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エスエス製薬株式会社が展開する解熱鎮痛薬ブランド『EVE(イブ)』は、3月8日の国際女性デーにあわせて、新たなブランドスローガン「痛みよ、私よ、とんでゆけ。」と、ブランドアンバサダーを務める菜々緒さんが出演するWEB-CMを発表しました。それに伴って開催されたラウンドテーブルでは、 エスエス製薬が取り組む、日本の女性がさらに活躍しやすい社会を実現する「BeliEVE Project」の発足経緯と、令和の今見えてきた、日本における女性が抱える「生きづらさ」の現状が報告されました。■日本女性はキャリア10年目で「仕事を諦めてしまう」事実ラウンドテーブルに登壇したのは、エスエス製薬のマーケティング部本部長・元島陽子さん。日本のジェンダーギャップへのインパクトを目標にするエスエス製薬は、2021年〜2024年の3年間で、 経営陣男女比率を17%から53%に、女性管理職比率を13%から25%に改善したことを発表しました。しかし、世界と日本を比較してみると、日本のジェンダーギャップ指数は146国中118位で、主要先進国では最下位をマークしています。特に政治・経済におけるジェンダーギャップが大きく、EVEがローンチした1985年から、大きな成長が無かったことに対し警鐘を鳴らしました。エスエス製薬とEVEは、女性のキャリアに関する独自のアンケート調査を行っており、その結果から見えた「日本女性の10年の壁問題」についても解説されました。「社会人10年目になると、キャリアや仕事に対する満足度がガクッと下がることは、さまざまなデータから証明されています。もう少し具体的に言うと、キャリアに対する“諦め”というワードが出てくるのが10年目なんです。性別が原因で、キャリアの継続を諦めたことがありますかと聞いたところ、とてもそう思う・そう思うと回答したのは、男性が22.8%だったのに対して、女性は33.6%です。15年目になると、この差はさらに広がります」調査によれば、キャリア5年目を起点にキャリア形成の難しさを感じ始める傾向があり、5年目に「仕事において、理想のキャリアを築いていきたい」「現在、仕事において、理想のキャリアを築けている」「今後(も)、仕事において、理想のキャリアが築けると信じている」かを聞いたところ、いずれも女性のとてもそう思う・そう思うの回答が低くなりました。このようなキャリアのジェンダーギャップをゼロにする、つまり意識レベルでの男女平等を実現することがBeliEVE Projectのゴールです。■「がまんしてしまう」日本女性が抱える苦悩EVEはすでに、BeliEVE Project内で生成AIを活用したツールをローンチ。女性たちの生の声を集めたところ、なぜ10年目でキャリアを諦めてしまうのか、具体的な課題が見えてきました。「注目したのは、女性の“悩みを相談したいけれど、できていない”という実情です。もっと働きやすくするために、本当は声を上げたいと思っていても、周囲にネガティブな影響を与えたくない、文句を言っている人と思われたくないなど、苦しい気持ちを話すことすらも苦しい、という心の叫びが聞こえてきました。上司や同僚だけでなく、家族や恋人にもなかなか言えないという声も。ジャッジされない環境で本音が言えるかどうかは、一つの大切なポイントだと感じました」さらに女性の声を掘り下げていくと、女性ならではのライフステージ上の課題も見えてきた、と元島さん。「結婚や出産で、物理的に時間が足りないと感じている人も多く、仕事とプライベート・家庭の両立がうまくできていないと回答する人はキャリア5年〜15年目でグッと増えます。託児所の利用や時短勤務などの制度も、利用に対するうしろめたさが存在し、実際に利用している割合は20%前後までに収まります。10年目以降、キャリアを諦めてしまう女性が多いことから、ロールモデルとなる同性の先輩が少ないなど、さまざまな課題が顕在化しました」エスエス製薬はこういった女性の社会課題に対し、まずは自社で先例を作ることに注力。政府のシッターサービスへの加盟、家事代行サービスの費用負担などの制度を導入し、子育てを行う女性も社会復帰しやすいようサポート。また、育休取得者の所属チームメンバーに対する経済的支援を行い、制度を使う際の罪悪感を軽減。今後はこういったアクションを、他社にも展開していくことを目標にしています。■いち企業、一人ひとりが、これからの日本の「女性活躍」の前例になるなかなか改善されない日本のジェンダーギャップに、真っ向から勝負を挑んだエスエス製薬とBeliEVE Project、そして元島さん。ラウンドテーブルの最後には、メディア参加者との意見交換会も行われました。「会社の中でセクハラやパワハラ的な発言があっても、男性の多い職場では口にしづらい」「だけど誰かが、企業が声を上げて変わっていかないと、日本全体も変われない」などの声が上がり、元島さんは「エスエス製薬の活動をさらに発信し、良い前例を作っていきたい」と回答。地方の企業と都心の大企業間の格差や、SNSの影響など、多角的な視点で「日本女性をどう勇気づけていけば良いか」がディベートされました。女性が30代を境に、ライフステージが変化しやすいことは今後も変えづらい事実ですが、自分のキャリアを諦めないためには、社内制度を上手く活用したり、時にチームメンバーに頼ること、ストレスを発散し、キャリアを前向きに考えることなどが必要です。しかしそのどれもが、当事者となる女性一人での達成は難しいこと。この現状を変えるためには、エスエス製薬のような企業の事例や、私たち一人ひとりが、キャリアを諦めないことが重要です。諦めず続けたことで、誰かのロールモデルとなれる場合もあるでしょう。改めて自分のキャリアを見直し、自身が今、諦めていないか、なぜ諦めてしまったのか、どうすれば諦めずに済むのかを考えていきたいですね。(取材・文:ミクニシオリ)
2025年03月13日取材・文:ミクニシオリ撮影:三浦晃一編集:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部業務内容や職場の人間関係のこと、仕事にまつわることは自分の人生全体を左右する可能性があるからこそ、深く悩み込んでしまいがちです。慎重になるのは決して悪いことではないけれど、悩みすぎると身動きが取れなくなってしまうこともあります。一方、世の中にはいとも簡単に自分の状況を変化させていく人もいます。パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社で営業主務を務める吉田美加さんも、そんな女性の一人。「自分に自信は無い」とは言いながらも、変化を恐れず常に“現在”を見つめることで、よりよいスキルやキャリアを積める場所を見つけることができたといいます。■「なんとなく」で転職してみて積み上がったキャリア吉田さんは何度か転職をご経験されているんですね。でも、ずっとIT関係で働かれているのには理由があるんですか?正直、職種や業種には全くこだわりが無いんです。実は大学時代にダブルスクールで税理士を目指していたこともあり、もともとは会計に携わる仕事をしようと思っていたのですが、会社の中で過ごす総務系の仕事に向いているか自信が持てず、会計ソフトの会社に営業として入社しました。転職ではその時に持っているスキルを買われることが多く、その後も会計かITをきっかけにお声がけいただいた結果、現在のキャリアが積み上がっています。キャリアって気づくと積み上がっているものですもんね。ですが、会社を変えることに抵抗はありませんでしたか?どちらも辞めたい理由が明確にあったわけではなくて……実は、私はけっこう行き当たりばったりな人間なんですよね。ちょっと休みたいな、とか、30歳を迎える前に新しい挑戦をしてみようかなとか、正直なんとかなるだろ、という軽い気持ちで転職してきました(笑)。なるほど……!メンタルが強いですね。いやあ、そんなことはなくて……ただ、何事も深く考えすぎないことがモットーなので。1社目が上場企業、2社目が中小企業で、もう一度大きい会社でトライしてみたいという気持ちがあり、パナソニック インフォメーションシステムズに入社を決めました。パナソニック インフォメーションシステムズは母体が大きな会社ですし、ここでなら今まで経験したことが無い仕事ができるかも、という期待もありました。では、パナソニック インフォメーションシステムズのこと、そして吉田さんの現在の職種についても詳しく教えてください。弊社の事業は大きく二つに分かれています。一つは、パナソニック グループ全体のシステムを管理・運用・導入などを行う事業。もう一つは、パナソニック グループ以外のお客様に対してSIerとしてシステムを提供する事業で、私はその営業部隊に属しています。ソフトウェア会社を2社経験しましたが、営業としては今の会社での仕事が一番楽しいのではないかと思っています。お客様に合わせていろいろな商品を取り扱えるので、コミュニケーションの幅も広いんですよね。■「会計」と「コミュニケーション」、得意なことには関わり続けたのも成功のカギ吉田さんはもともと職種や業種にこだわりはなかったとおっしゃっていましたが、15年近くIT業界でご活躍されていますよね。どうしてそこまで長く続けることができているのですか?私はコミュニケーション能力の高さが自分の長所だと思っていて、人と話すことや交流だけでなく、交渉も好きなんです。業界はずっと同じですが職種は変えていて、もともと好きな“会計”か“コミュニケーション”の分野で活躍できていることが大きな理由だと思います。もともと飽き性なタイプなのですが、営業と総務、両方を経験しながら、より自分に合う会社を探していた中で、弊社は私にぴったりの会社でした。より向いている分野を見極めながら、影響できる範囲を少しずつ広げられたので、似たことをしているようで少しずつ成長できていることが、やりがいにも繋がっていますね。営業職は数字やノルマなどのプレッシャーもあると思いますが、大変さを感じることはありますか?今の仕事が好きなので、つらいと思うことはあまり無いですね。私は特に新規営業が好きなんです。イチから自分で開拓した企業さんと交流・交渉がうまく進むとうれしいですし、大きな額の見積もりを作るのも楽しいです。営業も請求まわりで会計を扱うので、大好きな数字と向き合っている時間は、働いているというより趣味感覚ですね。営業職で“好き”を実践できているなんてすごい!最近、自分へのご褒美で高級車を購入されたとの噂も聞きましたが、働き方やワークライフバランスにも満足されていますか?営業職はどうしても出社日が増えがちではあるのですが……必要なタイミングで出社して、あとはリモートワークをしているので納得感はありますね。リモートワーク後の平日夜や休日には最近購入した愛車でドライブしたりオンオフのメリハリがあって、ワークライフバランスも満足しています。■置かれた場所で咲く花もある。タスクをこなして自信を養う仕事だけでなく趣味も満喫されているんですね。今も十分充実していると思いますが、今後のキャリアには展望はありますか?正直、こだわりは無いですね。