2023年11月7日 11:10
好きなことを仕事にした人が苦しむ理由と、ストレスのない適職の見つけ方
「クライアントの希望だから」など、優先させないといけないものがあります。仕事だからです。
もちろん、自分の「好き」に共鳴してくれる仕事相手を少しずつ増やす、という方法もあります。ただ、ある程度の時間は必要かもしれません。
「そんな悠長なこと言ってられない。もっと稼ぎたい。でも気の乗らない仕事が増えるのはつらい……」ということであれば。
イラストレーターの延長線上にあるデザインの仕事など、「共通点のある異なる分野」に仕事を広げてみてはどうでしょう?
えっ、今から……と思うかもしれませんが、ビジュアル関連の仕事なら、あなたのセンスを活かせるはず。
そして、イラストを描く時ほどは、クライアントの意見や要求に合わせることが苦にならないのでは。
新たなスキルを学ぶ必要はありますが、それも楽しさや充実感につながり新鮮な気持ちで仕事ができるかもしれません。
あるいは、今よりも稼げる全く別の仕事に転職し、イラストは個人的な活動としてやっていくという手もあります。私の友人は、そのスタイルで個展を開いたりネットで作品を発表したりしていくうちに仕事の依頼も来るようになりました。それで食べていけるわけではなくても、自由に創作している時の彼は幸せそうでした。