2023年11月20日 19:00
つい言ってない? 「そうですね」の相づちが失礼な理由
◇(2)口ぐせになると誤解を生みかねない
ビジネスシーンで多くの人が口にする「そうですね」は、つい口ぐせになっているという人も多いのではないでしょうか。そんな人は、相手の話に心から同意する時のみならず、話の内容をろくに聞かず、咄嗟に出てしまうこともあるでしょう。
その場の受け答えとしては自然かもしれませんが、後々考えると「それは同意しかねる!」といった内容に「そうですね」と言っているかもしれません。その場しのぎの同意が、予想外の方向に物事を進める可能性もあるため要注意です。
◇(3)「そうなんですね」とは意味が違う
「そうですね」と近い言葉に「そうなんですね」があります。どちらも相手への共感を示す言葉ではありますが、意味は同じとは言いきれません。
まず「そうなんですね」には相手に共感しつつも、その物事を今初めて知ったというニュアンスが含まれます。前から知っていたことに対して「そうなんですね」は違和感があり、また反対に、知らなかったことへの「そうですね」も不自然です。
「そうですね」ではなく「そうなんですね」が適切なシーンを、例文で見てみましょう。☆例文
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「今日から配属になった○○さん、感じのいい人ですよ!」