最近は後輩の育成にも携わっているのですが、現場に出るのも好きなんですよね。だけど、会社の人間関係が好きだから、上司から見て私が適切な人材であればそのポジションへチャレンジもしてみたいです。まさに、やってくる波に乗っていくような生き方ですね。良いのか悪いのかは分かりませんが、来るものを拒まなかった結果、新しい経験が積めた時も多かったので、後悔もありません。人間関係に恵まれた会社が多かったので、好きな人たちと一緒だから、なんでもがんばれるのかもしれませんね。現在の会社やチームの雰囲気も気になってきました。弊社は本社が大阪にもあるので、ノリがいい方が多いかもしれませんね。リモートワークもありますが、チーム単位での社内交流はけっこう盛んです。強制される雰囲気も無いので、みんな好きな時に絡みに来てくれます。私は飲み会や交流が好きなので、誘われればなんでも行っちゃう派です!それぞれの価値観が大切にされていていいですね。吉田さんも社内では中間層の年齢だと思うのですが、後輩とのコミュニケーションで気をつけていることはありますか?後輩自身が納得感を持てているかどうかは注視していますね。ひとまわりも上の人と交流するのは大変だと思うので、上から目線にならないようにしたり、分からないことを聞きやすい人であれるように気をつけています。なんていい先輩なんだ……吉田さんって、かなりポジティブですよね?実際はくよくよした部分もあると思うんですけど、いつからか悩んでいる時間ってもったいないなと思うようになったんですよね。仕事に熱中している間は、見えない将来の不安のような、答えの無い疑問に向き合わずに済むと思っています。だから私は、働くのが好きなんですよね。最後に改めて、吉田さんが働く理由や軸を教えてください。いろいろ深く考えるのは苦手なタイプなので、目の前にいるクライアントや、チームのみんなのことを大切にしていきたいと思っています。骨を埋めたいと思える会社が見つかったので、あとは仕事効率をアップしていくだけ。悩んだって失敗する時はあるから、まずはやってみるのが私のポリシーです。営業以外の職種も経験してきましたが、シンプル化が私の人生の軸かな。タスクをこなすと自信に繋がっていくと思うので、これからもコツコツがんばっていきたいです。
2025年01月14日取材・文:ミクニシオリ撮影:渡会春加編集:杉田穂南/マイナビウーマン編集部近年、私たちにとってかなり身近な存在となった美容医療。長年のコンプレックスを取り除き、新しい自分に生まれ変わることができる医療技術で、何人もの女性を救ってきた女性がいます。「美しさとは、他人が考える黄金比ではなく、自分本位でいい」。そんな名言を放ってくれたのは、渋谷にある美容クリニック「ASTRA BEAUTY CLINIC」の院長、塩満恵子先生。幼少期はロシアと香港、中国を転々とし、医師に憧れて15歳で日本へ。生まれやキャリアの華々しさから、メディアでも注目される人気美容外科医の塩満先生ですが、その素顔を覗いてみると、お客様のために奔走する日常や、精神をも健康にする美容医療への真摯な向き合い方など、塩満先生らしい「母性」が垣間見えました。塩満恵子さん埼玉医科大学医学部医学科を卒業後、中国の大連医科大学の救急科や、ドイツのシャリテ-ベルリン医科大学の形成外科を卒業。東京女子医科大学病院の形成外科を経て、美容外科の道に。大手美容外科勤務を経て、2022年に「ASTRA BEAUTY CLINIC(アストラビューティークリニック)」を立ち上げ、院長を務める。形成外科出身の高度な手技を駆使し、提案型の施術で年間10億円以上を売り上げる。■「自分の考える最良の診療」を実現するべく開業Q.1 幼少期はどんな性格でしたか?日本人の父と香港人の母の間に生まれ、学生時代までは海外で過ごしました。父が貿易会社を経営していたこともあり、色々な国を転々としていたので、どの国でも「いじめられないように」と気丈に振る舞っていました。Q.2 学生時代に注力したことはなんですか。小さい頃から父が見せてくれる日本のテレビが大好きで、小学生の時にドラマ「白い巨塔」を見て、主人公に憧れて医者を目指しました。ドラマの影響もあり、日本で医学部に通うことを目標に、中学生の時に勉強と日本語の特訓に邁進し、高校からは日本に住み始めました。Q.3 これまでのキャリアを教えて下さい。無事医学部に合格した当初は、救命医に憧れを持っていました。ですが、色々な科をローテーションする研修医時代に形成外科を経験し、プロの医師たちの職人技に感銘を受けました。形成外科は基礎を積み重ねできることにも魅力を感じ、卒業後は形成外科に進みました。その一方で、美容整形外科にも興味を持っていました。形成外科は傷を「元通りにしてあげる」ことができますが、美容整形は自由診療ではあるものの、患者様の精神面の健康を取り戻すことができると考えていました。社会人としては初期臨床研修修了後に形成外科医局に入局し、経験を積んだ後に大手美容外科でさまざまな症例を担当。現在は「ASTRA BEAUTY CLINIC(アストラビューティークリニック)」を立ち上げ、院長としてカウンセリングとオペに入る日々です。Q.4 クリニックのリーダーとなった時の心境を教えてください。大手の美容外科はたくさんのお客様がいらっしゃるので、幅広い経験を積むことができました。しかし、雇われの医師である以上、自分のやりたい診療が必ずできるわけではありません。医療の分野では「美容整形外科は精神科の一種」と言われることもあり、患者様の心の傷を癒やすことができる場所でもあります。だから私は、自分の考える最良の診療を行うために、自分のクリニックを立ち上げることにしたのです。■人気外科医の日常は、カウンセリングとオペでバタバタ!?Q.5 仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか?アストラビューティークリニックにいらっしゃる患者様は、ほとんどが私を指名してくださるのですが、私が特にこだわっているのが患者様の診察・カウンセリングです。私は、美しさは「自分軸」で考えることが大切だと思っているので、患者様にはとことん時間をかけてカウンセリングを行い、何をコンプレックスに感じているのか、どんな自分になりたいのかを言語化していただきます。他院と比べて医師診察が長く、回数も多いので、オペが終わる頃にはいつもお客様とは盟友のような関係になっています。そんな方がダウンタイムを終えて、私に任せてよかったと泣きながらおっしゃっていただけた時には、心からこの仕事をしていてよかったなと思います。Q.6 1日のタイムスケジュールを教えてください。勤務時間のほとんどは、お客様のカウンセリングとオペですね。空き時間やオペ終わりの夜間帯に、自分しかこなせない事務作業を行うことが多いです。ただ、睡眠時間はしっかり確保できるように努めています。オペのスケジュールは数ヶ月先まで詰まっていますし、お客様にとっては何ヶ月も前から準備を始める大切な日になるので、体調不良でオペに穴を開けないよう、体調管理にも気を配っています。Q.7 仕事終わりやお休みの日は何をしていますか?休日もオペに入る時も多いのですが、閑散期には多めに休みを取って旅行に行くことが多いです。たまにはリゾートでゆっくりしたいという気持ちもあるのですが、家族はアクティビティを楽しみたがるので、旅行先でもバタバタしていることが多いです(笑)。普通の休日は、子どもと一緒に過ごすことも多いですね。普段は寂しい思いをさせているので、まとまった休みは必ず子どもとの時間を作るようにしています。Q.8 忙しく働く上で気をつけていることはありますか?私はとにかく無茶をしてでも働いてしまうタイプなので、最近は予定を詰め込み過ぎないように気をつけています。オペ中はものすごく集中するので、水分や栄養を取らずに一日過ごしてしまうこともしばしばあります。最近は休憩時間にはタンパク質を摂れるおやつを食べたり、水分をきちんと摂ったりするようにしています。時間があれば自分にも美容施術を試したいところなのですが、とにかく毎日忙しく、院内ではなかなか時間が取れなくて……家では専売品でスキンケアしたり、食べるものに気をつけたり、出来る範囲で健康に過ごすことが最近のモットーです。私を頼ってくださる患者様は美意識の高い方ばかりなので、説得力のある医師であれるよう、今後も健康的に美しくあり続けたいと思っています。Q.9 チームメンバーとの関係を教えてください。優秀なスタッフたちが支えてくれるおかげで、毎日なんとか元気に働けていると思っています。オペのスケジュールが詰まっていると、スタッフたちも空き時間で休憩を取ることになってしまうのが申し訳ないのですが、月1回程度はみんなで集まって、おいしいディナーを食べに行きます。ただ、私はスタッフたちからは「ちょっと変わっている人」と思われている気がしています(笑)。■「自分らしい美しさ」を発見すれば、自信は失われないQ.10 最近買った一番高いものを教えてください。実は、忙しく働く日々でなかなかお金を使うタイミングがなく、たまに何のためにお金を稼いでいるのか分からなくなる時があります(笑)。ですが、最近は資産目的で高級な時計を買いました。自分が大切に使った後に、いつか子どもに譲ってあげたいと思っています。Q.11 どんなところにお住まいですか?私が忙しくても子どもたちが楽しく過ごせるように、現在は中庭付きの低層マンションで生活しています。ベランダが大きいので、休日には家族でバーベキューを楽しんでいます。若い頃はベイエリアのタワマンに憧れたこともありましたが、今は少し落ち着いた街で、都会には足を伸ばして遊びに行く暮らしを満喫しています。Q.12 子育てと仕事を両立するコツはありますか?時間をどのように捻出するかが、日常的な課題です。昔は子どもたちに寂しい思いをさせていることに罪悪感があったのですが、今はいい意味で完璧を求めすぎないようにしています。自分に余裕がなくなって感情的になるよりも、ある程度肩の力を抜きながら、等身大の自分で仕事とも家庭とも向き合っています。最近は子どもたちが学校に行っている時間には自分の時間を取って、一人でマッサージに行ったりしながら息抜きをしています。子どもが3人いるので、ママの取り合いになることもあるのですが、最近は休日に子どもと一緒に過ごす時に、みんな一緒に、ではなく1人ずつと過ごす時間を大切にしています。Q.13 趣味やマイブームはありますか?私にとってオペは自分を成長させてくれる大切な時間なので、実際のところオペが趣味の時間になっていると思います。あとは、子どもたちを寝かしつけた後に、大好きなお酒を嗜みながらNetflixを見るのも癒やしの時間です。最近は『あいの里』という恋愛リアリティーショーにもハマりました。Q.14 今後の展望を教えてください。人生の前半に色々な国で過ごせたことによる学びが大きかったので、将来には子どもを連れて海外に移住することも考えています。最近は海外からいらっしゃる患者様が来日して指名してくださることも増えたので、海外にもクリニックを作り、日本と行き来しながらオペを続けることを考えています。また、現在はSNSに症例をアップすると、心無い人から「施術された部位以外もやった方がいい」とか、「まず~をやった方がいい」等のコメントがつくことがあります。ですが、教科書的な黄金比は患者様にとっての正解とは限りません。なりたい自分は人それぞれ違いますし、他の誰かがそこを直したほうが良いと言ったとしても、自分が納得できる美しさを追求すること、自信を失わない決断をすることが大切だと思っています。患者様のお話を聞いて、私が美容外科医として伝えられる情報を共有しながら、患者様らしい未来をデザインするお手伝いをすること。それこそが、私が医師として実現していきたい診療、そして未来です。
