「自分は負け組だと思っていた」派遣社員だった女性がマネージャーになるまで頑張れた理由とは?
取材・文:ミクニシオリ
撮影:大嶋千尋
編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部
リーダー職に就くためには、若いうちから計算してキャリアを構築する必要がある……そう思っている方も多いかもしれません。だけど、若いうちからやりたいことが決まっていた人って、身の回りにもそう多くはないものですよね。株式会社アデランスのe-ビジネス室でマネージャーとして働く飯野貴子さんも、自身の学生時代をこう語ります。
「やりたいことなんてなかった、というか、なーんにも考えてませんでしたよ(笑)」。
そう笑って話してくれた彼女ですが、現在はチームのリーダーとして部下たちを牽引する存在。飯野さんのキャリアは派遣社員からのスタートで「当初は興味がある仕事を選べる立場ではなかったんですよ」と話してくれました。
艷やかな髪が印象的な飯野さんの話しぶりは、まさに明朗快活。部下や同僚からも「気持ちのいい人」として慕われています。
そんな彼女の社会人生活について話を聞いてみると、与えられた環境の中でスキルを身につけ、成長し続けられる人の「社会人としてのコツ」も見えてきました。
飯野 貴子さん
派遣社員から社会人生活をスタートしたのち、コンサルティング会社に正社員として勤務。