今回のテーマは「医療保険について考えよう【前編】」です。医療保険について考えよう【前編】西山美紀(にしやま・みき)さんファイナンシャルプランナー。お金、生き方などをテーマに取材を重ね、日々にうるおいをもたらしてくれるお金の貯め方、使い方を発信中。All About貯蓄ガイド。著書に『お金の増やし方』(主婦の友社)など。貯蓄未知子(ちょちく・みちこ/34歳・会社員)都内の賃貸で一人暮らし中。毎月の貯蓄は財形2万円+口座に残った分のみ。奨学金は完済。家を買うべきか悩み中。公的なものと民間のもの、医療保険の違いを知ろう。西山:未知子さんは、民間の医療保険に加入していますか?未知子:実は入っていなくて…。以前検討したのですが、よくわからなくてそのままになっています。西山:病気やケガで入院・通院した際にかかる医療費の負担を軽減してくれるのが医療保険。実は国の制度である公的医療保険(健康保険)もそのひとつなんですよ。未知子:日本は国民皆保険制度だと聞いたことがあります!西山:そうですね。その公的医療保険とは別に、医療費の負担を個人でさらにカバーしたい人向けにあるのが民間の医療保険なんです。未知子:なるほど!西山:なので、絶対に必要なものではありませんが、いざというときの備えという意味では加入を検討する価値あり。まずは自分にとって必要かを明確にしましょう。未知子:民間の医療保険に入った方がいい人の基準はありますか?民間の医療保険に加入した方がいい人は?西山:最大のポイントは、高額な医療費が必要になったとき「何かに困る」可能性があるか否かです。未知子:詳しく教えてください!西山:まずは金銭面で困るかどうか。たとえば医療費が高額になった際、貯蓄から支払うことが難しい人や貯蓄を減らしたくない人、あとは自営業者など収入が途絶える可能性がある人は、保険でカバーできると安心ですよね。未知子:入院や通院が長引いたら、お金の心配が出てくるかも…。西山:そしてもうひとつ、精神的に困るかどうかも重要。病気やケガで心身ともにダメージを受けているとき、医療費で貯蓄が減るとさらに不安になると思います。そんなときに保険からお金が出れば、気持ちが少し軽くなるかも。未知子:なるほど!西山:私自身、以前入院した際に個室の差額ベッド代を保険からのお金でまかないました。大きな支出の不安なく、治療に専念できてありがたかったです。未知子:それは心強いですね!西山:もうひとつのポイントは、自分が利用できる制度や手当を把握しておくこと。日本には高額療養費制度があり、保険適用される医療費の1か月あたりの自己負担額には上限があります。また会社員だと、傷病手当金もありますし、会社独自の給付制度がある場合も。未知子:そうなんですね!西山:なので、そういった制度や手当と、先に挙げた困りごとのバランスで決めてもいいかも。未知子:まずは会社の制度を調べて、改めて検討してみます!医療保険に入るべきなのはどんな人?押さえておきたいポイントをチェック!【POINT 1】医療費が必要になったとき“困りごと”があるか金銭面、精神面で考えたときに不安がある人は、医療保険が支えになってくれることも。・金銭面での困りごとに貯蓄で医療費をまかなえるか不安な人や、貯蓄を削りたくない人、自営業者など収入が途絶える可能性がある人など、お金の面での心配を軽くしてくれるのが医療保険。制度や手当でどれだけカバーされるかも判断基準に。・精神面での困りごとに病気やケガで心身ともに不安な療養中、貯蓄を取りくずすことが精神的に負担になる場合も、医療保険によって安心感を得ることができる。また給付金を入院時の個室代に充てるなど、さらなる快適さを手に入れることも。【POINT 2】病気やケガの際に利用できる制度や手当があるか医療費の払い戻しが受けられる公的制度のほか、勤務先の手当との比較も判断材料に。・高額療養費制度保険適用の医療費が、1か月あたりの自己負担上限額を超えた場合に差額の払い戻しを受けられる制度。一般的な年収の人なら、負担額は月9万円ほどに。健康保険に加入していれば誰でも申請できる。・傷病手当金会社員の場合、病気やケガの療養で働けなくなった際でも条件を満たすと通算1年半まで、給与の3分の2ほどの手当を受け取れる。また勤務先によっては高額療養費制度の付加給付や、福利厚生制度や互助会などから別途お金が支給される場合も。いずれも自営業者にはない。医療保険は、備えあれば憂いなし。ケガや病気の際の不安を軽減してくれるのが、民間の医療保険。自分にとって必要かどうか、この機会にじっくり考えてみて!次回は、2404号(7月3日発売)掲載予定です!※『anan』2024年6月26日号より。イラスト・小迎裕美子取材、文・宮尾仁美(by anan編集部)
2024年06月26日毎日の暮らしや将来に必要なお金のこと、きちんと把握してますか?「わからない」ゆえの不安は、知ることで解消できるはず!“お金初心者”の3人と一緒に、お金の勉強を始めましょう。「お金の教科書」、今回のテーマは「新しい固定費、把握してる?」です。新しい固定費、把握してる?高山一恵(たかやま・かずえ)さんファイナンシャルプランナー。Money&You取締役。Webメディア「FP Cafe」「Mocha」の運営ほか、多くの働く女性のマネーのお悩みを解決、サポート。頼藤太希さんとの共著に『はじめての資産運用』(宝島社)がある。散財好美(さんざい・よしみ/31歳・フリーランス)5年交際中の彼と同棲中。推し活とちょこちょこ散財する癖が抜けず、貯金は微増にとどまり中。今夏は“推し”のファンミーティングに参加すべく、2泊3日の韓国旅行を計画中。コロナ禍で契約したサービス、今も必要?好美:お金を貯められる体質になるための第一歩は「固定費の見直し」と学んだのが約2年前。あの後すぐにスマホの料金プランを見直して5000円以上を節約。さらに今年の4月に引っ越しをして、家賃を3000円安くすることに成功しました!高山:それは大きな変化ですね。好美:“換え活”という言葉が刺さりました(苦笑)。でもまだ目を背けている部分があって…。高山:それはサブスクのこと?好美:なんでわかるんですか!?高山:私の元に相談にやってくる方々の1か月の家計簿を見せてもらうと、コロナ禍で加入したサービスを今も継続している人がすごく多いんです。動画配信サービスをはじめ、お花の定期便など、いろんなサービスを契約して、そのままになっている人が。当時は旅行にも遊びにも行くことができなかったので、「その費用だと思えば…」と考えてしまったのはわかるのですが(笑)。好美:やば…。まさにそれ、私です。でも、一度その利便性を味わってしまうと、なかなか見直しに手がつけられなくて。高山:気持ちはわかります。でもね、毎月3000円節約できれば10年間で36万円。投資で年間約3万円の利益を得ようと思っても、そうはうまくいかないとしたら、やはりサブスクも定期的に見直さないと。家計簿に新しい項目を加えて書き出してみる。好美:そうはいっても、たとえばジム代やオンライン英会話のレッスン代、その道のスペシャリストのオンラインサロンの会費などは「自分磨き代」では?私の友達は「心に潤いを与えてくれるから」と、花やお菓子の定期便を楽しんでいる人もいます。それら全部が見直し対象?高山:そこは難しいジャッジです。本当に必要かどうかは、個人差が大きいのも事実なので。でも、“毎月必ず出ていくお金”という意味では、それは立派な固定費。定期的な見直しは必要です。好美:そっか…。では、“これは使いすぎ”という危険水域の目安はありますか?高山:月の収入に対して、5%でしょうか。手取り25万円だったら、1万2500円。好美:ヒー!少なっ!高山:でもそこに家賃や保険料、水道光熱費、スマホ料金を加えたら、貯金できる余裕はわずか。好美:確かに…。高山:まずは家計簿に“新しい固定費”の項目を作り、書き出してみましょう!洗い出したい“新しい固定費”例・Netflix スタンダード…月額 1490円・YouTube Premium(iPhoneの場合)…月額 1680円・Spotify Premium Standard…月額 980円・Amazonプライム…月額 600円・LINEスタンプ プレミアム…月額 240円・食べログプレミアム…月額 330円・クックパッド プレミアムサービス(App Storeの場合)…月額 400円・Google One ベーシック…月額 250円・アイドルグループ ファンクラブ会費…月額 550円・人気インスタグラマーInstagramサブスクリプション…月額 300円・オンラインサロン会費…月額 1万円・花の定期便…月額 1320円Total 1万8140円“新しい固定費”の目安は毎月の収入の5%!クレジットカードの年会費なども、月割りにして項目に加えるとベター。複数枚契約しているなら1枚をやめるなど、必要なものを見極めるために、現実から目を背けないこと!次回は、2402号(6月19日発売)掲載予定です!※『anan』2024年6月12日号より。イラスト・小迎裕美子取材、文・一寸木芳枝(by anan編集部)
2024年06月08日今回は人気のマンガを紹介します!どんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:CHIHIRO久しぶりに通帳を記帳した結果主人公は結婚を機に、お金の管理を夫に任せていました。ある日、友人の結婚式があるためお金を引き出そうとした主人公。久しぶりに通帳を記帳をした主人公は、驚くべきものを目にしてしまいます。お祝い金が必要になり…出典:愛カツ記帳する主人公出典:愛カツ通帳を見ると…出典:愛カツ記帳後、残高を見て「ちょっ…なによこれ?!」と主人公は驚きます。ここで問題記帳すると、残高はどうなっていたでしょうか?ヒント!久しぶりに見た残高は、大きく変化していました。[nextpage title=""]残高は…出典:愛カツ正解は…正解は「300万円あった貯金が90万円に減っていた」でした。なんと貯金はかなり引き出されており…。主人公は「あいつ…」とつぶやきながら、夫の顔を思い浮かべるのでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年06月04日結婚当初は別々でお金の管理をしていた私たち夫婦。しかし、私が会社を辞めて夫の給料だけで生活することになると、衝撃的な事実が発覚し……。 私が仕事を辞めると…結婚した当初は、お互いに正社員として働いていた私と夫。そのため、財布は別々で管理しており、必要に応じてお金を出し合っていました。 しかし数年後、私は出産を機に仕事を辞め、夫の収入だけで生活することになると、今まで知らなかった驚きの事実が発覚したのです。 義母が夫のお金を管理!?なんと夫は、社会人になってから給料をずっと義母に管理してもらっており、毎回必要になると義母に連絡をして現金で受け取っていたのです。 社会人にもなれば「自分のお金は自分で管理するのが普通」だと思っていた私にとっては、「そんなことある!?」と衝撃的でした。 結婚してから19年が経過しましたが、現在も夫の口座は義母が管理しています。私は何度も「自分で管理して!」と言っていますが、「お母さんが元気なうちは嫌だ!」と反発する夫。もちろん、義母にはいつまでも元気でいてほしいですが、しばらくこの状況が続くのかと思うと気が重いです。 著者/鈴木愛子作画/霜月いく ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2024年05月31日大学生となった次男の湧太は、小学校の頃、支援級に通っていました。