相手に「知らせてほしい」というお願いをする時に「お知らせください」という言葉を使うことがあります。しかし何だか命令しているような感じがして、目上の人に使って良いのか不安になる時はありませんか?
結論から言うと、「お知らせください」は目上の人に対しても使える正しい表現です。しかし同時に、使い方には注意が必要な言葉にもなるのです。
この記事では「お知らせください」の意味や言い換え表現、使う際の注意点について解説していきます。ぜひ参考にしてくださいね。
■「お知らせください」の意味とは
「お知らせください」は「お知らせ」と「ください」という言葉から成り立っています。
「お知らせください」の正しい意味を理解するために、まずは「お知らせ」と「ください」それぞれの意味について見ていきます。
しらせ【知らせ/▽報せ】
読み方:しらせ
1 知らせること。また、その内容。通知。「合格の―を待つ」「悪い―が届く」
2 何か事が起こるような兆し。前兆。「不吉な―」「虫の―」
3 歌舞伎で、幕開きや舞台転換などのとき、その合図に打つ拍子木。
出典:(『デジタル大辞泉』小学館)
「知らせ」