2024年12月23日取材・文:瑞姫撮影:三浦晃一編集:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部成海璃子さんといえば、2000年に子役としてデビューし、彼女が12歳の時にドラマ初主演を務めた「瑠璃の島」の印象が、当時小学生の私にとっては衝撃的だった。同世代の女の子なのにこんなにも自分とは違うのかと思うほど大人びていたし、何よりテレビの中で放つ圧倒的な演技力と、人を惹きつけるミステリアスな雰囲気に釘付けになったのだ。しかし、そんな成海さんのイメージは出演作によって変わっていく。テレビ、映画など主演作多数だが、その度に柔らかい雰囲気をまとったり、儚げな雰囲気を漂わせたり、はつらつとした太陽のような明るさを見せたり……。20年以上にも渡る芸能人生の中で見せてきた成海さんの演技力の幅は計り知れない。止まることなく、さまざまな役柄に挑戦してきたように思う。そんな成海さんが出演する、2025年1月より放送予定のABEMAオリジナルドラマ『警視庁麻薬取締課MOGURA(もぐら)』は、これまでに見たことがないような“新感覚のHIPHOPエンターテインメント”だという。今回はドラマの魅力や成海さん演じる役柄の見どころ、そして長きに渡る芸能生活でさまざまなことに挑戦し続けてこれた理由について聞いた。■いまだかつて誰も見たことのない作品ABEMAオリジナルドラマ『警視庁麻薬取締課 MOGURA(もぐら)』は、ラッパーの般若さんが主演を務める。さらに、毎回人気のラッパーが登場するなど、新感覚のHIPHOPエンターテインメントとはいうものの、見ていない者にとっては正直想像がつかない。成海さんは今回のお話を聞いた時のことについて「般若さんが俳優活動もされていることは知っていたんですが、他にもたくさんラッパーの方が出るということで、どんなドラマになるんだろうという興味が一気に湧いてきました。私は昔から般若さんの曲も聴いてましたし、なかなかご一緒できる機会ってそう多くはないですし、絶対に受けたいなとすぐにお返事しました。誰もいまだ見たことのないような作品だと思います」と、胸を高鳴らせた様子で振り返る。ドラマの中で成海は警視庁・麻薬取締課の高橋舞子を演じているが、いったいどんな役柄なのか。「一筋縄ではいかない複雑な心境にある結構不思議な役です。だからそれを解釈しながら演じる作業が難しくもあり、演じていて楽しかったですね。般若さんに“ラッパーとは”と指南するまさかの役所なんですよ。ある夢に向かってまっすぐ進んでいく、とても純粋な人間です」数々の役に挑戦した成海さんでも、難しいと口にした今回の役。どういった部分に苦労したかを具体的に聞くと、「この行動はどうして?とか、なんで?とか思ってしまうような行動をとる役柄です。境遇を想像すると共感できるセリフもたくさんあったんですけど、純粋で真っ直ぐが故の危うさみたいなものがあったりして、そこを落とし込むのに少し苦労しました。現場で監督とお話ししながら作っていきました」と明かしてくれた。誰もいまだ見たことのないような作品の難しい役所でも、自分の中に落とし込んで、現場で監督と擦り合わせながら演じていく。言葉で言えば簡単なように思えるが、その難しさは計り知れない。20年以上にも渡る成海さんのキャリアのすごさを改めて感じさせられる。■大好きだったアーティストとの共演本作は俳優が本業ではなかったラッパーの方々が多数出演している。様々な役と向き合ってきた成海さんは現場でどのような役割だったのかと尋ねると、「普段の現場と同じで、変わったことは無かったです」と答えてくれた。「単純に興味があるので、自分から話しかけたりはしたんですけど、演技の話とかってそんなにしてないかもしれないです。言いたい内容が変わらなければ、多少セリフの言い回しが変わっても良いと思うんですよね。皆さん、私たちとは違う瞬発力の高さがあって、臨機応変に起こる化学反応が楽しかったです。現場の雰囲気は賑やかでした」中高生からHIPHOPが好きで、般若さんの曲も通学路で聴いていたという成海さん。今回の般若さんをはじめ、さまざまなラッパーの方との共演はうれしかったそうで、「こんなことがあるのか!と本当にうれしくて、ご褒美かなと思いました。私は口下手な方なんですけど、般若さんには撮影初日に緊張しつつ自分から『ずっと聞いてます』って話しかけました。作中でも一番一緒にいることが多い役所だったので、般若さんのいろんな一面も見れましたし、いろんなお話もさせてもらえて光栄でしたね。怖い人じゃなくてよかったです」と喜びいっぱいの様子で明かしてくれた。さらに、他のラッパーの方にも自分から話しかけたそうで、「『台詞はどうやって覚えるんですか?』って聞かれたんですけど、私は地道に毎日コツコツやるタイプなので……。昔はパッとすぐ覚えられたものが、今は時間がかかるようにもなってきたので、コツコツと。自宅でソファに座ってコーヒー飲みながらぶつぶつやってますね。シンプルです」と、役者の先輩としての一面も見せていた。■成海璃子が挑戦できる理由幼いころからお芝居を続けてきて、確かな実力を持ちながらも、本作品のように常にチャレンジングなお仕事をしている印象がある成海さん。その原動力や挑戦し続けられる理由について尋ねると、「純粋に自分がどんなことでも楽しみたいです。あまり狭めずどんなジャンルでも通用する俳優になりたいので」と真っ直ぐな瞳で話してくれた。「意思が強そうな見た目をしてるとよく言われるので、戦ってたりとか、孤独を感じたりする役柄が多い印象があるかもしれませんが(笑)、自分の視点だけだとどうしても偏りが出てしまうので、マネージャーさんと相談しながら、客観的な意見も聞きつつ、なるべく、楽しめそうなものをやろうって思ってます」挑戦することが良いことだとは分かっているが、実際には“挑戦して失敗することが怖い”と安定を求める人も多い。そんな人に向けたアドバイスを成海さんに求めると、「人生一度きりなので、自分の心の声に従っていいんじゃないかなと思います。私はわりとネガティブな思考なのでいろいろ考えちゃうんですけど。挑戦した方が後悔は無いですからね。どんなことでも、楽しめそうなのを選んでるのかもしれないです」と成海さんらしくも、シンプルな答えが返ってきた。そこで、ふと疑問に思い「芸能の仕事をやめたいと思ったことはないのでしょうか」と尋ねると、成海さんは「自信を無くして落ち込んだりもしますけど、辞めて何ができるの?って思いますし、本当にこの業界しか知らないので、辞めることはないと思います」とキッパリと宣言してくれた。そして、落ち込んだ時のリフレッシュ方法として「音楽を聞きながら歩くとスッキリしますね。HIPHOPをはじめオールジャンルの曲を聴きながら30分から1時間くらい歩く。無心で足を踏み出してるとクリアになるので、散歩をよくしてます」とのアドバイスも。さまざまな役柄に挑戦し、確かな演技力で実力をつけてきた成海さんでも、私たちと同じように自信を無くして落ち込んだりすることもあるのだと思うと、少し安心すると同時に、自分もマイナスに触れた感情をプラスに持っていくリフレッシュ方法を持っておくと、大変な日々の中でも“頑張ろう”と思えるような気がして、見習いたいなと強く思える。最後に成海さんはドラマの見どころについて聞くと、「般若さんがラップ初心者の役を演じるのが私としてはたまらなくおもしろくて見どころです。みなさんが見たことの無いようなドラマになっていると思います。とにかく多くの方に見てほしいなと思います」とメッセージを送ってくれた。“新感覚のHIPHOPエンターテインメント”という、聞いたことの無い新ジャンル。インタビューをしてもまだまだその全貌は見えないが、数々の主演作を演じ抜いてきた成海さんが難しいと感じながらも、ワクワクした気持ちの中で楽しく演じてきたことを聞くと、今回演じる役所で見せる新たな成海さんの演技の一面も含め、配信を楽しみにせずにはいられない。衣装協力・オールインワン@tarajarmon_jp・靴@sergiorossi・ネックレス/イヤリング@agete_official・ブレスレット@nojess_official『警視庁麻薬取締課 MOGURA』ラップスキルのある警察官が、覚醒剤や麻薬などの違法薬物を摘発するためにラップグループに潜入捜査を行ったという実話を基に描く、「ABEMA」オリジナルのHIPHOPエンタメドラマ。2025年1月より、放送予定。<あらすじ>大麻の使用が疑われるラップグループの一斉摘発を目的に、現役刑事である主人公・伊弉諾(いざなぎ)に突如ラップグループへの潜入捜査が命じられるー。潜入先での抗争や新しい真実に葛藤する主人公を描いたHIP HOPエンタメドラマ。キャスト:成海璃子、吉村界人、Jin Dogg、G-k.i.d、Red Eye、CYBER RUI、Jinmenusagi、ELIONE、Ashley、葛飾心板橋駿谷、Mummy-D、眞木蔵人、吹越満、風間俊介企画・プロデュース:鈴木おさむ原案:漢 a.k.a. GAMI監督:志真健太郎、南虎我脚本:ナラミハル、秋葉恋制作:BABEL LABELドラマ視聴ページURL:ドラマ公式Instagram:ドラマ公式X:
2024年12月20日11月18日、女性ひとり一人の“Well-living”をデザインするプロジェクト『W society』が、今年から女性をサポートする取り組みをスタートさせた、ベル ジャポン株式会社の「キリ」とコラボレーションし「私らしいキャリアの作り方」を考えるウェビナーを開催。転職サービス『doda』の副編集長・川嶋さんと、ベルジャポン株式会社のマーケティングコミュニケーションマネージャー・畠中さんが登壇し、参加者とともにこれからの時代のキャリアオーナーシップについて考えました。キャリアオーナーシップとは、個人が自分のキャリアに対して主体的に取り組む意識と行動のこと。終身雇用制度や年功序列制度が崩壊し始めている現代では、それぞれが主体的に自分のキャリアやスキルアップに向き合っていく必要性があります。だけど、自分だけでは「今後のキャリアの考え方」が分からない人も多いはず。キャリア迷子のマイナビウーマンの編集部員がウェビナーに参加し、これからの自分のキャリアについて考えてみました。■自己分析ワークで「価値観に合ったキャリア」を考える「今の仕事をいつまで続けよう?」と考えたことがある人は少なくないはず。同じ職場、同じ環境で働いていると、見知ったメンバーと働くことができ、仕事の効率が良くなるなどのメリットもありますが、新しいスキルが養いづらいというデメリットもあります。doda副編集長・川嶋さんのお話によれば、自らのキャリアを主体的に考えるためには「世の中と自分を知ること」が大切なのだといいます。まずは「社会の現状」について、データを参照しながら学んでいきます。「仕事内容も働き方も自分で意思決定を行ってきた方は、データで見ても仕事への満足度が高いです。そして近年、転職意欲を持つ女性はどんどん増えてきています。仕事における選択肢を見てみることを、前向きに考えている女性の数は増えてきています。転職後の平均年収もこの4年で増加傾向となっており、この先も上がっていく傾向だと考えられます」現在、転職市場で人気なのは「リモートワーク可」の企業。しかし、家事や育児を並行しながら仕事を続けたい女性の数は増えており、倍率も高くなっているそう。一方で副業に関しては、まだ行動に起こしている人が少ないといいます。こういった社会の現状を考えながら、自分の価値観の棚卸しを行うことで今後のキャリアについて主体的に考えてみようというのが、ウェビナーの趣旨でもあります。後半はワークを行い、今までの仕事内容から培った自分のスキルや経験、そして生活における比重がどこにあったのかを考えていきます。ポイントは、仕事や生活を通して何を快・不快に感じたかに目を向けること。それこそが自分の価値観であり、価値観に沿った働き方や仕事内容を考えることで、今の自分が養っていくべきスキルや、どんな会社が合っているのかが見えてくるのだそうです。どんな人から仕事を頼まれやすかったのか、どんな人と働くのが楽しかったか、チームの中で自分はどんな立ち位置だったか……自己分析がしっかりできると、現状自分がいる場所が合っているかなども見えてきます。今の自分の価値観と、現在の職種が合っていないなら、転職や異動を考えてみたり、そのために新しいスキルについて学んでみるのもひとつの手。このように、自分を知ることによって、今の自分に必要なもの、今の自分が楽しいと思える仕事や職場環境を考えていくことで、キャリアの手綱を自分で握れるようになっていきます。女性は自分の価値を過小評価する人が多く、スキルを自己申告するのが苦手な人も多いといいます。ワークを行うことで、自分の能力を自覚するきっかけにもなるのだそう。しかしデータを見ると、キャリアオーナーシップが芽生えてくる年代は、男女ともに40代くらいから。20〜30代は周囲の目を気にしてしまったり、ライフステージが激しく転換しやすいことから、なかなかキャリアオーナーシップを発揮できない女性が多いのだそうです。今後結婚するか、出産したいかなど、仕事だけでなく人生全体の価値観が定まっていないと、キャリアオーナーシップも発揮しづらくなります。しかし、「今後の人生をどうしたいかを含めて、主体性を持つことが大切」と川嶋さん。「思考が“仕事か、人生か”で分別されてしまうと悩んでしまうかもしれませんが、仕事と人生は繋がりがあるものです。大切なのは、自分の仕事や人生を、自分で意思決定していくこと。将来的に家庭や子育てに重点を置くのか、それとも仕事に注力したいのかを決めることも、意思決定としては重要なポイントです。結婚や出産は一人でするものではないので計画は立てづらいかもしれませんが、迷いがあるのであれば、いざという時にどちらも両立できるような仕事を選んでおくのも一つの手です。ただ、未定だからという理由でその場にとどまり続けなくてもいいのかなとも思います」30代から外資系企業に関わるキャリアを積んできたベルジャポン・畠中さんも、川嶋さんの話を聞いて、今までの自分を振り返るきっかけができたといいます。「自分がどの会社、どの仕事を選ぶかで、養えるスキルや経験は大きく変わってくると思います。行きたい業界が見つかったら、できるだけ早く行動しておくことが大切です。私も今回のワークを行ってみて、3年後の自分から逆算した時に、今どんな仕事をしておくべきなのかを考えることができました。おぼろげでも未定でもいい。とにかく、人生に目標を持って進んでいくことが大切だと思います」毎日働いていると、働くことそのもので目的が完結してしまいがち。3年後、10年後の自分がどんな仕事をしているか、どんな働き方ができるかまで考えて、毎日の仕事をこなせていない自分にも気が付きました。自分の価値観を知り、目標ができると、自分の行動ひとつに責任感が生まれる実感がありました。毎日こなす仕事にも意味を感じるようになり、本当はやってみたい仕事に向かって、小さな目標を設定できるようになりました。未経験の目標を達成するのは簡単なことではないかもしれませんが、かなえたい目標があるからこそ、毎日にハリが出ます。人生は「なんとなく」過ごしていくよりも、自分が行きたい方向に進んでいく方が、きっと楽しいはず!(取材・文:ミクニシオリ)
2024年12月08日取材・文:ミクニシオリ撮影:大嶋千尋編集:中納俊/マイナビウーマン編集部「飛び込んでみて初めて見える景色がある」。そう話してくれたのは、日本HPのプリンティング事業本部長で女性リーダーとして活躍する、沼田綾子さん。二児の子育てと両立しながらキャリアを構築する中、仕事に全力を注ぎきれなかった時期もありましたが、自分自身へのもどかしさや歯がゆさ、コミュニケーションの苦労にも向き合い、逃げずにひとつひとつ問題を解きほぐしたことで活路を見出したそう。現在は国内外の様々なチームと連携してビジネスを推進しています。2019年から2023年まで 4 年にわたり日経産業新聞「女性管理職が語る」に寄稿するなど、自身の経験をもとにした次世代や女性リーダーの育成に尽力している沼田さんですが、当初は「リーダーとしての自信は全くなかった」のだそう。今はみんなに慕われる女性リーダーである沼田さんに、その半生を振り返っていただきました。沼田綾子さん日本HPのプリンティング事業本部長、日本HPリーダーシップチームの一員。2001年に日本HPの前身であるコンパックコンピュータに入社。以降、一貫してマーケティングを担当し、2017年から2023年までパーソナルシステムズ事業本部でコンシューマーPCの責任者を7年間務め、2024年より現職。現職ではインクジェットプリンターおよびレーザープリンター製品を担当し、ビジネス全体の責任を負う。ペーパーレス化が進む世の中で、デジタルとアナログを最適なバランスで組み合わせることを提案。■「ずっと続けられる仕事」を軸に、PC業界へQ.1 幼少期はどんな性格でしたか?外で遊ぶのが好きで、木登りなどやんちゃな遊び方にハマっていた覚えもあるのですが、それと同じくらい読書が好きでした。図書館にもよく籠もっていましたね。裕福な家庭ではありませんでしたが、本は欲しいだけ買ってくれたので、学習雑誌などを毎月買ってもらって読むのが楽しみでした。Q.2 どのようなご家庭で育ちましたか?父はサラリーマンで、母は専業主婦の家庭です。だけど母は、本当は仕事を続けたい人だったと思います。小さい頃から「女の子でも、家庭を持っても仕事を続けなさい」と言い聞かされていたので、自分もなんとなく仕事をはじめたら、その生活をずっと続けるのだろうと思っていました。Q.3 思春期は学校でどんな存在でしたか?中学校の時に入っていたバスケ部は厳しくて、運動だけでなく成績の維持も求められました。そのおかげもあって、中学校では優等生的な立ち位置だったのですが、高校で進学校に入ると、周囲に優秀な子が増えて。途端に自信をなくしました。勉強も好きではなかったので吹奏楽部に入って、他の子と同じようにただ和気あいあいとしていたと思います。しかし高3になって、母から急きょ「大学は自宅から通える国公立しか行かせられない」と言われ、最後はがむしゃらに勉強に打ち込みました。その時、集中力の高さという自分の強みを発見できました。Q.4 学生時代に注力したことはなんですか。なんとか大学には受かったのですが、大学の授業が社会に出てどう役立つのかピンとこず、大学時代はバイトに明け暮れていました。家庭教師や飲食のバイトも楽しかったですが、一番長く続いたのは結婚式場でしたね。チームが一丸となってお客様の人生の大切な一日を作り上げることに、やりがいを感じていました。Q.5 これまでのキャリア変遷を教えて下さい。母に言われたことが心に残っていたので、就活の軸は「女性でも活躍でき、長く働ける会社に入ること」でした。最初に入社したのがソフトウェア関係の会社で、4年営業を経験した後、マーケティング職を志して転職活動を行い、PCメーカーであるコンパックコンピュータに転職しました。ECチームに配属され、広告戦略や販促など、幅広く携わることができました。途中で現在の日本HPと合併しましたが、そのままPC関係の事業に長く関わり、今年の1月にプリント事業部に異動しました。■リーダーとして目指すのは「対話重視のマネジメント」Q.6 リーダー職に就いた時の心境を教えてください。最初に部下を持ったのは2017年頃だったのですが、その頃には、上の子の受験も考えていたので、両立できる自信は全くなかったです。現に一度は、昇進をお断りしていました。子供の体調で急に休むこともありましたし、一日一日が精いっぱいで正直自分のキャリアなんて考えていられなかったんです。頭の片隅にはずっと、無理だったら辞めようという選択肢もありました。ですが、その頃たまたま女性向けのキャリアトレーニングを受講していて、社外の女性管理職の方とお話する機会をいただきました。その方が「できると思って声をかけられたのだから、完璧に出来なくてもあなたのせいじゃないよ」と背中を押してくれて、マネージャー職も無理だったらその時にまた考えればいいと気楽に捉えることにしたんです。ですが、最初は本当に自信がなかったですね。Q.7 リーダー職についてから大変だったことは?色々ありますが、当初は女性リーダーも少なくて、ロールモデルがおらず悩むことが多かったです。周りで活躍しているのは強いリーダーシップを持っている方や、自分とはタイプが違う方ばかり。尊敬できる部分はあっても、自分からは遠すぎて……。肩の力が入りすぎていて、自分ひとりで抱え込んでしまって爆発したこともありました。しかし、キャリアトレーニングを通じて他企業で活躍する女性リーダーに話を聞くうちに「どんなスーパーウーマンにも迷いはあるし、飛び込んでみて初めて見える景色がある」ことを知ったんです。だから、これからの日本を作っていく方々には、大変なことは色々あっても、やってみればなんとかなるよと伝えたいです。Q.8 リーダー職として気をつけていることはありますか。自分は「みんな私について来て!」と先頭に立って引っ張るタイプではないので、メンバーとの対話を重要視しています。なるべくみんなが納得感を持って前に進めるよう、自分の中で決めていることも、みんなと話し合ってチームの目標として共有するようにしています。あとは、トラブルでしんどい時や大変な時ほど逃げ出さずに向き合うこと。そうした経験を経て、リーダーとしての胆力や自信が培われるし、周りからの信頼を得ることができると感じます。それと、メンバーのやっていることに手を出しすぎないことも気をつけています。一応バックアッププランも考えておいて、間に合わなかった時だけサポートできるよう意識しています。Q.9 仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか?マネージャーとしては、自分のチームメンバーの成長の瞬間を感じる時に、やりがいを感じます。目標は低すぎると成長している感じがしないし、高すぎる目標だと心が折れてしまうので、つま先立ちしたら手が届くくらいに設定するのがコツだと思っています。そうすると、もうちょっと高いところにも手が届く気がしますし、新しい景色を見たくて頑張っているメンバーを応援したくなるんですよね。Q.10 仕事終わりやお休みの日は何をされていますか?プレイヤー時代も長かったので、マネージャーになってすぐは抱え込みすぎて、必然的に働く時間も長くなってしまっていたのですが、今はメンバーのみんなにもしっかり頼りながら、上手に働けるよう工夫しています。自宅ではPodcastなどでラジオを楽しみながら、家事をこなしています。仕事と子育ての両立には体力も重要なので、数年前からパーソナルトレーニングにも通っています。■家庭用プリンターで「アナログとデジタル」2つの選択肢を持つ暮らしを実現するQ.11 メンバーとはどんな関係ですか?リモートワークが中心ですが、週に1日はメンバー全員で出社する日を決めて、リアルでもコミュニケーションするようにしています。会社としても全体で集まる機会を定期的に作ってくれているので、働きやすさと交流量のバランスがちょうどいいです。Q.12 ストレス発散の方法を教えてください。子育て中心できたので趣味らしい趣味はないのですが、映画を見るのが好きで、子育て中もよく映画館には行っていました。最近は毎週1本は気になるものを観に行きますね。配信サービスもよく利用するのですが、色々入りすぎているのでちょっともったいない気もしています……(笑)。Q.13 どんなところに住んでいますか?子育てと仕事の両立ができることを軸に家を購入したので、狭くても便のいい土地を選びました。学校や学童が近く、図書館や公園もあって子育て中も助けられました。Q.14 マイブームはありますか?プリンティング事業本部に来てからは、自宅でプリンターを使うのにハマっています。HP Smart Tankというシリーズを使っているのですが、ボトルでインクを補充できるので、カラープリントも気兼ねなく楽しめますし、写真もキレイに印刷できるので、アルバムを作って楽しんでいます。子供たちも学校でもらってくるスケジュール表などをプリントして、上手く利用しています。Q.15 今後の展望を教えてください。チームに来て間もないですが、生活の中でその便利さを思い知っています。自宅にプリンターがあることで暮らしがどう変わるのか、もっと積極的に発信していきたいと思っています。タンク型のプリンターが世の中にもっと広まれば、仕事もプライベートもさらに便利で豊かになると思っています。世の中はデジタル化が進んでいますが、これからの時代は「アナログとデジタルの共存」が求められていくと思います。アナログとデジタルには別の利点がありますし、両方の良さを活かしながら、アウトプットの方法を考えることができるのがベストです。そんな世の中を実現できるよう、これからも尽力していきたいです。
2024年09月30日取材・文:ミクニシオリ撮影:洞澤佐智子編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部エンジニアや編集職など、個人で案件を進める時間が長い専門職のプレイヤーとして働いていると、なかなかリーダー職になった時の予測がつかないもの。法律事務所に所属する弁護士としてキャリアをスタートし、現在は企業内弁護士として活躍する平島亜里沙さんも、リーダー職としての自分のあり方を模索しているといいます。法律のプロとして法律事務所でキャリアをスタートした平島さんは、なぜ今、企業で働き、法務の最高責任者であるCLO(チーフリーガルオフィサー)に大抜擢されたのでしょうか。今回は、LIFULLでCLOとして活躍されている平島さんに、法務部としての苦労や人生の目標をお伺いしました。お話を聞いていくうちに、専門職のプロとしての「学び続ける」という、平島さんならではのリーダー像も見えてきました。平島亜里沙さん2003年10月弁護士登録。長島・大野・常松法律事務所でM&A・コーポレート案件を担当。2009年6月UC Berkeley School of Law卒業(LL.M.)。2010年米国ニューヨーク州弁護士登録。オハイオ州の法律事務所でトレイニーとして勤務。2011年6月日本マイクロソフト株式会社に入社し、主にコンシューマー向け製品等に関する法務業務に従事。2017年11月LIFULL入社。2018年2月よりグループ経営推進本部法務グループ長。2024年4月より現職。■幼少期から志した弁護士までの道のりQ.1 幼少期はどんな性格でしたか?サラリーマンの父とパート勤めの母の元に生まれ、4つ歳下の妹がいます。運動は得意ではなかったのですが、外でよく遊んでいましたね。でも、勉強するのも嫌いではなかったです。親からとやかく言われた記憶はないのですが、やればやっただけ身につくのが楽しいと思っていました。Q.2 思春期は学校でどんな存在でしたか?中学では新体操部に入ったのですが、土日も練習に行くことが多かったです。数学の女性の先生に憧れて、その人と話がしたくて職員室に通っていました。目立ちたがり屋だったので、合唱コンクールなどでは仕切る側に回っていましたし、先生からすると優等生に見えたかもしれませんね。Q.3 学生時代に注力したことはなんですか。幼い頃から「経済的に自立した人になりたい」と思っていて、割と早いタイミングから弁護士を目指そうと思っていました。資格を取れる仕事の方が続けやすくて安定しているだろうと思ったからです。大学ではオーケストラ部に入り、1~2年の間はオーケストラ部の練習中心の生活でした。2年生からは予備校に通って司法試験に向けた勉強をしていましたが、大学受験が終わったと思ったらすぐまた勉強で、結局あまり身が入らず、4年生の時に受けた司法試験は不合格に。翌年再受験し、無事合格できました。Q.4 これまでのキャリア変遷を教えて下さい。2003年に弁護士登録し、国際的に活躍できる企業法務の弁護士を目指して入所した大手の法律事務所では、M&Aやコーポレート案件を中心に担当していました。その後、事務所のサポートを得てアメリカに留学し、ロースクールに通いました。卒業後にニューヨーク州司法試験に合格して、オハイオ州の法律事務所でトレイニーとして経験を積みました。法律事務所に所属していた時は国内外の案件を担当し、かなり仕事に打ち込んでいましたが、留学を経て、ワークライフバランスと今後のキャリアの方向性を考慮した結果、企業内弁護士になる選択をしました。6年ほど大手外資系企業で働いた後、LIFULLに入社して法務グループ長を務め、2024年4月から法務部長・CLOに就任させていただきました。Q.5 社会人になってから大変だったことはありますか?小さい頃にはそこまで考えが至らなかったのですが、弁護士は一生勉強を続けていく必要があるのというのが、やはり大変ですね。受験~司法試験までもそうでしたが、留学のためにTOEFLにも挑戦する必要がありましたし、法律は変わっていくものなので「一度資格を取ったら終わり」ともいきません。法律事務所時代は、普通の会社ほど先輩が丁寧に色々教えてくれるわけではないので、最初はとても不安でした。一つの文書をつくるのに何度も参考書や論文を読み直し、徹夜して作った資料が要件と合っていないといってパートナー弁護士から差し戻されたこともありました。■弁護士時代の苦労を企業法務としても生かすQ.6 企業弁護士に魅力を感じたきっかけはなんですか。アメリカから帰ってきた当時は子どもを生むかどうかを考えていたので、法律や英語に関わる仕事を続けながら子育てを両立するために、企業内弁護士に転向した方がよいのではないかと考えました。前職は外資系企業だったので、法務関係もアメリカ本社の決定比重が比較的高く、もっと自分のやっている仕事に自信ややりがいを感じたくて、日本企業への転職を決意しました。また、転職理由の一つとして、自身の子どもに仕事の楽しさややりがいを伝えていきたいという想いもありました。転職活動をしていく中でLIFULLと出会い、「社会課題を事業を通じて解決する」という理念に惹かれ、この会社で働くことで社会貢献につながっていることをより強く感じながら仕事ができるんじゃないかと思い入社を決めました。今は、大きくなった子どもが弊社のテレビCMを見て「ママの会社だ!」と言ってくれるのも、やりがいにつながっています。Q.7 現在のお仕事内容を教えてください。メンバーはそれぞれ、各部署から来る法務相談や契約書のチェック、M&Aや新規事業案件の対応を日々こなしています。株主総会、取締役会など企業として必要な会議体の運営や規程管理も担当するメンバーもいます。私もメンバーと同じように担当をもちつつ、メンバーの案件をマネジメントしながら、CLOとしての役割を模索しています。CLOというポジションは、本来社長や経営陣に法務観点から経営アドバイスを提供するものですが、弊社では新設ポジションということもあり、現在は会社とともにその役割を考えているところでもあります。まずは様々なセミナーに参加し、他企業のCLOや法務部のあり方をインプットしながら考えています。Q.8 リーダー職に就いた時の心境を教えてください。転職時はメンバーの募集を見て面接を進めていたのですが、たまたまマネージャーのポストに空きが出たということで、入社前に次期リーダーとしてのお誘いを受けました。まだ子どもも手を離れていませんし、リーダーの経験はなかったので不安はありましたが、今後のキャリアを考えた時に、管理職にチャレンジしてみたいと考えました。Q.9 リーダー職に就いてから、大変だったことはありますか?基本的には各メンバーの仕事をマネジメントしながら自分も担当案件をいくつか持っているので、プレイヤーとマネージャーのバランスをとることが難しいです。とはいえメンバーそれぞれの案件状況を把握する必要があるので、メンバーとのコミュニケーションは密に取るよう気をつけています。また、私が管轄する法務グループは、ちょうど私が入社したタイミングで複数の部署が合併したんです。元々別の部署なので仕事のやり方なども違い、同じ部署になっても分断されている感じがしました。中には私自身も対応したことがない業務もあったので、その業務を担当している人に聞いて他のメンバーに共有し、グループ内でサポートができる体制をつくりました。そうした経験から、やはりコミュニケーションの重要性を実感しています。Q.10 毎日のタイムスケジュールを教えてください。一番長いのはミーティング時間ですね。社内で法務相談に乗る時、文書だけが送られてきて「チェックしてください」と言われることが多いのですが、きちんと話を聞いて前提を理解してからでないと、適切な答えを返すことができないんです。法律事務所でのアソシエイト時代、パートナー弁護士の先生から依頼される資料作成がうまくいかなかった時に学んだのは、事前のヒアリングが大切だということでした。案件の内容や不安な点、相手がいる場合は先方の意見など、様々な部署と連携しながら要件をまとめ、回答していくので、ミーティングと資料作成の時間が長くなります。