今は支援を必要としていませんが、彼が家庭にいるうちに、できる限り様々なトライ&エラーをして欲しいと思っています。なぜなら、トライ&エラーで得る経験値は財産だからです。今回は、生きていくための必須項目、「お金との付き合い方」のトライ&エラーについて、我が家の事例を紹介します。■発達障害があるとお金のトラブルを抱えがち発達障害があるとお金のトラブルを抱えがちであることは、多くの支援者が指摘しています。【発達障害の特性があるがゆえに抱えがちな困りごと】(1)衝動的に欲しいものを買ったり、やりたいことやってしまう(2)見通しを立てるのが苦手なので、計画的にお金を管理するのが難しい(3)予算に関係なく、好きなものには徹底的にお金を使ってしまう幼い頃の息子は、(1)(2)が該当していました。「このままだとマズイかも!」と考え、金銭教育には力をいれることにしました。■子どものお金の使い方をどうやって把握する?まずは、彼のお金の使い方を知るために、お金を精算制にしてみました。中高時代のおこづかいは3,000円。その他の必要経費は、「下記の精算用紙とレシートを提出すれば、後日精算します」という制度です。お金の使い方は、優先順位をつけることが必須です。そのためには、大きく3つの項目に分け考えます。緑はインフラ、黄色はコスト、グレーはクッションです。【緑:インフラ】生活をする上でのインフラとなる費用です。将来的には家賃、水光熱費、通信費などです。中高生で考えると、部活の遠征や塾に行く際の交通費、学校から塾に行く間の腹ごしらえや時間調整のために入るカフェ代をカウントしました。【黄色:コスト】生活をする上での、ランニングコストです。将来的には、食費、日用品といった生活費です。中高生で考えると、パンやおにぎりといったお弁当以外に食べる捕食代(中高生男子は、いつもお腹がペコペコです)、文房具代、書籍代などをカウントしました。【グレー:クッション】イレギュラーなお金のことです。将来的には、レジャー費、交際費などです。中高生で考えると、お友だちとの外食やレジャー費です。クッション費については、「500円以上の部分」かつ「親が納得するようなプレゼンができれば」精算します、というルールでした。たとえば、休みの日に友だちと遠くに遊びに行った時の交通費や食事代を一部負担するといったところでしょうか。この制度の良い点は、経費精算なので「お金が足りなくなると、精算せざるを得なくなる」ということです。「精算用紙を提出すれば現金が手に入る」と脳の報酬系を刺激する仕組みを作ることで持続可能な制度となりました。■息子の動きが透けて見える優秀な手がかり思春期は、親子の会話の少ない時期です。「必要経費にするためのプレゼン」など、精算にまつわるアレコレが親子の大切なコミュニケーションになりました。予想外の副産物として、レシートの優秀な探偵ぶりをあげたいです。息子が買い食いをしているレシートを見ることで、「こんなものを食べているんだ。この時間に、ここにいるんだ」と、息子の動きが透けて見えました。お金の流れは、本当に正直です。■無駄遣いは注意すべき?私は、息子に対して、「無駄遣いをやめなさい」とか「節約しなさい」と言ったことはありません。むしろ、お金の小さな失敗を経験させたいと考えています。たとえば、「友だちと遊びに行く予定があるのに、お小遣いが足りない。どうしよう!」とか「あの時無駄遣いしなければ、今〇〇円あるはずなのに!」といった感情経験です。最初から、お金を上手に使える人なんていません。お金の小さな失敗は、冒頭でお話した「トライ&エラーでしか得ることができない経験値」です。本人が感情経験を素直に感じとれるよう、家庭内に、失敗も含めてお金の話を自然にできる雰囲気を作っておくことが大切だと思います。■「お金の失敗をさせない」ことより大切なこと成年年齢の引き下げで18歳、19歳の若者は、未成年者取消権(親などの同意なく行った契約を取り消すことができる権利)を使えなくなりました。「お金の失敗は、誰にでも起こり得る」という気持ちで親が構えていれば、子どもが実際に金銭トラブルを抱えてしまった時、親に相談がしやすいとも思います。もっとも困ることは、子どもがお金のトラブルを抱えたまま、誰にも相談できず、問題が大きくなってしまうことです。高校を卒業するまでに、「この子のお金の使い方はどんな感じかな」と子どものお金の使い方の癖を親が把握しておくこと、「お金の失敗は誰でもするんだから、何かあったら相談できる」という親子関係の構築は大切だと思います。■もし子どもが金銭トラブルに巻き込まれたら…?少し余談になりますが、子どもから金銭トラブルの相談を受けた時、保護者も動揺するでしょう。でも、大丈夫!保護者は「このトラブルは、どこに相談すればいいのかな?」ということを子どもと一緒に考えてください。「相談先を子どもと一緒に調べ、考える」という保護者の姿勢があるだけで、子どもは心強いと思います。相談窓口は、下記などがあります。◎金融庁: 「中学生・高校生のみなさんへ」 「基礎から学べる金融ガイド」が、ダウンロードできます。お金のベーシックな知識は、これを読むと良いでしょう。また「基礎から学べる金融ガイド」の31ページ以降は「トラブルに注意」という項目となっており、相談窓口が記載されています。お金を請求された場合、支払ってしまった後に取り戻すことが難しい場合もあるので、支払う前に、相談した方が良いでしょう。保護者の側にも、「問題を一人で抱え込まずに、早めに相談機関と繋がる」という感覚が必要です。■発達障害の診断を受けた息子の今!わが家の金銭教育について、息子はどう感じていたのでしょうか? 本人に聞いてみました!湧太:精算制度のおかげで、浪費してしまった次の月は節制するなど、「自分で自分のお金は、コントロールできる」という感覚を持てるようになりました。■発達障害のある子はずっとこのまま?という不安いかがだったでしょうか? 3回に渡って、発達障害と診断された息子の中学高校生活に伴走して考えたことをまとめてみました。子どもに発達障害の特性があると、育児最前線にいるママは本当に、本当に大変です。いくら大変でも、ママには「育児をしない」という選択肢がない以上、毎日をゼーハーと“こなす”しかないですよね…。お疲れさまです。でも、そんな日々を懐かしく思い出せる日が来るんです。私は、ある時、ふっとそんな日がやってきました。発達障害がある子の成長スピードは、定型発達の子の7割くらいと言われています。幼い頃や学齢期だと、周囲の子どもと比べてできないことが多すぎて「ずっとこのままなんじゃないか」という気持ちになることもありますが大丈夫!! 「オムツがとれた」「立てた」「おしゃべりができた」といった時代、「あれ? うちの子、発達が遅い? 大丈夫かな?」などと気になっていたことはありませんか? でもあとから考えれば、それはたいした時差ではなかったですよね…。発達のスピードはゆっくりかもしれませんが、発達障害がある子も確実に成長します。子どもが育つ力を信じて、その子なりの育ちを見守れると良いですね!最後に最近の私の話をひとつ。「ふつう」という枠に入らない子を育てている母ばかりで話をする機会があった時のことです。「私たちは、ヘビーな子育てだったがゆえに、いろんなことを考えざるをえなかった。そんな時間は、振り返った今となっては貴重だったよね」というのは、全員一致の見解でした。発達障害のある子を育てていると、途方に暮れることも多々あります。でも、大丈夫! 子どものことを一生懸命考えている自分を大切に扱いながら、自分なりの歩幅で歩いていけば、いつの間にか楽になる日が来るのだと実感を込めて思います。そして、そんな日々こそが人生の財産なんです。本記事はあくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は専門機関にご相談ください。■楢戸ひかるの著書 『ギフテッド応援ブック −生きづらさを「らしさ」に変える本−』(小学館刊) 定価1,760円(税込)/192ページ著:楢戸ひかる監修:片桐正敏(北海道教育大学旭川校教授)取材協力:小泉雅彦/日高茂暢/ギフテッド応援隊マンガ:黒川清作 ギフテッドの生きづらさをリアルに描いたストーリーマンガ80ページと、約100ページの解説で構成。 当事者たちの「生きづらさ」を「らしさ」に変えるために必要なサポートのあり方についても提案した書籍。
2024年05月31日毎日の暮らしや将来に必要なお金のこと、きちんと把握してますか?「わからない」ゆえの不安は、知ることで解消できるはず!“お金初心者”の3人と一緒に、お金の勉強を始めましょう。「お金の教科書」、今回のテーマは「購入?賃貸?家とお金【後編】」です。購入?賃貸?家とお金【後編】石岡 茜(いしおか・あかね)さんことり不動産代表。女性ならではの視点と“幸せな家選び”をモットーに、物件選びをサポート。著書に『持ち家女子はじめます 人生に「いいこと」が起こるおうちの買い方』(飛鳥新社)が。貯蓄未知子(ちょちく・みちこ/34歳・会社員)都内の賃貸で一人暮らし中。毎月の貯蓄は財形2万円+口座に残った分のみ。奨学金は完済。家を買うべきか悩み中。家を買う前にまず考えるべきことは?未知子:前回お話を伺って、家を持つことに俄然興味が湧いてきました!でも、実際に買うとなると、わからないことだらけで…。石岡:そうですよね。未知子:戸建てよりマンション購入が現実的かなと思っているんですが、アリでしょうか?石岡:都市部で働く単身女性の場合、現実的なのはマンションだと思います。今回は主にマンション購入のイロハを紹介しますね。未知子:お願いします!石岡:まずは、なぜ家を買いたいのか、改めて自分に問いかけてみて。その家でどのくらいの期間、どんな暮らしを送りたいかイメージすると、住みたい街や間取りなどが明確になってくると思います。未知子:私は会社へのアクセスがよくて、料理がしやすいキッチンがある家がいいな。それからリビングと寝室は分けたいです!避けては通れない、家にまつわるお金の話。石岡:希望の条件がクリアになったら、予算を決めましょう。未知子:一体いくらの家なら買えるのか、気になってました!石岡:銀行から借りられる住宅ローンは、年収の7~8倍が目安。頭金を入れることができる場合は別ですが、借入可能額=購入可能額ということになります。未知子:なるほど。石岡:マンションの場合、ローンのほかにも維持費として管理費や修繕積立金が毎月発生することを忘れずに。また、購入時に銀行などに支払う手数料や諸費用として物件価格の5~7%かかります。未知子:物件価格以外にもいろいろ必要ですね!(驚)ところでローンには審査があるんですよね?石岡:はい。主に人物と物件の2つの視点で審査されます。未知子:ぐ、具体的には…?石岡:まず人物面では、年収や資産状況だけでなくローン申込時の年齢や勤務先、勤続年数など。またクレジットカードなどの滞納履歴がないかもチェックされます。未知子:ふむふむ…。石岡:物件面では、本人の居住用かどうか、築年数、面積など物件自体に価値があるかも重要ですね。物件の資産性が高いと、後々売却したり賃貸にして家賃収入を得ることもできるので、ライフスタイルの変化が大きい単身女性には重視してもらいたい項目です。未知子:何かあったときに頼りになる家って、心強いです!石岡:暮らしが充実し、安心できる場所が手に入るのが持ち家のいいところ。人生のひとつの選択肢として検討してみてください。購入を検討する際のポイントをチェック!・家を買いたい理由を明確にする一生住む家なのか、将来的に住み替えも視野に入れるのかなどにより、選ぶべき物件には大きな違いが。「買いたい理由によってエリアや沿線だけでなく、間取りなども変わってくるはず。長期的な視点で考えると、理想の物件が見えてくると思います」・予算について考える銀行の住宅ローンの仮審査に出してみると、購入可能な金額を把握できて予算の目安に。「物件価格の5~7%相当の諸費用は自己資金として用意しておくのがベター。またマンションだとローン以外にも毎月、管理費や修繕積立金が必要になります」・住宅ローンについて知るローンを借りられる額と無理なく支払いできる額は異なる。「年間返済額は年収の25~35%を目安にするのがおすすめ。また、現在の収入がずっと続くわけではないことを念頭に置いて、ローンを完済する年齢についても想定しておきたいものです」・資産性がある物件を選ぶ人生のさまざまな局面に対応できる物件選びを意識したい。「賃貸に出しやすい家だと、何かあった際でも安心。マンションの場合、資産性と関連が深いのが、物件の修繕積立金と耐震基準がどうなっているか。そのほか立地や広さなども大切です」事前に知っておくことで理想の物件に出合ったあとの行動がスムーズに。理想の住まいの条件や、そのために必要なお金のことは、いま家を買う予定がなくても知っておいて損はなし!次回は、2398号(5月22日発売)掲載予定です!※『anan』2024年5月8日‐15日合併号より。イラスト・小迎裕美子取材、文・宮尾仁美(by anan編集部)
2024年05月05日今回は、お金を返さない友人のエピソードを紹介します。主人公には、仲のいい友人がいます。初めて友人から「お金を貸してほしい」と言われたようです…。お金を貸してほしい…?友人の頼みなら…初めてお金の相談をされた返済の話が出てこない…モヤモヤした関係は避けたい大丈夫なのかな…なかなかお金を返してこない友人…。勇気を出して返済の話を電話でしてみたものの、不安は残るばかりで!?作画:凛々音原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2024年04月30日今回は【お金問題】がある男性との結婚について考えるべきポイントを紹介します。好きという気持ちだけで進めてしまうと、後悔するかもしれません。お金の管理が得意?もしも夫婦そろってお金の管理が苦手だと、結婚生活はかなり不安定となり、あなたが危惧しているように困難が耐えません。しかし、彼がダメでもあなたが得意なら、まずは問題ないと言えるでしょう。彼はあなたを信頼している?いくらあなたがお金の管理が得意でも、苦手な彼が財布を握っていては話になりません。結婚後はお小遣い制にする、毎月定額家に入れ残りはあなたが管理するなど、彼が約束してくれるかどうかを確認しましょう。「お金がない」が口癖ではない?「俺は、お金ないから」と言うようなら、注意が必要。お金がない環境に慣れてしまい、お金が手元に残る努力を忘れてしまっている可能性があるからです。口癖になってしまっているようなら、彼を変えていく必要があります。家族とのトラブルにも注意「彼の実家で寿司を注文したとき、なぜか私の彼氏が支払っていました。違和感を覚えていたのですが、その2年後彼の母から『お金を貸して』と言われてしまい…。彼の家庭はお金についてなにか大きなトラブルを抱えていると思い不安になりました」(20代女性)彼自身はよくても、彼の周りにお金問題を抱えている人がいるとそのトラブルに巻き込まれやすいかもしれません。そんな男性と結婚したいと思うのなら、これらの点に注意して慎重に検討しましょう。(愛カツ編集部)
2024年04月30日毎日の暮らしや将来に必要なお金のこと、きちんと把握してますか?「わからない」ゆえの不安は、知ることで解消できるはず!“お金初心者”3人と一緒に、お金の勉強を始めましょう。「お金の教科書」、今回のテーマは「購入?賃貸?家とお金【前編】」です。購入?賃貸?家とお金【前編】石岡 茜(いしおか・あかね)さんことり不動産代表。女性ならではの視点と“幸せな家選び”をモットーに、物件選びをサポート。著書に『持ち家女子はじめます 人生に「いいこと」が起こるおうちの買い方』(飛鳥新社)が。貯蓄未知子(ちょちく・みちこ/34歳・会社員)都内の賃貸で一人暮らし中。毎月の貯蓄は財形2万円+口座に残った分のみ。奨学金は完済。家を買うべきか悩み中。単身女性でも家を買うのはアリ!?未知子:そろそろ今のマンションが更新で、引っ越しを考えています。購入も検討したいので、家のお金のこと、教えてください!石岡:近頃は、単身女性でも購入を選択する方が増えています。総務省統計局「全国消費実態調査」(平成26年)によると、単身の持ち家比率は、男性より女性の方が2割ほど高いんです。家を持つと人生の選択肢が広がる面もあるので、これを機に考えてみては?未知子:私は独り身だし、家を買うと逆に身動きが取れなくなりそうな気もするんですが…。石岡:そんなことはありません!賃貸の場合は大家さんに家賃を支払いますが、購入すればローンとして返済するので、ゆくゆくは自分の資産に。パートナーができたら一緒に住むこともできますよね。未知子:なるほど!石岡:将来的に家族が増えたら賃貸にして家賃収入を得たり、売却したり…。買った家に一生住み続ける必要はないので、逆に選択肢が広がるのではと思います。未知子:たしかに。でもローンを組むなんて、不安なんですが…。石岡:現在の家賃を、家を購入したときの毎月の支払額(毎月のローンと諸経費の合計)に換算した場合、どのくらいの家なら負担なく支払いできそうか調べてみると、よい判断材料になると思います。未知子:たしかにこれまで払った家賃を考えると、買えてたかも…。家を購入するのにベストなタイミングは?未知子:最近、都市部のマンション価格が高騰しているというニュースを耳にしますが、それでも購入はアリなんでしょうか?石岡:たしかに、バブル期以来の高値と言われることも。でも購入物件の価格と賃貸の価格は比例するので、実は賃貸物件の相場も少しずつ値上がりしているんですよ。未知子:え!?じゃあ今の家賃も上がるかもしれないってこと?石岡:現在住んでいる家の家賃が急に上がることはないので大丈夫。ですが次に引っ越す際、同じ家賃や間取りで探しても従来より条件の悪い家しか借りられない…という事態は起こりつつあります。未知子:ひぇー!(怖)石岡:なので家を買う時期は、時勢よりも自分のタイミングを大事にした方がいいというのが私の考え。改めて自分が今後どんなライフプランで、どういう暮らしをしたいのかを考えてみては?未知子:たしかにこれまであまり考えずに生きてきました…。石岡:人生やお金のことに真剣に向き合ってみると、きっと住まいのことも見えてくるはずです!物件購入にまつわるギモンに答えます!Q. 結局、どちらがおトクですか?A. さまざまな観点で考えてみて。金銭面では賃貸で10年住んだ場合の支払総額と、同じ期間住宅ローンを返済した場合の支払額を比較するのが近道。視点を変え、家を持つという精神的な安心感や人生の選択肢の広がりなどの面で比較するのも。「持ち家だと人生の変化に強いのは確か。目安として、年収400万円以上の人は検討の価値があると思います」Q. 購入のメリット&デメリットは?A. 人によるのでぜひ比較を。賃貸用物件より購入用物件の方が、キッチンやバスなど設備面の充実度が高く、満足度は上がる傾向に。「ペットと暮らしたい、好みの空間にリノベーションしたいなどの目的がある人はメリットが大きいかも。一方、留学や転職などの目標があったり、ローンを組むことで毎月の出費が上がる人には、デメリットになるかもしれません」Q. 将来設計がまだなのですが…。A. 早めに考えてみるのがおすすめ。パートナーや子供の有無、仕事などのライフプランは、住まいと密接な関係が。「家の購入を考えることは、人生について考えることとほぼ同義。将来どんな暮らしをしたいか、そのためにはお金がいくら必要か…、一度真剣に考えると見えてくるものがあるはず。持ち家だと、何かあったときでも臨機応変に対応しやすい側面もあります」住まいを考えることは、自分を見つめること。一度は本気で、購入を検討してみては?家を買うことによって選択肢が増え、人生の変化に柔軟に対応できる場合も。まずは理想の暮らしや人生設計を描いてみて。次回は、2396号(5月1日発売)掲載予定です!※『anan』2024年4月24日号より。イラスト・小迎裕美子取材、文・宮尾仁美(by anan編集部)
2024年04月20日いま知っておきたいお金の話。お金に振り回されずに生きるために身につけたい5つの力について、ファイナンシャルプランナーの黒田尚子さんに伺いました。お金に振り回されずに生きるために5つの力を身につけよう。お金ビギナーが家計改善のために立ち上がると、まず取り組むのが節約。「今日からコンビニは禁止!毎月2万円は貯めよう」と張りきるのはいいが、黒田さんはそれだけではお金に困らない状態を作るのは難しいという。「どんなに節約を頑張っても、〈稼ぐ力〉が弱くては十分な額を貯められません。また、〈貯める力〉を上げるのはいいのですが、預貯金だけに資産を置いていると将来損をするリスクも」自分の家計を強く豊かにしていくには、下の5つの力をバランスよく育てたい。なかでも20代、30代が強化したいのは〈貯める力〉と〈稼ぐ力〉。お金ビギナーは、まずは毎月安定して貯められる力と仕組みを作ることを目標にしよう。そして長く働ける特権を活かし、今のうちに資格を取るなど収入を上げる努力をしていけば、貯蓄や投資に回せるお金を増やせ、生涯のゆとりを大きくできる。「仕事に直接は関係ないかもしれませんが、FP資格を取るのもおすすめです。貯蓄や投資だけでなく、ライフプランや社会保険など幅広く学べ、5つの力を伸ばすための基礎が身につきます。私も自己啓発の目的から20代で資格を取りましたが、起業につながっただけでなく、ライフプランを考えるうえで、非常に役に立ちました」1、稼ぐ力節約には限界があり、貯蓄を増やすには収入を上げることが不可欠。副業やポイ活もいいが、若いうちはまず本業の収入アップに注力を。「いろいろな資格を取得したり、語学力を磨いたりしておくことは将来にプラス。自己投資は惜しまないようにしましょう」・現在の手取り額を知る・働き方を見直す・自己投資する2、貯める力多く貯めてもしょっちゅう取り崩していては意味がない。毎月、コンスタントに残高を伸ばすことを目指そう。「最も重要なのは、確実に先取り貯蓄できる環境を整えること。会社の財形や給与口座から自動的に積み立てる仕組みを、少額でよいのでスタートさせて」・毎月決まった金額を積み立てる・先取りで貯める仕組みを作る・ライフプランを設計する3、増やす力貯める力があっても、超低金利の預貯金だけでは物価上昇に追いつけず、実質的なお金の価値が下がってしまうことも。「お金を運用して増やす力はこれからの時代に必要。ただし、投資をギャンブルにしないために、最低限の知識やリスクへの理解は必要です」・金融商品の特性を知る・長期・積立・分散投資を取り入れる・インフレについて理解する4、使う力好きなように使っていては、お金はいつまでも貯まらない。必要なものを見極め、ムダを減らす努力は家計管理の基本だ。「とはいえ無理な節約は続きません。おすすめはお金を使わない日を作ること。普段、いかに安易に財布を開いているか気づけ、効果的です」・家計の収支を改善する・ムダな出費を減らす・自分に必要な生活費を知る5、守る力増加する詐欺や契約トラブル、突然の病気や事故など、人生のアクシデントから資産や生活を守る力も大切だ。「ただし、保険に入りすぎてもムダ。会社員なら公的保障が充実しているので、まずその中身の確認を。若いうちは不足分だけ保険を使えば十分です」・人生のまさかに備える・契約トラブルや詐欺に注意する・加入している社会保険について調べる部屋が片付いている人は、お金に困らない!黒田さんによると、お金が貯まらない人ほど物が多く、部屋が散らかっているのだそう。「物が多いということは、それだけお金を消費したということ。しかも物が増えると管理できず、買ったことを忘れて使わずじまいになったり、賞味期限が切れたりして余計なロスが増えるのです」下のイラストに当てはまるものがあれば要注意。節約する前に、物を減らして部屋を片付けよう。「不用品を処分することで、自分のムダが浮き彫りに。きちんと収納できる状態を維持すれば、物の適正量がわかり、自分にとって何が必要かも見えてきます。結果、服も日用品も食品もムダに買いすぎないようになり、無理しなくてもお金が貯まり始めますよ」片付ける物とお金が見える化される自分に必要な適正量がわかる本当に必要なものと好きなものがわかるムダ使いがなくなり、家計にゆとりが出るお金が貯まり始めるあなたはいくつ当てはまる?こんな人はお金が貯まらない!玄関にビニール傘が何本も!食べようとしたら賞味期限切れだった!知らないうちに同じアイテムを3着持っていた。「お得」「まとめ買い」が好き。くろだ・なおこファイナンシャルプランナー。CFP(R)認定者、1級FP技能士、城西国際大学非常勤講師。セミナーや講演、メディアなど多方面で活躍。『マンガでわかる お金に人生を振り回されたくないから超ビギナーが今すぐやること教えてください』(主婦の友社)ほか、著書多数。※『anan』2024年4月24日号より。イラスト・oyumi取材、文・大上ミカ(カクワーズ)(by anan編集部)