■日々精進。人生を通して、学び続けていくQ.11 仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか?複雑な内容の法務相談だと、すぐに回答を提供できない時もあるのですが、時々頭の中で点が線になって、その場でうまく回答できる時があるんです。それで案件がうまくいったと報告されると、嬉しいですね。お互いに社内の人間ということもあり、企業内の法務はより親身な立場で相談に乗ることができるので、案件の事情を深く知ることができるのが面白いです。早い段階から相談してもらえるとサポートもしやすいですし、誰かを助けられたという思いを強く感じられるのも嬉しいですね。Q.12 仕事終わりやお休みの日は何をされていますか?子育てがまだ落ち着いていないので、ゆっくり勉強したり本を読んだりする時間をとることがなかなか難しいのですが、家事をしながら本を朗読してくれるオーディオブックを聞くことが多いです。Q.13 マイブームはありますか?休日に一人になれる時は、家でヴァイオリンを弾いています。オーケストラ時代はトランペットで、弁護士になりたての頃に少しヴァイオリンを習っていたのですが、一人で楽しむ趣味として、最近再開しました。現在はワークライフバランスも比較的安定していますし、管理職なので早朝に仕事を始めるなど調整もできるので、子育てが落ち着けばもっと自分の時間が持てるようになると思っています。Q.14 今後の展望を教えてください。CLOとしては、経営陣の一員として法務の立場から会社運営や事業推進をドライブしていけるように尽力していきたいです。LIFULLのCLOとして自分が何をしていくべきなのか、自分にしかできないことは何なのかを追求してチャレンジしていきたいです。今後も情報のキャッチアップを続けながら、前例のない問題にも立ち向かっていきたいですね。
2024年08月21日■これまでのあらすじ同居する義父は厳しい人で、葵は自分が無能なのではないかと日々怯えていた。義父から育児は義母に任せて仕事を頑張るように言われるが、降格されてしまう。育児も仕事もできない自分に焦る葵。夫と話し合い、仕事を頑張ると決めた矢先にトラブルが!部下の発注ミスに気づけなかったのは、私の確認が足りなかったからです。誰でもミスは犯します。大事なのはミスからのリカバリーなので、私たちはチーム一丸となって納期に間に合わせました。やっぱり仕事って楽しい…、そう思ったのを最後に、私は意識を失ってしまったのです。無理がたたって、数日入院することになるなんて…。元医師のお義父さんから、体調管理がなってないのは段取りが悪いからだと言われました。本当に…、そのとおりだと思います。お義父さんに認めてもらえなくてごめんなさい…。無能でごめんなさい…。次回に続く(全11話)7話以降は12時・15時更新!※この漫画は実話を元に編集しています
2024年07月28日妊娠中、仕事をしていると、「周囲に迷惑をかけないように」と頑張りすぎてしまう人もいるのではないでしょうか。そんな時、上司から”最高の言葉”をかけられたら……?今回は、MOREDOOR読者が体験した話をご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。妊娠中、無理をして頑張っていると……これは投稿者さんが妊娠し、悪阻や出血などで仕事を休む事が増えてしまったときのこと……。優しい言葉に涙妊娠中、周囲に迷惑をかけないよう仕事を無理して頑張っていた主人公。ですが上司から「赤ちゃんを守ることがあなたの仕事」と思いやりある言葉に涙した様子。皆さんがこの状況に出くわした時どんな言葉をかけますか?イラスト:たぬ川にくQ様※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年07月23日■これまでのあらすじ妊娠を機に結婚することになった主人公・マチ子とブン太。同棲中、家事と生活費は完全折半というルールを作り、妊娠するまではうまくいっていたふたり。婚姻届を出した日、つわりが辛くて座り込んでしまったマチ子に家事を休むことをブン太は許さず、マチ子は気持ち悪さに耐えながら夕飯を用意しました。労うどころか料理に文句をつけたり異常なほど半分にこだわるブン太に嫌気がさすマチ子。ブン太が優しかった頃を思い出しながら、なんとかやり過ごしていましたが、後日ブン太が洗剤を補充していないと注意してきます。「それくらいやってくれてもいいのに」とマチ子が言うとブン太は「最近俺ばかり家事をやっている」とため息をつきながら主張するのでした。■「頑張れ」という言葉が辛い■どこにいても居心地が悪い…「赤ちゃんのためにもゆっくり休んで」と一見優しい言葉をかけるブン太ですが、家事当番については相変わらず厳しい言葉を投げかけます。「もっと頑張れ」と言われて落ち込むマチ子。サボっているわけではなく、動けないほどつわりが辛かったり、匂いに敏感でできない家事があったりと、気持ちではやりたいと思っていても体が思うように動かないだけ。それを頑張っていないと捉えられてしまっているのかと思うと悲しい気持ちになりますよね。妊娠すると大抵の人には「おめでとう」と言ってもらえるけど、中には厳しい人もいます。冷たい態度をとられてしまうと、妊娠が悪いこと・迷惑なことなのかと思い込んで落ち込んでしまうのも当然…。だからこそ、せめて心許せるパートナーだけは味方でいて欲しいのに…。次回に続く「半分夫」(全118話)は12時・18時更新!
2024年07月04日仕事をしていると「この仕事、本当に自分に向いてるのかな」と考えることもあるでしょう。中には、日々の忙しさの中にも感動を見つけ頑張っているという方もいるようです。そこで今回MOREDOORでは、「今の仕事が好きだと思ったエピソード」をご紹介します。※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。Mさんの場合私は、幼稚園や保育園で仕事をしていました。日々の保育や業務に追われ、とても忙しい毎日で大変でした。しかし、運動会で子どもたちが本気で一生懸命に演技や競技に取り組む姿を見たときや、半年前までハイハイしていた子どもたちが歩いてカタコトでやり取りしている姿を見たとき、とても感動しました。素晴らしい瞬間に立ち会えているなとつくづく思います。そのときの心情はとその後は?「なんて素晴らしい仕事なんだろう、幸せだな」と思いました。現在はパートという形で働き方を変えましたが、今も現場にいます。仕事で悩んでいる人へ日々、やりがいよりも大変なことが多いかもしれませんが、共に頑張りましょう!(37歳/保育士)大変なことの中にも感動が忙しい毎日の中でも、子どもたちの成長に立ち会える素晴らしさを実感したMさん。仕事の中での感動が、自分にとって本当に向いている仕事なのかを考えるきっかけになるかもしれませんね。皆さんは、仕事をしていて「天職かもしれない」と思った経験はありますか?※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2024年07月01日頑張りすぎてない?自分を大切にしながら恋愛を楽しむ方法恋愛中心に生活していると、つかれてしまうこともありますよね。今回は、頑張りすぎずに恋愛を楽しむ方法について紹介します。ゆとりをもつあまりにも恋する相手のために頑張りすぎると、自分自身の幸せを見失うことがあります。自分が何をしたいのか、何を求めているのかを忘れてしまいがちです。疲弊しすぎないように、恋愛にのめり込みすぎず、ゆとりをもつといいのではないでしょうか。自分を大切にする恋愛に対して頑張りすぎて自分を見失わないよう、趣味や自分だけの時間も大切にしましょう。自分自身が満たされていると、恋する相手にも自然に優しくなれるのではないでしょうか。ストレスをためない頑張りすぎるとストレスがたまり、恋愛にもよくない影響を及ぼすかもしれません。恋愛に注力しすぎると、相手にもストレスがたまってしまう可能性もあります。ストレスを感じるようなことはいっそすべてやめたり気にしなくしたりすると、恋する相手と自然なよい関係を築いていけるかもしれませんよ。自然体が大切頑張りすぎずに恋愛を楽しむには、無理をせず自然体でいることが大切です。自分を苦しめるような行動は控え、恋する相手との関係を心地よく楽しめるものにできたらいいですね。(愛カツ編集部)
2024年06月30日日本能率協会マネジメントセンターは6月20日、「はたらくってなんだ?」(著者:村山昇)を、全国の書店およびネット書店にて発売しました。■働くこころの根っこを作る哲学授業同書は、自身が“どう生き、どう働くのか?”を考えるきっかけをつかむための、キャリアの基本書。仕事の悩みや不安を感じている人へ、働くことや仕事、キャリアに向き合う際の心の構え方やものごとのとらえ方、仕事観、キャリア観を作るためのヒントを伝えます。内容は、働くこころの根っこを作る哲学授業として全48種類を200点を超えるイラスト図解付きで掲載。主に大学生や若いビジネスパーソンに向けられた内容ですが、普遍的・根本的な内容を扱っているため、職業を持つすべての人が対象の書籍となっています。■書誌概要書誌名:はたらくってなんだ?著者:村山昇価格:1,870円発売日:6月20日(フォルサ)
2024年06月25日妊娠当時、看護師だった私。体力勝負である一方、女性が多く、妊娠に対する職場の理解は良好です。しかし、私は妊娠してもなお、まだまだ仕事が一番でした。とはいえ、第一線で仕事を続けたくても、妊娠中はすべての仕事を今まで通りに続けることはできません。優先順位の変化が受け入れられなかった矢先に起こった「つわり」、そして「切迫早産」。働く妊婦として揺れ動いた当時の気持ちを振り返りました。※コロナ禍前の体験談です 妊娠判明! 喜びの一方で…私は妊娠当時、手術室の看護師として勤務していました。放射線下での治療、何時間にも及ぶ手術の介助や救急対応など特殊な現場での仕事です。安定期に入ってから周囲へ妊娠報告される方も多いかもしれませんが、こういった仕事柄、妊娠が判明してすぐに職場へ報告する必要があります。 私も妊娠8週で判明してすぐに報告をしましたが、女性が多い職種のため理解はよかったものの、できない仕事が多くなってしまったため、申し訳なく不甲斐ない気持ちでいっぱいに。当時、まだまだ仕事を頑張りたかった私にとって、妊娠は単に喜ばしいことではありませんでした。 妊娠10週目にやってきたつわり妊娠10週目、ついにつわりがやってきました。仕事中のにおいが特にダメになり、手術室勤務の私には致命的でした。ただでさえ職場に気をつかってもらっているのに、これ以上迷惑をかけたくない気持ちでいっぱいに……。つわりの原因はまだ解明されていないと言いますが、一部には精神的な要因もあると考えられています。 出勤しても何もできない私を見兼ね、上司から傷病手当を提案され取得することにしました。この休暇は、私にとってようやく落ち着いておなかの赤ちゃんのことを考えるいい機会となりました。 妊娠25週に起きたのは切迫早産休暇から復帰後は、自身を気づかいながら仕事ができました。