2024年04月18日毎日の暮らしや将来に必要なお金のこと、きちんと把握してますか?「わからない」ゆえの不安は、知ることで解消できるはず!“お金初心者”3人と一緒に、お金の勉強を始めましょう。「お金の教科書」、今回のテーマは「金運アップのインテリア風水」です。金運アップのインテリア風水谷口 令(たにぐち・れい)さん風水心理カウンセラー。開運術に心理学を加えた独自のメソッドを構築し、迷信に振り回されない現代の環境学としての風水を提案する。近著に『あたらしい時代の開運大全』(ダイヤモンド社)が。地道奈子(じみち・なこ/28歳・派遣社員)既婚・子なしのDINKS。つみたてNISAは2年前にスタート。貯まったポイントを使った投資など、自分ができる範囲で楽しむのが得意。家の中を快適に整えてパワースポットに。奈子:春だし、暮らしも金運もアップデートしたい!そんな便利な風水術、ないですか?谷口:おすすめは、住まいを整えることです。家はとても長い時間を過ごすところですし、毎日の疲れを癒して英気を養う場所ですよね。だとしたら、そこが自分にとって快適で居心地のいいパワースポットであることが大切だと思いませんか?奈子:確かにそうですよね!じゃあ、気がいい方角への引っ越しや模様替えをするのが近道?谷口:そんな大がかりじゃなくて大丈夫!確かに古来の風水のセオリーではそうですが、何事も時代に合わせてアップデートすることが大切なんです。いま暮らす家を整えて、心地よいと感じる空間に変えることを意識するだけで、運気は上がっていきますよ。奈子:そうなんですね。てっきり方角や間取り、インテリアの色にこだわるものとばかり…。谷口:風水はバランスを整える学問です。そういった運気の上げ方も間違いではありませんが、もっと手軽で暮らしに馴染むように取り入れるのが本来の姿なんです。運気を上げる家の条件は無意識に安らげること。谷口:まずは帰宅するのが楽しみになるような空間づくりを。外での張り詰めた気持ちをほぐしてくれて、ほっと落ち着くことができる場所にすることを目指して。無意識に安らげる家がベストです。奈子:ふむふむ…。谷口:そのためにも大切なのは清潔感。ホコリや汚れがないことはもちろんですが、モノが散らかった雑然とした部屋もNGです。奈子:疲れているとつい掃除をサボっちゃうんですよね(汗)。谷口:気持ちはわかりますが、そんなときこそ整った部屋が重要!自分でやらず、家事代行などに頼っても効果は同じですよ。奈子:そうなんですね!谷口:特に運気に大きな影響を与えるのが玄関やリビング、トイレ。まずはそこを重点的に整えて。奈子:優先順位があると、がんばれる気がします!谷口:グリーンや生花などの植物を置くと、家全体にプラスの気を循環させることができます。アロマなど天然の香りや音楽を流すのもおすすめですよ。奈子:楽しみになってきました!谷口:家が整えば人が整い、結果として運気が開いていくというのが風水の考え方。自分の住まいを整えることは、開運、そして金運アップへの第一歩なんです。奈子:がんばって整えます!インテリアの風水術をチェック!【玄関】いつでもスッキリ&清潔を心がけて。新しい気の入り口であり、家中によい気を循環させる室内最大のパワースポット。「毎日ホコリを掃き出し、水拭きするのが理想的。出しておく靴や小物などは最小限にとどめて」【リビング&ダイニング】多くの時間を過ごす場所だからこそ快適に。よく座る場所から見える景色が心地よく、リラックスできることが理想。「テーブルやソファなどの家具は丸みのあるものを選ぶと、室内を陽のエネルギーで満たすことができます」【ベッドルーム】パジャマやベッドリネンは素材にこだわって。風水では、厄払いとパワーチャージにつながるといわれる睡眠時間。「直接肌に触れるパジャマやベッドリネンは麻素材がおすすめ。よく言われる枕の向きは気にしなくて大丈夫!」【バスルーム】湿気をためないよう清潔感重視で。バスタイムには陰の気を洗い流す効果が。湿気は邪気のもとだから、常に清潔を心がけたい。「浴室に置くものは最小限に。ボトル類はスッキリしたデザインで統一するのがおすすめ」【トイレ】気が流れ去る出口だからこそ清潔第一で。トイレが汚れていると家全体の気が滞る原因に。「とにかく掃除のしやすさと清潔感を重視して。季節の花や植物を置いたり、天然のアロマオイルを活用すると浄化につながります」次回は、2394号(4月17日発売)掲載予定です!※『anan』2024年4月10日号より。イラスト・小迎裕美子取材、文・宮尾仁美(by anan編集部)
2024年04月07日皆さんは、パートナーの行動に怪しいと思ったことはありますか?今回は「夫に違和感を抱いたエピソード」と読者の感想を紹介します。イラスト:筝湖みう生活費の管理は…結婚した主人公は、生活費の管理を夫に任せています。夫はしっかりした性格だったため、主人公は夫を信頼していました。ある日、会社の食事会でお金が必要になった主人公が、夫に「通帳かカードを貸してほしい」とお願いすると…。「俺がおろしに行ってくるよ!」と返されたため、夫にお金の引き出しを任せることにします。すると、今まで通帳を見せてもらっていないことに気がついた主人公。貯金のことが気になった主人公は…。貯金ってどれぐらい貯まった?出典:愛カツ夫に「貯金って今どのくらい?150万円くらい?」と聞いたのです。ところが、挙動不審になる夫は「大丈夫だって!」と言い、慌てて何かを隠している様子。その後もしつこく「ねえ見せてよ!」とお願いする主人公ですが、夫はコンビニへと逃げてしまいます。怪しいと思った主人公は、夫が管理している通帳を確認しようと決意するのでした…。読者の感想しっかりしている夫であれば、お金の管理も任せられそうですが…。夫の言動や行動からして、お金の管理はあまりできていないだろうと思ってしまいました。(40代/女性)主人公が「通帳を見せて」と言っても、通帳を見せようとしない夫は明らかに怪しいですね。自分たちの生活に関わることなので、お金のことは普段から話し合いたいです。(50代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年02月08日皆さんは、家の中でお金をなくした経験はありますか?今回は「お金がなくなったと訴え続けた女性」にまつわる物語とその感想を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:モナ・リザの戯言お金がなくなる家家から頻繁にお金がなくなることに気づき、悩んでいた主人公。しかし息子に「またお金がなくなったの!」と訴えても、相手にしてもらえませんでした。実は主人公のお金を盗んでいたのは、家を訪れるホームヘルパーだったのです。そして主人公が犯人に気づかないまま、ヘルパーの訪問日がやってきて…。封筒を覗いたヘルパーは「100万円!?私にボーナスってコト!?ラッキー!」と大喜びしました。そのとき、どこからか「この泥棒!」と言う声が聞こえてきたのです。声に驚いて…出典:モナ・リザの戯言突然の声に驚き、足を滑らせてしまったヘルパー。転んで痛がっていると、後ろには同僚のヘルパーたちが待ち構えていました。ヘルパーは「お金がなくなっていたのは、あなたの訪問日」と、同僚に指摘されてしまい…。信頼していたヘルパーに裏切られていたと知った主人公は、肩を落とすのでした。読者の感想確かに家からお金がなくなっているのに、息子にも信じてもらえないなんてつらいですよね…。そのうえお金を盗んでいた犯人が信頼していたヘルパーだったとは、驚きました。(20代/女性)家からお金がなくなったら、泥棒か家にいる人間を疑ってしまうと思います。ヘルパーがそのようなことをしていたとは、驚きとショックを隠せません。(40代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(lamire編集部)
2024年02月04日FoRが運営する“自分をもっと好きになるコスメスキンケアプラットフォーム”「ONEcosme」は、20代〜50代の美容に興味がある人に対し「毎月の美容にかける金額」のアンケートを実施しました。今回、美容に興味がある人を対象に、「毎月のスキンケアにかけるお金」「毎月のメイクにかけるお金」「スキンケア・メイク用品をよく買う場所」のアンケートを行ったところ、20代〜50代から回答が集まりました。■20代〜60代以上の幅広い年代から回答今回のアンケートは、20代〜60代以上と幅広い年代から回答が集まり、30代がほぼ半数の44%でした。■毎月のスキンケアにかけるお金は「3,001円〜5,000円」が最多毎月のスキンケア代は、3,001円〜5,000円と回答した人が最多の38%。1,001円〜3,000円と回答した人が10%差の28%という結果となりました。■毎月のメイクにかけるお金は「1,001〜3,000円」が約4割に毎月のメイクにかける金額は、1,001〜3,000円が38%、3,001円〜5,000円が24%となり、今回の調査では、メイク用品にかける金額よりもスキンケア用品にかける金額の方が多いという結果になりました。■スキンケア・メイク用品を最もよく買う場所は「ドラッグストア」にスキンケア・メイク用品をよく購入する場所の質問では、ドラッグストアと回答した人が半数以上の66%となりました。今回の調査に協力してくれた人たちは、月単位で見たときにメイク用品よりもスキンケア用品にお金をかけることが分かりました。また、今回調査に協力してくれた人の中では、スキンケア・メイク用品をよく買う場所に「ドラッグストア」を選んだ人がいちばん多い結果となりました。■調査概要調査方法:アンケート調査調査期間:2023年11月20日〜11月21日調査対象:インターネット利用者対象者数:50名ONEcosme:(エボル)
2024年02月01日私たち夫婦は共働きで、お金の管理は妻である私がしていました。私のお給料は貯金し、生活費は夫の給料で何とかやりくりの日々。夫には、夫の給料から毎月3万円を渡していましたが、夫は不満があるようで度々お小遣いを無心してくるようになったのです……。 夫の小遣い結婚する際、お金管理についてしっかり決めごとをしていた私たち夫婦。私のお給料は貯金へ、生活費は夫のお給料からやりくりすることにして、妻である私がお金管理を行っていました。 夫のお給料からは、毎月夫へのお小遣い3万円と私のお小遣い1万5000円も捻出していました。お昼は手作りのお弁当を持たせるなど夫にお金がかからないよう工夫していますが、夫は3万円では足りないよう……。「小遣いが足りない」「生活費でこれを買ってほしい」と常に不平不満をこぼしていました。 でも、これ以上渡すと夫の給料でのやりくりは危ういのです……。とはいえ、夫の不満を無視し続けることはできないと思い、自分のお小遣いは自分の稼ぎから出すようにして、だいたいいつも5000円ぐらい余るため、そのお金を追加で夫に渡していました。 しかし、夫の物欲は止まりません。お小遣いを多く渡した数日後、「これ(夫の物)を生活費で買って」と言ってきました。そのとき、私の中で何かがブチっと切れたのですー。 怒り心頭の私は「お小遣いから買いなさい!」とまるで子どもに言うように叫んで夫に説教。今回ばかりは許せませんでした。 その後ー。 しばらく機嫌の悪かった夫ですが、仕方なく自分の小遣いから出して購入したよう。 夫ともう一度話し合いの機会を設け、夫の小遣いを3万円から4万円に、私のお小遣いは1万円に減らすことで着地しました。特に欲しいものもないので1万円でも足りるのですが、夫のお金の使い方には今でも不満を感じています。 ◇◇◇夫婦間での金銭感覚のズレは非常にネックな問題ですよね……。なんとか着地したようですが、今後も定期的に話し合いを重ね、夫婦の感覚が少しでも近づいていくといいですね。 イラスト/ふくふく 著者:小林さつき
2024年01月25日クロコスはこのほど、「自分へのご褒美」と「冬のボーナス」について女性280名にアンケートを実施しました。■自分へのご褒美、何にいくら使ってる?皆さんは自分へのご褒美していますか?自分を労わったり、モチベーションを保ったりするのに欠かせないと考える女性もいるはず。その一方で「自分へのご褒美は何をする?」「いくらぐらい使う?」と疑問に思っている女性も少なくないようです。また、「自分へご褒美する感覚がわからない」「しない」という女性もゼロではありません。そこで今回、「自分へのご褒美」と「冬のボーナス」についてアンケートを実施。その実態に迫っています。■自分へのご褒美をしたい女性は80%。ボーナスの有無との関係は?仕事や家事などさまざまなことに頑張った自分にこそ、ご褒美が必要かもしれません。12月はボーナスシーズンでもあります。貯金や生活費、教育費やローンなど、優先すべきことがたくさんある中で、自分へのご褒美とボーナスの使い道の関連はあるのでしょうか。そこでアンケートでは「今年は自分へのご褒美をしたいと思いますか?」と質問しました。もっとも多かった回答は「【ボーナスは関係なく】自分へのご褒美をしたい」54.3%でした。次に多かった回答は「【ボーナスがあるから】自分へのご褒美をしたい」25.7%。合計すると80%もの女性が、ボーナスの有無にかかわらず「自分へのご褒美をしたい」と考えていることがわかりました。これに対し「【ボーナスは関係なく】自分へのご褒美をしたくない」と答えた女性は、全体の20%でした。続いて「今年の冬のボーナスはどのような使い道を考えていますか?(複数回答可)」と尋ねたところ、もっとも多い回答は「貯金や預金」137票でした。・一部は親戚へのプレゼントを購入するのに使い、ほとんどは貯金に回す。(20代女性)・2割程度自分に使い、あとは返済と貯金。(30代女性)・子どもや親にお小遣いを渡す。(40代女性)一方で「ボーナスはない」という回答も77票ありました。・ボーナスがもらえるかどうか分からない。(30代女性)・自分自身にはボーナスといえるものはない。家族の受け取るボーナスの使い道として、大半を貯蓄へ、少しだけ外食へ、少しだけお互いにご褒美を、というのがいつもの決まった形。(40代女性)・冬のボーナスはないです。悲しいです。夏のボーナスは少ないです。ボーナスをアテには出来ません。(40代女性)必ずしも冬のボーナスに期待できるわけではありませんし、使い道は個人や家庭の事情と方針によってさまざまです。その一方で、ボーナスのある・無しにかかわらず、自分へのご褒美を重視している女性が一定数いることがわかりました。■自分にご褒美をする一番の目的は「メンタルケア」次に「自分へのご褒美をする」と答えた人へ「自分へのご褒美をする一番の目的を教えてください」と尋ねました。もっとも多かった回答は「メンタルケアしたいから(ストレス解消やリフレッシュ)」35.8%でした。・気にすることなくお金をパーっと使うとストレス発散になるから。(30代女性)・日々時間に追われ忙しく仕事をしているので、温泉でゆっくりと時間を過ごすことがご褒美です。(30代女性)・日々育児と仕事関係で疲れがたまっているので、おいしいものを食べてリフレッシュしたい。(40代女性)次に多かった回答は「自分を褒めたいから(仕事で成果が出た、今年1年頑張った、など)」20.4%です。・12月に自分の誕生日があるのでそのためにご褒美を購入予定。一年間よく頑張りました!という意味で自分を労わるようなご褒美にしたいです。(20代女性)・今年は夏頃から激務だった為、冬のボーナスが出たら絶対に自分を労りたいと思っていました。(20代女性)・すごく頑張ったと思うので、ちょっぴり高い食材を買って、美味しい料理を作りたい!(40代女性)次いで多かった回答は「モチベーションを上げたいから」19.5%でした。・自分で稼いだお金を自分のために使って、今後、より稼ぐことへのモチベーションとしている。(20代女性)・年末の旅行をモチベーションとしているため、自分へのご褒美として旅は外せない。(30代女性)・いつもはネガティブな自分ですが、ちょっとしたご褒美を与えることで明日も頑張ろうというモチベーション向上につながる。(40代女性)■ご褒美をしたくない一番の理由は「節約をしたいから」「自分へのご褒美をしたくない」と答えた人へ「自分へのご褒美をしたくない一番の理由を教えてください」と質問しました。もっとも多かった回答は、「節約をしたいから」54.0%でした。・11月に生活必需品で支出が増えたため、絶対欲しいと思うものがなければ極力使わない。(20代女性)・今より情勢が良くなるのは難しい気がする。なるべく質素に生活して、いざというときに困ることがないように、貯金を怠らないようにしておきたいです。(40代女性)次に多かった回答は「(節約する・しないにかかわらず)自分へのご褒美は無駄な支出だと考えるから」27.0%でした。また「その他」9.5%を選んだ女性からは、次のような声が寄せられています。・欲しいものは必要なタイミングで買うので、特にご褒美で買うという感覚がない。(30代女性)・自分へのご褒美というのは自分大好き人間みたいで嫌。(40代女性)・必要なものは必要な時に購入する。ご褒美という理由は金銭を払う理由にはならない。(40代女性)■自分へのご褒美に選ぶジャンル1位は「外食」に自分へのご褒美をする女性は、どのようなものを選んでいるのでしょうか。そこで「自分へのご褒美をする」と答えた人へ「自分へのご褒美にどのジャンルを選ぶ予定ですか?(複数選択可)」と聞きました。もっとも多かった回答は「外食」85票でした。・ちょっとお高いイタリアンレストランにいく。(30代女性)・子どもとは入れないようなお店での食事。(30代女性)・評判の良いホテルや旅館等で、おいしいものを食べて、のんびりしたい。(30代女性)次に多かった回答は「旅行や温泉」75票でした。・気分転換に一人旅にでかけます。四国側に行くつもりなので景色とおいしいうどんを食べてきます。(20代女性)・アメリカに1週間以上の旅行。(30代女性)・温泉旅館にこもり、ひたすら温泉を楽しむ。(30代女性)次いで多かった回答は「スイーツ(外食を除く)」66票でした。・ずっと買ってみたかったスィーツを購入する。(30代女性)・美味しいと評判のケーキ屋さんのちょっとお高いケーキを数種類買ってきて、おうち時間を楽しむ。(40代女性)自分へのご褒美には「衣服や靴」61票や「趣味・娯楽」55票も僅差で選ばれていました。・好きなブランドの洋服を大人買い。(20代女性)・皮手袋、ダウンジャケット、ニット。(30代女性)・オタ活。(20代女性)この他、「デパコスの化粧品をたくさん買う。(20代女性)」「ロエベ、ザ・ロウのバッグ(30代女性)」「美容皮膚科でシミ取り(30代女性)」などの声も寄せられました。■金額の目安は「1万円以上〜2万円未満」が最多自分へのご褒美にはいくらお金をかけるものなのか、気になる人もいるのではないでしょうか。そこで「自分へのご褒美をする」と答えた人へ「現時点で、自分へのご褒美にいくら使おうと思いますか?」と質問したところ、下記の結果となりました。1位1万円以上〜2万円未満(60名)2位5,000円以上〜1万円未満(49名)3位1,000円以上〜5,000円未満(25名)中には「15万円以上〜20万円未満」3名、「20万円以上」2名という回答も見受けられました。■調査概要「自分へのご褒美」や「冬のボーナス」についてのアンケートアンケート対象:20〜40代の女性調査方法:インターネット調査調査期間:2023年11月29日〜12月9日調査地域:全国有効回答数:280名調査機関:Lancers(エボル)
2024年01月12日皆さんは、家庭内で金銭トラブルになったことはありますか?今回は「娘の貯金がなくなったエピソード」と読者の感想を紹介します。イラスト:denminekoお金の管理は自分で…主人公の娘が小学校高学年になったときのことです。もらったお年玉やお小遣いは娘自身で管理してもらうことになりました。通帳を渡すと、娘は「ちゃんと貯金するんだ!」と意気込んでいましたが…。それから月日が経ち、中学生になった娘が突然「お金がなくなってる…」と慌てています。「え!?」と驚いた主人公は、娘と2人で通帳記帳しに行くことに。すると3日前に5万円が引き出されていたのです。心当たりがない娘は唖然としてしまいます。その日の夜、夫に5万円の在処を確認してみると…。なんと夫は「急に現金が必要になって、後で返せば大丈夫かなって…」と白状したのです。主人公は勝手に娘のお金を引き出した夫を咎めました。ひたすら平謝り!出典:愛カツ「悪気はなかった」と夫は娘に誤りますが…。娘はお金がなくなったわけではないとわかり、安堵で泣き出してしまいます。自分の行いで娘を泣かせてしまい、平謝りするしかない夫なのでした。読者の感想急に現金が必要になったからといって、娘のお金を勝手に使わないでほしいですね。不正に引き出されたわけではなくてよかったです。(30代/女性)一生懸命貯金していた5万円が、いきなりなくなってしまうとショックですよね…。思わず泣いてしまった娘を思うと、心が痛いです。夫には二度と同じようなことをしないでほしいですね。(50代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2024年01月10日毎日の暮らしや将来に必要なお金のこと、きちんと把握してますか?「わからない」ゆえの不安は、知ることで解消できるはず!“お金初心者”の3人と一緒に、お金の勉強を始めましょう。「お金の教科書」、今回のテーマは「2023年お金のトピック5選」です。2023年お金のトピック5選貯蓄未知子(ちょちく・みちこ/34歳・会社員)都内の賃貸で一人暮らし中。