とはいえ、立ったり座ったりと動き回る仕事です。妊娠25週目ごろより頻繁におなかの張りを感じていました。案の定、切迫早産と診断され、おなかの張りを抑える「ウテメリン」を内服しながら仕事を続けました。 そんなある日の仕事中、10分毎におなかの張りを感じ、すぐに産婦人科を受診すると即入院。そこからは24時間点滴とベッド上での安静の日々が始まります。もちろん仕事は休職。しかし、職場の仲間がたびたび面会に来てくれたことで、申し訳ない気持ちとは裏腹に、より一層自分の体とおなかの赤ちゃんへ気持ちを向けられました。 のんびりしすぎて生まれたのは妊娠41週24時間点滴から次第に内服に切り替わり、妊娠35週ごろようやく退院できることになりました。退院後も自宅安静指示だったので、正期産にあたる妊娠37週まで実家に甘えたゴロゴロ生活。いよいよ妊娠37週、安静指示が解かれ、今度は「どんどん動いて」と言われました。 真夏の臨月。17kgも太ってしまった私は、体が重く筋力も弱ってしまい、15分ほどの犬の散歩で息切れ。挙句に妊娠41週を迎えてもまったく生まれる気配がなく、分娩誘発の入院予約をも入れる始末。しかし、この日の健診で子宮口を刺激されたのが功を奏したのでしょうか。同日夕方ようやく陣痛が始まり、無事に元気な赤ちゃんを出産できました。 仕事をしながらの妊娠や出産はいまや多くの方が経験していることだと思います。仕事が一番だった私ですが、妊娠トラブルを経験したことで、人のやさしさに触れ、おなかの赤ちゃんの大切さに気づけました。できれば経験したくないトラブルでしたが、大事なことを気づかせてくれた、いい思い出です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/市田スナオ著者:川口ゆう5歳男の子の母。看護師・保健師・助産師資格を取得。現在は夫の駐在のため、海外在住。自身の経験をもとに、育児・医療などをテーマに執筆している。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年06月09日取材・文:ミクニシオリ撮影:大嶋千尋編集:松岡紘子/マイナビウーマン編集部自分の仕事って、誰の役に立っているのだろう。生活者から離れた仕事をしていると、どこにやりがいを感じればいいか分からなくなる時もあります。「お客さんと直接関わらなくても、どんな仕事も誰かの役に立っているもの」そう話してくれたのは、ジェネリック医薬品を製造販売する沢井製薬株式会社で、自社の医薬品情報を伝える医薬品情報センター/お客様相談室でセンター長を務め、この春からメディカルコミュニケーション部の部長に昇格した二出川 真由美さん。「患者さんのお役に立つこと」をポリシーに薬剤師として働いてきた二出川さんですが、今は企業の重役。患者さんとの距離は離れてしまっても「自分の仕事は、最終的に患者さんに届く」という思いで、今は社内マネジメントを主業務としながら、サワイグループホールディングスのID&E推進室の室長も兼任しています。「コミュニケーション」を軸にキャリアを積んできた二出川さん。思いの込もった言葉や行動で部下を成長させてきた彼女の人生を振り返っていただきました。二出川 真由美さんサワイグループホールディングス株式会社 グループ人事部 ID&E推進室長 兼 沢井製薬株式会社 信頼性保証本部 メディカルコミュニケーション部長。1999年に病院薬剤師として入職、2001年に別の病院に転職し服薬指導業務を立ち上げたのち、2002年製薬会社(前職)へ入社。2007年に沢井製薬株式会社に入社し、医薬品情報センターの立ち上げに携わる。2017年より医薬品情報センター長を務め、2024年4月より現職。■「なによりも患者さんのために」。企業理念に共感し、4社目で沢井製薬へQ.1 幼少期はどんな性格でしたか?幼い頃は「みんなと同じ」なのが嫌で、人と違う行動をしたがる変わった子でした。下に弟が2人いる長女なのですが、身体を動かすのも好きな、完全なるおてんば娘。小学校の時にはいじめの対象になったこともありましたが、当の本人である私が、全くそのことを気にしていませんでしたね。器械体操の練習に毎日通っていて、興味関心の矛先は、学校よりも習い事に向いていました。Q.2 思春期は学校でどんな存在でしたか?物心ついた頃から、交渉が得意でした。通っている中学校に体操部がなかったので、教頭先生に直談判しに行ったんです。「3人集めたら部活を作っていい」と言うので、言われた通りに部員を集めて、3人きりの体操部をつくって所属していました。結局、他の子は途中で転部してしまったので、1人で隣の中学校に通って練習に参加させてもらっていましたね。自分がやりたいことをしていたので、1人で行動するのは特に苦ではなかったし、むしろ、他校に友達ができて嬉しいなと思っていました。Q.3 学生時代に注力したことはなんですか。中学の進路指導が化学の教員で、私も化学が得意だったので「薬剤師を目指したら?」と言われ、調子に乗って「はい」と返事をしてしまったことをきっかけに、薬学部受験を志しました。大学に入ってからは、大好きな運動を続けながら、様々なアルバイトにも注力しました。しかし、下に弟も控えていて、両親からは「絶対に4年で薬剤師になれ」と言われていたので、試験勉強にもそれなりに時間を割きました。Q.4 これまでのキャリア変遷を教えて下さい。学生時に実習で行った研修先の病院で様々なことを学んだこともあり、調剤薬局よりも多くの職種の方々が働いている病院に就職しました。病院では患者さんとのコミュニケーションが楽しかったです。その後初めて転職した先の病院では、服薬指導業務の立ち上げを行いました。その後、企業の管理薬剤師に転職した後に、沢井製薬株式会社に入社しました。Q.5 現在の会社を選んだきっかけを教えて下さい。転職した時期は、ちょうど政策でジェネリック医薬品の使用促進が進められ、ジェネリックの普及に追い風が吹きはじめた頃でした。薬剤師として、ジェネリックのことをきちんと学んでおく必要性を感じ、ジェネリック製薬会社の大手である、沢井製薬に魅力を感じました。それに、沢井製薬の企業理念である「なによりも患者さんのために」という言葉が、それまで薬剤師として大切にしてきた私のポリシーにぴったりフィットしたことも大きかったですね。■「それぞれに合ったコミュニケーション」が成長スピードを加速するQ.6 リーダー職に就いた時の心境を教えてください。正直、役職にはあまりこだわりがないんです。私はただ「どうしたら患者さんに適切な情報を届けられるのか」を第一に考え、問い合わせてくれた医療関係者の方が患者さんのお役に立てるよう、丁寧な情報を伝えることに注力してきただけなんです。気づいたら、そこに役職がくっついてきたような感覚ですね。身の周りの誰かが「まとめ役を任せるなら、二出川がいいんじゃない?」と言ってくれたようで、それはシンプルに嬉しかったです。Q.7 現在の仕事内容を教えて下さい。医薬品情報センターとお客様相談室には、沢井製薬のお薬に関する問い合わせが、毎日200件ほど入ってきます。医療関係者は忙しい方が多いので、問い合わせに対しては迅速に丁寧に、かつ正確な情報を伝える必要があります。私が入った頃は、患者さんから問い合わせは別の部門が担当していたのですが「一本化できたらいいのに」と思い、当時の本部長に話して合意してもらったんです。なので、今は患者さんからのご相談も受けつけています。役職の高い方々も、平社員だった私のお話を聞いてくれるくらい、風通しがいい会社なんですよ。Q.8 リーダー職についてから大変だったことは?私が入社した2007年当初と比べると、ジェネリック医薬品のシェアはすごく伸びていて、問い合わせの量もどんどん増えています。問い合わせが増えても、情報のクオリティは落としたくなかったので、メンバーを少しずつ増やし、いつの間にか4人から、15人のチームに。2024年度からはメディカルコミュニケーション部の部長に昇格し、サワイグループホールディングスのID&E推進室の室長も兼任することになりました。けれど「リーダーだから大変」と思うことはないですね。「こうしたらどうかな」と思ったことを実行・実現していくことは、やりがいがありますよ。Q.9 仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか?やっぱり、お客様や患者さんのお役に立てたと感じることが、一番のやりがいです。医療関係者や患者さんのお困りごとにアプローチするのも、社内でお困りごとを抱える人のために社内改善するのも、クライアントの課題解決をしていくという共通点があると思っています。見えている課題を解決することそのものも楽しいですし、それによって誰かが助かるのなら、積極的にやりたいと思えますね。Q.10 リーダー職として気をつけていることはありますか。部下に対して気をつけているのは、一人ひとりに合ったアプローチをかけることですね。一緒に働くメンバーの成長が見られるのは嬉しいですから、もっとパーソナライズ化したアプローチができたらと思って、カウンセラーやセラピスト、コーチングなどの認定資格を取得しました。それぞれの性格や段階によって、かけるべき言葉や投げかける疑問も変わってきます。自分が選んだ言葉や行動の影響で、メンバーが成長できた瞬間を見るのが、泣けるほど嬉しいんですよね(笑)。マネジメントを学んでやってきたというより、やってきたことを振り返ったらマネジメントだったという感じです。■ただ、人の役に立ちたいだけ。手に届く範囲から、変えていくQ.11 仕事終わりやお休みの日は何をされていますか?満員電車が苦手なので、朝は早めに出社しています。なぜか外国の方に道を聞かれることが多いので、スムーズに道案内できるよう、始業時間までアプリで英語のスピーキングを勉強しています。今は自分が問い合わせの電話を取ることはないのですが、メンバーの受けている問い合わせを把握して、困っている子のフォローに回ることが多いですね。あとは、他部署とのやり取りをしたり、 ID&E推進室の会議に参加したり。家に帰ってからは、新しい資格の勉強をしたりしています。Q.12 ストレス発散の方法を教えてください。身体を動かすのが好きなのは昔から変わらないので、休日はバイクに乗ったり、ダイビングに行きます。海は日常とは全く違う世界なので、気持ちいいんですよね。土日も仕事のことを考えてしまうことも多いので、海に潜ったり、バイクで走ったりしている時間は、私にとって貴重な「無になれる時間」です。仕事も考えることも好きだからいいんですけど、デトックスとして楽しんでいます。Q.13 プライベートや仕事の悩みはありますか?目下「どうしたらもっとジェネリック医薬品を患者さんに届けることができるか」について、悩み続けています。ジェネリック医薬品はいわゆる後発医薬品なのですが、飲みづらさやサイズなど、先に出たお薬が持っていた課題を解決して世に送り出されることも多いんです。その上、患者さんの自己負担額も安く、いいところはいっぱいあるんですけど……。情報をうまく伝えてあげないと、医療関係者に選んでもらえるお薬にならないんです。だから、私たちの目指すところはやっぱり「薬剤師さんが選びたくなるような薬を作って、その情報を伝えていくこと」なんですよね。Q.14 今後の展望を教えてください。今までもこれからも、目指すところは変わらず「人の役に立てることを続けていく」ことです。どんな役職についても、患者さんとの距離が遠くなっても、持ち続けてきたポリシーは貫いていきたいです。せっかく色々な資格も取得してきたので、今後は企業のコミュニケーション推進にまつわる仕事にも関わっていきたいですね。日本では、仕事が忙しくて休めないから、すぐに病院に行く人が多いといいます。だけど、上司や会社ときちんとコミュニケーションができて、心身共にきちんと休息が取れたら、病院に行く前に体調が良くなることもあるでしょう。小さな部分から改善して、忙しすぎる医療機関の現状も変えていきたいですね。