毎月の貯蓄は財形2万円+口座に残った分のみ。奨学金は完済。家を買うべきか悩み中。地道奈子(じみち・なこ/28歳・派遣社員)既婚・子なしのDINKS。つみたてNISAは2年前にスタート。貯まったポイントを使った投資など、自分ができる範囲で楽しむのが得意。散財好美(さんざい・よしみ/31歳・フリーランス)5年交際中の彼と同棲中。貯めたい意思はありつつも、推し活とちょこちょこ散財する癖が抜けず、気づくと残高減。お財布に厳しい話題が多かった一年。未知子:今年ももう終わりかー。奈子:早いよね…。今年はこれまでにないくらいお金のことを考える機会が多かったなぁ。好美:本当。お金にまつわるニュースを耳にする機会も増えたよね。未知子:とにかく値上げラッシュがやばかった!最初はニュースで騒いでいるだけかと思っていたら、何から何まで上がったよね。奈子:生活にかかるすべてのコストが一気に上がって、冗談抜きにお財布が痛いもん…。未知子:わかる!実は今までインフレの意味がいまいちよくわかってなかったんだけど、こうやって自分の生活に影響が出てようやく理解できた感じ(笑)。好美:皮肉なもんだけど、同じく。奈子:それ、私は円安がそうだわ。いつも円高とごっちゃになってたけど、もう絶対間違えない(笑)。好美:円安の進行も本当によく耳にした言葉だし、嫌というほど理解できたよね。海外旅行をしたくて調べたら驚くほど高くて!現地での滞在コストも爆上がりしてると聞いて、諦めたよ…。奈子:1ドル150円前後だもんね。確かに想像するだけでめまいが…。輸入品が値上がりしているから、より物価高を感じるよ。未知子:だよね。だからこそ、ふるさと納税にはかなり助けられたな。お米とかトイレットペーパーとか、返礼品は日用品ばかり(笑)。好美:でも、あれもルール改正が話題になっていたよね。奈子:ルールが厳しくなって返礼品の量が減ったんだっけ?未知子:そうみたい。私、それを知って慌てて申し込んだもん。奈子:私は控除上限額までまだ微妙に残っているから、年内に申し込まなきゃ!明るい兆しを感じる前向きなニュースも!未知子:なんだか世知辛い話題ばっかり出てきたけど、ポジティブなニュースもあったよね。好美:あったっけ!?(笑)奈子:来年から新NISAがスタートする話は、けっこう盛り上がったんじゃない?未知子:現行NISAが終了してより使い勝手がよくなるって話だよね。私はやってみるつもり!好美:そうなんだ!?じゃあ私も年末年始の間に勉強してみるわ。奈子:日経平均株価が3万円台を突破したニュースもあったね。未知子:なんか沸いてたよね。バブル期以来の高値更新でしょ?好美:あんまり実感ないけど、日本経済が上向きになるのかな?奈子:上向きになってほしい!未知子:こうやって振り返ってみると、お金のことだけでもいろいろあった一年だったよね。奈子:本当。でもおかげで少しだけお金に詳しくなった気もする。好美:そうね。考えるきっかけをもらったともいえるかも。奈子:この調子で、来年もお金のリテラシーを上げていこう!ファイナンシャルプランナー・西山美紀さんと一緒に注目トピックをチェック!【TOPIC1】インフレ(物価高)インフレ率が上がり、あらゆるものの物価が上昇。消費支出に占める食品の割合を示すエンゲル係数が40年ぶりに26%を超えたという総務省の発表も。「一般的には物価が上がっていくのは普通のことで、今まで逆に下がっている日本が異常でした。物価とともに賃金が上がれば経済がよくなるので、今はその過渡期。今の頑張りは今後に必ず活きますよ」【TOPIC2】円安が進行2023年1月に1ドル130円前後だったのが、10月下旬には150円台に突入。主な要因は、日米の経済政策と金利差だといわれている。「2022年1月は1ドル115円前後だったことを思うと、大きく円安に動きました。『海外旅行が高い!』と聞いたり、海外製品の値上がりを実感した一年だったのでは?一方、外貨の資産を持っている人は資産増になったはず」【TOPIC3】ふるさと納税のルール改正過度な返礼品競争に歯止めをかけるため、今年10月からルールが厳格化。改正前に駆け込みで寄付する人も。「大きな変更点は、熟成肉や精米は原材料が同一都道府県産の品物に限定されたことと、返礼品と経費の総額が寄付額の50%以下に限るルールが厳格化されたこと。結果、寄付額に対する返礼品が減ったり、同じ返礼品でも寄付額が上がりました」【TOPIC4】つみたて&一般NISA終了つみたてNISAで20年、一般NISAで5年と投資期限が設けられていた現行NISAが終了し、来年から新NISAがスタート。新制度の紹介や、使い方などの記事を目にした人は多かったのでは。「期限が無期限になり、投資可能額も増えることから、使い勝手が大幅にアップ。これまで『なんだかややこしい…』と避けていた人でも、わかりやすくなると思います」【TOPIC5】日経平均株価バブル後最高値更新日本の株式市場の代表的な株価指数を示す日経平均株価が、バブル後の最高水準に。1990年以来33年ぶりのことで、日本経済に明るい兆しが見えるニュースとなった。「アメリカ株の伸びに好影響を受けているのが理由のよう。今後も他国の動きや国内外の金利動向などさまざまな要因がからむので、上がり続けるとは限りません。動きには要注目です」にしやま・みきお金、生き方などをテーマに、日々にうるおいをもたらすお金の貯め方、使い方を発信中。All About貯蓄ガイド。次回は、2380号(2024年1月10日発売)掲載予定です!※『anan』2023年12月27日号より。イラスト・小迎裕美子取材、文・宮尾仁美(by anan編集部)
2023年12月26日auじぶん銀行はこのほど、全国の働く女性500名を対象に「お金の意識とボーナス・投資」に関する調査を実施しました。■冬のボーナスシーズン到来!働く女性の実態は?2023年も残りわずかとなり、冬のボーナスシーズンに入りました。そこで今回、働く女性の冬のボーナス額や使いみち、年収への満足度のほか、今年の振り返り、来年の目標などと合わせて、お金に対する意識・実態を深掘りしました。また一部の結果は、昨年の同様の調査と比較し、2022年と2023年でどのような変化があったのかを探っています。※同調査における「貯蓄」「投資」は以下のように定義し調査をしています。「貯蓄」…お金を蓄えること。普通預金や定期預金など、元本保証のある預貯金のこと「投資」…現金・預金以外の元本が確保されていない資産を将来有望な投資先に長期的に投じ、資産を増やしていくこと■今年の冬のボーナス、約半数は変化なし!平均金額は37万7,192円働く女性に今年 2023年の冬のボーナスについて調査。「例年ボーナスがない」人を除き、今年の冬のボーナスが「変わらない・変わらない予定(53.4%)」と回答した人が約半数を占めました。「減った・減る予定(10.0%)」「今年はない(8.7%)」と回答した人は合わせて18.7%で、昨年の割合とほぼ同数になりました。一方、「増えた・増える予定(12.1%)」は1割以上で、昨年の7.4%を上回る結果となりました。実際にもらった(もらう予定がある)金額について聞いたところ、平均額は37万7,192円でした。■ボーナスは「貯蓄」派が約6割で昨年より減少!「消費」派・「投資」派が増加次に、ボーナスをもらった(もらう予定がある)人に、主な使いみち(最も金額をかけること)を質問したところ、「貯蓄(56.4%)」に最も多くの票が集まり、次いで「消費(25.1%)」「投資(13.9%)」という結果になりました。昨年と比較すると、貯蓄の割合が約10%減り、消費や投資に最も金額をかける人が増えたことが分かります。※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。■「消費」する際の具体的な使いみち1位「旅行」、2位「趣味」、3位「外食」また、主な使いみち(最も金額をかけること)が「消費」以外の人も含め、ボーナスを「消費」する際に、何に使うか聞いたところ、1位は「旅行(35.2%)」と3人に1人以上の人が回答。2位は「趣味(30.3%)」、3位は「外食(26.5%)」でした。昨年は1位の「旅行」に続き、2位「外食」、3位「ファッション」「美容」(同率)という結果でした。昨年6位だった「趣味」が今年2位と大きく順位を上げており、趣味の優先度が高くなっていることがうかがえます。■約7割が自身の年収に不満あり!?満足度が最も高いのは20代、低いのは40代次に、ボーナスを含む年収の満足度を調査。「とても満足(6.4%)」「やや満足(26.2)」をあわせて、満足している人は約3割で、年収に不満を感じている人が約7割いることがわかりました。年代別で比較すると、満足だと感じている人が多いのは20代が最多で40.8%。一方、不満足だと感じている人の割合は40代が72.8%と、一番多い結果になりました。■働く女性の2023年に頑張ったこと1位「仕事」、2位「貯蓄」、3位「美容」昨年、2023年に頑張りたいことについて聞いたところ、1位「貯蓄(33.0%)」に続き、「運動・トレーニング(25.6%)」「美容(25.0%)」「仕事(24.2%)」「趣味(21.2%)」「ダイエット(20.2%)」「投資(15.4%)」という回答を得られましたが、今年は達成できたのでしょうか。今年頑張ったことについて聞いたところ、1位は「仕事(37.6%)」で約4割近くの人が回答しました。2023年に頑張りたいこと1位だった「貯蓄」は19.0%で2位にランクイン。次いで、3位に「美容(18.0%)」、4位に「趣味(16.8%)」「運動・トレーニング(16.8%)」と、頑張りたいこととして挙げていたものが上位に入る結果となりました。今年やり残したことを質問してみると、ダイエットや恋愛、資格や投資の勉強、副業、旅行について後悔している意見が多く見受けられました。◇【今年やり残したこと10選】【勉強・お金】・今年目標にしていた資格取得ができなかったこと(27歳・東京都)・投資に関する知識を備えること(45歳・東京都)【副業】・副業。自分で稼ぐ力を身につけるための勉強と実践をしたかった(26歳・福岡県)【美容】・もっと美容にお金と時間をかけたかった(46歳・東京都)・目標体重に達していないので残り2ヶ月でできる限り頑張りたい(43歳・福岡県)【恋愛】・恋人を作るための努力をもう少しすべきだった(22歳・北海道)【趣味】・節約を意識しすぎて旅行に行かなかった(35歳・埼玉県)・推しのコンサートに行けなかった(35歳・東京都)【その他】・家の掃除、片付け、実家でゆっくりする(50歳・沖縄県)・家を買う(28歳・埼玉県)また、来年2024年に頑張りたいことについて調査しました。結果、1位は昨年同様「貯蓄(38.6%)」と、約4割の人が回答。「貯蓄」は前述の「今年頑張ったこと」2位にランクインしたものの、19.0%に留まる結果になりましたが、来年こそ頑張りたい人は多いようです。そのほか、「運動・トレーニング(31.0%)」や「美容(29.8%)」「趣味(29.4%)」「仕事(29.4%)」が上位に。また、約5人に1人が「投資(20.2%)」と回答しました。■8割以上が円安・物価の高騰に影響を受けていると回答!昨今の世情を踏まえると、お金について考える場面がより多くなってきていると考えられます。実際に、円安や物価の高騰に影響を受けていると感じている人は、「感じている(51.6%)」「どちらかというと感じている(33.6%)」を合わせて85.2%でした。昨年の調査で、「感じている(41.4%)」、「どちらかというと感じている(35.6%)」と回答した人を合わせた77%と比較すると、影響を受けていると感じている人が8.2%増加していることがわかります。さらに、家計に何らかの影響を感じている人に、具体的に以前よりお金がかかると感じているものについて調査。その結果、1位は8割近くの人が回答した「食品・飲料(77.0%)」で、次いで2位「日用品(50.2%)」、3位「電気・ガス・水道(49.3%)」という結果になりました。生活必需品に以前よりお金がかかると感じている人が多いことが見て取れます。■実施している対策の1位は「節約」、今後始めたいことの1位は「投資」!円安や物価の高騰で、家計に少しでも影響があると感じている人に、その対策として現在やっていることについて聞くと、「節約(60.8%)」「貯蓄(44.8%)」に多くの票が集まりました。また、4人に1人以上が「投資(26.7%)」をしていることがわかりました。昨年「投資」と回答した20.7%と比較すると、若干ではありますが増加しています。今後始めたいと思っていることについても聞いたところ、1位は「投資(20.9%)」でした。こちらも、昨年の回答した16.5%と比較すると増加しており、お金を動かす「投資」への関心の高さがうかがえる結果となりました。■実施している投資1位には「つみたてNISA」がランクイン!30代の実施率が最多次に、円安や物価高騰の対策として投資をしている人に、具体的に何をしているか質問したところ、1位「つみたてNISA(53.2%)」、2位「投資信託(44.4%)」、3位「株式(42.7%)」という結果になりました。さらに上位5位までにランクインしたものを、年代別で比較しました。全体で1位にランクインした「つみたてNISA」の実施率は、30代が61.5%と最も多く、20代、40代は半数を超える結果となりました。「投資信託」においては40代、50代での実施率が50.0%と最多で、20代では34.5%に留まる結果となりました。「株式」では、50代の実施率が最も高く62.5%という結果に。それに対し、20代は24.1%で、50代の半分以下という結果になりました。1位の「つみたてNISA」は年齢層が低めの人から、「株式」は年齢層が高めの人からの人気が高いことがうかがえます。■お金・投資について考える年末に今回の調査では、昨年に続き、来年頑張りたいことの1位に「貯蓄」、円安や物価高騰の対策としてやってみたいこと1位に「投資」がランクインする結果となり、お金への関心の高さがうかがえました。対策として実施していることの1位となった「貯蓄」、今後やってみたいことの1位の「投資」は、昨年と比較するとわずかながら増加しており、その意識の高まりが見て取れます。また、約8割の人が円安や物価高騰で家計に影響を受けていると回答していることからも、将来のお金に対して不安を感じている人は少なくないのではないでしょうか。2024年1月からはいよいよ新NISAがスタートします。これまで「投資」に一歩を踏み出せなかったという人も、この年末に自身のお金と向き合い、少しずつ学んでみてはいかがでしょうか。■調査概要・調査テーマ:(1)2023年版 働く女性のお金の意識とボーナス・投資に関する調査(2)2022年版 働く女性のお金の意識とボーナス・投資に関する調査・調査方法:ウェブアンケート調査・調査対象者:全国の20代〜50代の働く女性500名・調査実施日:(1)2023年10月30日〜10月31日(2)2022年11月9日〜11月10日・調査主体:auじぶん銀行(エボル)
2023年12月25日皆さんは、お金の管理で困ったことはありますか?今回は、お金が減っていくトラブルエピソードを紹介します。イラスト:文月チコ彼と同棲中主人公が彼と同棲していたときのことです。毎日家計簿をつけてお金を管理する主人公に対し、彼は好きなときにお金を使う人でした。ある日、家計簿をつけていた主人公は「お財布のお金が100円合わない…」と思います。また別の日も…。手持ちのお金が合わない謎出典:CoordiSnap職場での盗難を疑った主人公は、家に財布を置いて出勤することにします。仕事が終わり、帰宅した主人公が部屋に入ると…。彼が主人公の財布からお金を抜いている現場を目撃してしまったのです。慌てた彼は意味のわからない言い訳を口にするのでした…。驚愕の事実に唖然財布の中のお金が日に日に減っていった主人公。彼がお金を盗む瞬間を目撃してしまったショックなエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年12月21日出産して専業主婦をしていた私は、毎月欠かさず家計簿をつけて支出を管理していました。そんな私は春から仕事を始め、徐々に家計簿をつける余裕がなくなっていきます。たまっていくレシートにモヤモヤしつつも、仕事を優先して見て見ぬふり。そんな矢先、久しぶりに記帳をすると不審な数字が目に飛び込み……!?少しでも無駄を省こうと家計を見直し対策を練ってきた子どもを2人出産し専業主婦をしていた私は、マメに家計簿をつけ支出を管理していました。物価高騰の影響もあり、できるだけ無駄遣いをしないように物欲を抑え、固定費の見直しを計画。数ある固定費の中でスマホ代が削減できそうだったので夫に相談すると、「今まで通りメールと電話ができれば何でもいい」と言い、現在のスマホ会社にこだわりはないようでした。情報収集や現状との比較をしながら、夫婦ともに格安スマホに乗り換えることになったのですが、私と夫のスマホは同じ機種ではなく、夫のスマホは第一候補の一番安いスマホ会社では使用できないことが判明したのです。対応機種に変更をしようにも購入してあまり期間がたっていなかったので、夫婦で同じ通信会社に契約できませんでした。その結果、私はスマホの通信量に上限のない定額のAスマホ会社(以降A社)に契約し、夫は通信量によって支払い額が変動するBスマホ会社(以降B社)に契約となったのです。しかし、夫の職場にはWi-Fiがないため通信量がすぐ上限に達するのでは?と不安に思った私は「上限に達したら課金しないと通信速度が落ちちゃうよ?」と聞きましたが、夫は「そんなの毎月の支払額が安くなるほうが優先! 通信速度は我慢すればいいだけだから大丈夫!」と回答。課金をしない覚悟であることを確認した私は、これで家計に少し余裕が生まれると思っていました。仕事を始めて家計管理がおろそかに…春から仕事を始めることになった私は、生活リズムがガラッと変化しました。充実しているといえばそうなのですが、徐々に仕事量が増えてきて自宅でも仕事をすることもしばしば……。マメに家計簿をつけていたのに、気が付くと財布の中にレシートがたまっていき、ふとしたときにしばらく家計簿をつけていないことに気付きました。しかし、たまったレシートを整理してさかのぼって家計簿をつけるのは面倒で、そのまま2カ月も放置してしまったのです。このままではいけないと奮起し家計簿を再開しようと記帳。すると、不審な支出を見つけてしまったのです。夫はよく会社の経費を立て替え、後日家計に戻すということをしており何度かやめてほしいと指摘していましたが、「ごめん、気を付ける」と言いながらもなかなかその行為はなくなりませんでした。しかし、今回見つけたのはいつもの立替金額とは違う桁違いの支出。さすがに驚き「この金額は何?」と夫に聞くと、「あぁ、経費を立て替えたの忘れていた」と回答。私はまたか……と思いつつ、その場は気持ちを切り替えたのでした。不審な支出の本当の理由に衝撃!?会社の経費を立て替える行為がなくならないことにモヤモヤしていた私は、次の日に話し合いの場を設けることに。すると、夫から「経費を立て替えていたというのは口実で、本当はスマホの通信量を課金して増やしていた」という衝撃的な事実が明かされたのです!さらに、「課金分を自分の小遣いから家計に戻していた」とのこと。私はあきれてしまい「早く相談してほしかった」と言うと、夫は「自分の小遣いから補填(ほてん)していたから問題ないかと思っていた」と話しました。しかし、家計簿をつけていなかった期間は夫からの補填はなく、むしろ小遣いで賄える額ではなかったため家計にその金額は戻ってきていないのです。このままではマズイと思い、通信量に上限のない私と同じA社に変更しようと提案。もともと格安スマホに乗り換える際にも同じ話をしているのに、夫は「そんなプランあるの!?」と初耳のように驚きながら私の話を聞き、「絶対その会社のほうがいいじゃん!」と言うのです。いつの間にか格安スマホに変更する前よりもスマホ代が高くなっており、夫のスマホも機種変更できる期間に突入していたので、夫のスマホをA社の対応機種に変更をし、夫もB社からA社に乗換えました。まとめ家計簿がおろそかになる前から、夫のスマホ代には経費立て替えという不審な支出があったので、何度も疑問に思っていました。しかし、最終的には立替分は家計に戻ってきていたので、そこまで問題視はしてこなかった私。あのまま家計簿をつけ直そうと奮起していなければ、夫の通信量の課金に気付かなかったでしょう。もともと無駄をなくそうと見直した固定費だったのに、見直すよりも高い金額が請求されており本末転倒……。家計簿をサボったらだめだと痛感したのと同時に、最初から同じスマホ会社になるように策を立てるべきだったと反省。しかし、今回のことで家計管理について夫婦で情報共有ができたのはよかったなと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/きびのあやとら著者/伊藤かえで(36歳)2歳差育児をするワンオペママライター。育児と仕事の両立に奮闘するなかで体験するリアルな日常生活のお話をお届けします。
2023年12月20日皆さんは、夫の言動に困っていることはありますか?今回は、お金の管理ができない夫のエピソードを漫画で紹介します。イラスト:kinakoお金の管理ができない夫仕事中に連絡がきて…[nextpage title="e⊭q!0g…"]既読無視で電話にも出ない計画性をもって行動してほしいお金の管理がまったくできず、計画性のない夫。今後のためにも、お金の使い方を学び直してほしいところ…。夫婦で協力して乗り越えられるといいですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年12月17日皆さんは、パートナーからお金の管理を任された経験はありますか?今回は、お金の管理を丸投げしたモラハラ夫にまつわる物語とその感想を紹介します。夫の靴が汚れていた夫から家政婦扱いをされ、お金の管理などをすべて押し付けられていた主人公。ある日夫は靴がよれてきたから買い換えると言い出しました。しかしその革靴は1ヶ月前に買ったばかりのもの…。また革靴を買ったら、生活ができなくなると夫に忠告する主人公。しかし「お前が金のやりくりしてるんだからどうにかしろよ」と、主人公の話を聞きません。そして、主人公が怯んでいるうちに「15万円の革靴を狙ってる」と言い出した夫。お金ないよ…「せめて1万円にして…」と主人公が切実にお願いをしても、夫には響きません。そして、夫が同窓会に行った翌日、知らない女性から怪しい連絡をもらった主人公。女性から突然の夫の浮気を暴露されて、頭が追いつかない様子ですが…。出典:Lineドラマ浮気していると知ったことで夫に愛想を尽かした主人公は、今後お金の管理をしないことを決意。お金を好きに使っていいと思い夫は喜びますが…。後日、夫は大焦りしながら主人公に連絡してくるのでした。読者の感想管理もできないのに、強気な態度をとる夫に驚愕しました。お金の管理の大変さをみに染みて感じてほしいものですね…。(30代/女性)主人公にお金の管理を強要しておいて、自由に使えると思ってる夫に呆れました。浮気相手からの連絡があったことで主人公が、決意できてよかったです。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(CoordiSnap編集部)
2023年12月14日皆さんは、貯金がなくなっていたことはありますか?今回は「お小遣いを貯金していた娘」を紹介します!イラスト:denmineko娘にお金の管理を任せる小学校高学年になった娘に、自分でお金の管理してもらうようにした主人公。娘は「買いたいものがあるからちゃんと貯金するんだ!」と意気込んでいたのですが…。お金が引き出せない出典:愛カツ娘が中学生になったある日のこと。「ママ!お金が引き出せないの!」と娘が慌てて帰ってきました。「えっ!?」と驚く主人公。娘がお金をおろそうとすると、残高があるはずなのに『残高が足りません』と表示されたと言うのです。すぐに主人公は通帳記帳をして、確認することにしました。すると、3日前に5万円が引き出されていたのです。主人公が帰宅した夫に「5万円引き出さなかった?」と問いただすと、夫はあっさり認めました。それを聞いて泣き出してしまった娘に、ひたすら謝り続ける夫なのでした。娘の貯金を引き出した夫勝手に娘の貯金を引き出していた夫。娘に謝る夫の姿と見て、ため息がでた主人公のエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年12月05日皆さんは金銭関係で悩んだ経験はありますか? 今回は「遺産」にまつわる物語を紹介します。 ※この物語はフィクションです。イラスト:進撃のミカ『遺産を奪われた話』両親が亡くなり、妹と2人で暮らしている高校生の主人公。両親は遺産を残してくれたのですが「管理は私たちがするわ」と叔母夫婦に財産管理の名目ですべて奪われてしまいました。そのため貧しい生活を強いられ、食事は主人公がバイト先でもらう廃棄弁当のみ。妹はまだ幼いため「弁当が冷たいよ」と不満を漏らしてしまいます。そんな妹に「我慢しなさい」と注意すると、妹は涙ぐみ…。我慢する妹出典:進撃のミカ素直に「ごめんなさい」と謝罪する妹に、主人公は「…」と申し訳ない気持ちになるのでした。そんな生活を続けながら、なんとか成人した主人公。そして叔母夫婦に「遺産を返しなさいよ!」と詰め寄ったのですが、叔母夫婦は返す気はないようで…。我慢の限界に達した主人公は、遺産を取り戻すための裁判をすることに。そして数年後、無事に遺産を取り戻すことができたのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。(lamire編集部)
2023年12月02日キャリアにプライベートに忙しいアラサー世代。新卒の頃に比べてお金に余裕が出てきたものの、友人の結婚式など急な出費も多く、思うように貯金ができていないという方も多いのではないでしょうか。「マネープランなんて独り身の私には関係ない」と後回しにしていると、将来「こんなはずじゃなかった!」ということにも……。今回は、同じアラサー世代の資産状況を見ていきながら、独身こそマネープランが必要な3つの理由をお伝えしていきます。■30代独身の約3割が資産ゼロ!?気になる平均値は?金融広報中央委員会が実施した調査によれば、30代独身世帯の32.4%が「金融資産ゼロ」という結果になりました。金融資産の保有額は以下の通りです。30代単身世帯の金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)平均: 494万円中央値:75万円中央値は、データを昇順に並べた際に真ん中に位置する値を指します。一部の大きな数字に影響を受ける平均よりも、中央値の方がより実態に近い数字と言えます。中央値が75万円ということは、30代の半数以上が金融資産が100万円に満たないということになります。「中央値より多い」と安心した方もいるかもしれませんが、「金融資産ゼロ」の世帯を除くとどうなるか見ていきましょう。30代単身世帯の金融資産保有額(金融資産保有世帯のみ)平均:741万円中央値:270万円「金融資産ゼロ」を除外すると、平均と中央値が急激に上昇します。中央値は75万円の4倍近い270万円に。同じ30代独身でも、将来のお金のために行動をしている人としていない人の間で大きな差が開いていることが分かりますね。これからは、あなたに必要なマネープランについて考えていきましょう。■いま、マネープランが必要な理由マネープランとは、あなたの金融状況や目標に合わせてお金の使い方を計画するプロセスです。これにより、将来の財政状況を改善し、お金の不安を減らすことができます。マネープランでは、収入、支出、貯蓄、投資、保険など、お金に関するすべての側面を総合的に考えていきます。30代でしっかりマネープランを立て、実践しておくことで、これからやってくるライフイベント、例えば住宅購入、結婚、老後資金などに備えることができます。◇マネープランが必要な理由1:支出の現状を把握して、将来にいくら回せるかイメージできるマネープラン作成の1歩目は、「現在の収支を見える化」することです。それによって、将来にいくら回せるのかイメージをすることができます。具体的なアクションを3つのSTEPに分けてお伝えします。STEP1:現在の収支を見える化してみる「毎月いくらお給料をもらっているか」という質問には簡単に答えられますが、「いくら使っているか」にはすぐに答えられないという人も多いと思います。銀行やクレジットカード、キャッシュレス決済の明細などから、自分がどのようなことに支出をしているか確認し、月の支出を確認しましょう。STEP2:家計の理想的なバランスと今の支出を比べてみる家計のバランスは手取り収入に対する予算の配分のことです。予算を以下の「50・30・20」の配分で割り振るだけのシンプルなルールです。50%必要なもの:食費・家賃(住宅ローン)・水道光熱費・通信費・日用品など30%欲しいもの:外食費・趣味・レジャー費・習い事・お小遣い・美容院代など20%貯蓄:貯蓄・投資など大幅にオーバーしている項目はありませんか?節約するだけではなく、欲しいものにもあらかじめ予算を配分しておくことで、無理なく家計の管理を続けられそうですね。STEP3:支出の見直し今、生活費が高い人は、その暮らしを続けていくと老後にかかる生活費も自然と高くなります。30代から、生活費を下げていくことで、貯金も増え、さらに老後の必要資金も減少するメリットがあります。支出の見直しで効果が大きいアプローチには、以下の「固定費の見直し」が含まれます。保険の見直し:付き合いで入ったもの、入りっぱなしで保障内容が分からない保険はありませんか?格安スマホへの切り替え:最近は大手キャリアとあまり変わらないサービスを受けられるようになりました。使っていないサブスクリプションの解約:全然行っていないジムの会員はキャンセルし、階段を使ったり、1駅歩いて通勤したりするなど日常で工夫してみてもいいかもしれません。◇マネープランが必要な理由2:将来のライフイベントに向けて、先取り貯蓄ができる将来のために先取りで貯蓄をすることは、アラサー独身OLにとって非常に重要です。マネープランを立てることで、どの時期にどれくらいのお金が必要になるか、いくらを将来のために貯蓄すべきかが明確になります。具体的な目標を設定し、毎月の予算を立てて貯蓄に充てることで、将来の不測の事態に備えることができます。【目標】65歳までに2000万円を貯める積立期間:30年間利回り:0.001%(一般的な普通預金の金利)毎月積立額:55,547円30年間にわたって月に約5.5万円を積み立てることで、将来的に2000万円の貯金を達成できることが分かりました。もし月収が手取りで約27.5万円ある方で、手取りの20%を貯金に回すことができるなら、目標を達成するのは難しくありませんね。◇マネープランが必要な理由3:目標額とのギャップを埋めるための投資プランを考えることができるから先ほど、毎月5.5万円の積み立てで老後に向けた2000万円の貯金を実現できることをお伝えしましたが、この金額を毎月積み立てることが難しいと感じる方もいるでしょう。そんな時、効率よく目標を達成する方法として、投資を活用することを検討してみましょう。投資にはさまざまな方法がありますが、初心者にも取り組みやすいのが「投資信託」です。投資信託は、株式や債券などへの分散投資が可能で、複利の効果も期待できる特長があります。ただし、預金と異なり元本保証がないことに留意が必要です。リスクを抑えるためには、長期間にわたり積み立てていくことが大切です。同じ目標を、投資信託を活用して資産を形成する場合、毎月の積み立て額をシミュレーションしてみましょう。【目標】65歳までに2000万円を貯める積立期間:30年間想定利回り:5%毎月積立額:24,031円預貯金で積み立てた場合との差額は月「31,516円」になり、年間にすると約38万円です。旅行好きな方なら、この差額で年に1回海外旅行が実現できるほどの資金が生まれてきます。■マネープランにはアクションが必要、アラサーの今こそ始めどき40代で投資を始めると65歳までの期間は20年間になり、毎月積み立てる必要がある金額は約「48,658円」です。これは30代の方に比べると、ほぼ2倍になります。50代で始めると老後までの期間はさらに10年に縮まり、毎月の必要積み立て額は「128,798円」と大幅に増えます。また、運用期間が短くなることで、リスクも高まり、老後の資産が大幅に減少する可能性も考えられます。アラサーの皆さんにとって、今が投資を始める最適なタイミングです。また、新NISAが来年から始まるので、投資を始める際には非課税のメリットを活かしながら目標に向かうことができます。今回、30代のアラサー独身の皆さんに、マネープランの必要性と具体的なプランの立て方についてお伝えしました。マネープランの立て方について迷ったら、無料のファイナンシャルアドバイスなどを利用してみるのもいいかもしれません。(文:グイン安季子、イラスト:平松昭子)
2023年11月27日大人にとっては当たり前でも、子どもは知らないこともありますよね。今回はお小遣いを自分で管理していた娘の勘違いエピソードと、感想を紹介します。イラスト:大野はな娘にお小遣い帳を渡して…お小遣い帳を渡して、小学生の頃から娘に自分のお金を管理させていた主人公。お金の引き出しも娘が行っていたのですが、あるときからお金を引き出せないというトラブルが多発して…。残高不足!?出典:愛カツお小遣い帳ではお金があることになっているのに、ATMで引き出そうとすると残高不足になってしまうというのです。詳しく話を聞くと、実は娘はたびたびコンビニのATMでお金を引き出していたことが判明。そのため、銀行ではかからないはずの手数料がかかっていたのです。実際に通帳を記帳してみると、やはり手数料を支払ったことで貯金が減っていました。娘はショックを受けながらもいい勉強になったようで、それ以来別の方法でお金をおろすことにするのでした。読者の感想コンビニのATMの手数料って、意外と高いですよね。娘にとってはショックな出来事だったかもしれませんが、その経験を活かして今では銀行で引き出すようにしているのはえらいなと思います。(30代/女性)自分でしっかり管理できていて素晴らしいですね。娘にとっていい勉強になったと思うので、自分でやらせることはとても大切だなと思いました。(20代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年11月23日