2024年05月08日初めての育児は不安ばかりで、自分なりに頑張りつつ義母にも少し手伝ってもらっていました。するとある日、義母からまさかの発言をされ……。そんなこと言わないで…私には0歳の子どもがいます。初めての出産、育児はわからないことだらけで不安だったので、義母に家事や育児を手伝ってもらいながら頑張っていました。 しかしある日、1歳の子どもがいる向かいの家の夫婦を見て、「お向かいさんはよく夫婦2人だけで0歳の時期を乗り越えたわよねぇ」と言ってきたのです。義母に手助けしてもらっている私への嫌味のように感じましたし、義母に頼りきりにならないように自分なりに努力をしていたので、この言葉にはとてもショックを受けました。 もしかしたら嫌味のつもりはなかったのかもしれませんが、何気ないひと言で人の心を傷つけることがあるんだと身をもって実感。相手の置かれている状況をよく考えてから言葉を発するようにしようと、改めて思った出来事です。 作画/さくら著者:見夜
2024年04月29日自分では頑張ってやっているつもりでも、認めてもらえないと悲しいですよね。もし仕事をしながら家事もほとんどやっているにもかかわらず、彼氏に文句を言われたら、あなたはどうしますか?今回は、大人気マンガシリーズ、うみ(@umi.comic)さんの実体験に基づき描かれた『トンデモ男と婚約破棄した話』をお届けします。彼氏と結婚したい……彼氏からのプロポーズはないものの、結婚話が進むうみさん。彼ママからは、社宅に住むことを提案されていましたが、数ヶ月後にやっとお引っ越し。彼氏もやっと荷物を運び、同棲が始まります。しかし彼氏は“節約のため”といってうみさんに家事を任せておきながら、文句ばかり言ってきて……。アイロンだけじゃなく……気晴らしに出かけると……アイロンがけする彼の姿……様子がおかしい……何か怒ってる……?何をやっても彼氏から認めてもらえず、友人との食事で少しリフレッシュしたうみさん。帰宅すると、彼氏が不機嫌そうにアイロンがけをしていて、不満を吐露します。その後、彼のモラハラや彼の家族の嫌がらせに耐えられなくなったうみさんは、結婚するのをやめたのでした。彼女の家事に文句ばかり言う彼氏……、あなただったらこんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@umi.comic)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年02月11日大人気マンガシリーズ、Lineドラマさんの『結婚3ヶ月前に別れを切り出す男』を紹介します。仕事を頑張ったご褒美だと言い、お菓子をこっそり買っていた主人公。彼はダイエットができていない主人公の意志の弱さを非難しました。主人公は彼に怒られ、再びダイエットを決意しますが…。≪HPはこちら≫前回のあらすじ出典:Youtube「Lineドラマ」#7結婚3ヶ月前に別れを切り出す男出典:Youtube「Lineドラマ」今夜からスタート出典:Youtube「Lineドラマ」そして翌日…出典:Youtube「Lineドラマ」お菓子がない!出典:Youtube「Lineドラマ」無駄にはしていない出典:Youtube「Lineドラマ」断りもなく…出典:Youtube「Lineドラマ」お菓子があったら痩せられない出典:Youtube「Lineドラマ」昨夜もカップ麺を食べていた出典:Youtube「Lineドラマ」次回予告出典:Youtube「Lineドラマ」主人公のダイエット宣言を受けて、お菓子を職場で配ろうとしていた彼。主人公は何の断りもなくお菓子を持って行った彼に激怒します。しかし彼も、夜中にカップ麺を食べていた主人公を責めて…。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(CoordiSnap編集部)
2024年01月31日「まだ仕事を頑張りたい……」妊娠をするかどうかの決断は、女性にとって非常に大きな選択です。とくに年の差婚をした場合は、お互いの年齢も考慮しての妊娠に「タイミング」も重要になってくるでしょう。今回のMOERDOORでは、妊娠に悩んだ女性が、当時の心境やその時の自分に伝えたいことなどを聞いてみました。当事者の声はさまざまですが、妊娠に関する悩みを抱える女性たちに、あくまで一例として、参考になれば幸いです。いつ妊娠するのがいいか29歳Bさんの場合私はいわゆる年の差婚で、夫は一回り年上でした。結婚を機に子どもを考え始めましたが、私はまだまだ働きたかったので、しばらくは避妊。ですが、夫の方から、「自分の年齢のことがあるから、できることなら早めに子どもを望んでいる」という話をされ、私は悩みました。仕事も楽しかったのですが、夫を見て、この人を父親にできるのは自分しかいないと思い、避妊を辞め、天に任せることに。結果としてはその半年後に授かることができました。パートナーとはどんな相談を?私は「30歳になるまでは子どもは望んでいない、仕事を頑張りたい」と話しました。ですが夫は、親を安心させたいことや、自分の年齢のことがあるから早く子どもがほしいから、私には仕事を諦めてほしいと言われました。結局は私が折れる形で妊娠に向けて動き出しました。当時悩んでいた自分のような人へ、声をかけるとしたら?正社員でもアルバイトでも、産後に戻れる環境を整えておけばよかったと後悔しました。もし、働くことが好きであれば、仕事を辞めるという選択はしなくてもいいと伝えたいです。(29歳/主婦)妊娠はしたいけど仕事も続けたい……妊娠に関する決断は、それぞれの女性にとって独自の旅です。「まだ仕事を続けたい」「産後も社会復帰をしたい」という女性たちの声を数多く聞きます。ですが実際にいつ妊娠するか迷った方からは「仕事に復帰したい場合、産後に戻れる環境を整えて」とアドバイスが届きました。Bさんと同じようにいつ妊娠するか悩んだ方たちは多くいます。今悩んでいる方には、「1人で悩まなくて大丈夫、まわりに味方がたくさんいます。まず最初に肩の荷を下ろしてくださいね」と伝えたいですね。(MOREDOOR編集部)(イラスト/@mochi_mikan_0123)※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年01月21日■これまでのあらすじ明日香と聡は周囲からは理想の夫婦だと思われている。結婚後すぐに子どもにも恵まれ、順風満帆な生活を送っているように見えるが、内情は違った。妊娠・出産の時期にすれ違ったしまった二人はそのまま修復することができず、今や周りの目がないところでは会話すらない、いわゆる仮面夫婦になってしまっていた。そして最近、明日香は聡が職場の後輩と関係を持っているのを知ってしまう。ギリギリの精神状態の中、それでも「みせかけだけの幸せな家庭だとしても娘から家族を奪いたくない」と考えた明日香は、仮面夫婦を続ける覚悟を決める。自分の心を殺して…。美人で聡明な妻がいて、かわいい娘が生まれて、仕事も順調。…そう思っていたのに、どうしてこうなってしまったんだろう。早くに結婚したため、娘が生まれたとき、俺はまだ社内では新人でした。でも少しずつ大きな案件を任せてもらえるようになり、家族のために全力で働きました。明日香が育児に追いつめられていることにも気付かず…。お互い頑張りどきだと思っていたけれど、ふだん弱音を吐かない明日香が限界を迎えていたと告白してくれたことでやっと気付くことができました。そしてできる限りのフォローをしようと決意。慣れない家事と育児でしたが、娘の成長を間近で見られるのは楽しかったのです。でも―…。次回に続く。毎日更新!
2023年12月31日仕事や人間関係において頑張りすぎて疲れてしまったことはありませんか?なかには、頑張りすぎて無意識にストレスをため込んでいることもあるようで……。そこで今回は、MOREDOORの大人気TikTokより、オリジナル漫画『私が「うつ」になるわけがない。』をご紹介します。※この漫画は臨床心理士・三崎てるひこさん監修のもと制作された、実際の「うつ病」を再現したフィクション漫画です。少しでも多くの方に、うつ病について考えるキッカケづくりを目指して制作されました。本作品にはうつ病の症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。うつ病は特別な人がかかる病気ではなく、誰でもかかる可能性があります。もし、本編の主人公と同じような症状がみられる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。「うつ病」は甘えでも、怠けでもありません。漫画のあらすじ学生時代は成績優秀、友人も多くしっかりものの宇都宮さん。第一志望の会社に就職し、社会人になっても活躍する未来がくると思っていた。しかし環境の変化、上司からのパワハラ、深夜までの残業の日々……。自分を説得しながら……『でも、今までも頑張って来たんだから、私なら大丈夫。きっと、大丈夫……。』宇都宮さんは毎日の残業に、どんどん心と体が疲れていました。友人に勧めで病院へ行くと、『うつ病』だと診断されます。しっかり休むこと読者の感想は……『主人公の宇都宮さんは、支えになってくれる同僚や医師に恵まれたことが救いだと思いました。』『本当にいい同僚に恵まれてよかったです。』『そこまで踏ん張らなくてもよい時だってあります。一日でも早く明るい兆しで、どんな困難があっても負けないでほしいです!』『心の中は目には見えないので自分でも気づかない間に鬱が進行してしまうこともあるんだなと感じました。』など、さまざまなコメントが寄せられました。その後の宇都宮さんは……宇都宮さんは、同僚や先輩が気にかけてくれたり、会社のサポートがあったりと、周囲に頼ることで安心します。そして1ヶ月間、休職することを決意。「今の自分と向き合う必要がある」ことに気がついた宇都宮さんは、通院や日々の散歩を日課にすることで症状も緩和していったのでした。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※うつ病などの精神疾患の症状、治療、回復過程には個人差があります。※悩みや不安などで困っているときには、気軽に相談できる場所があります。電話やSNS・チャットなどさまざまな相談窓口があるため、ご自身にあった方法で使用してみてください(参考:まもろうよこころ、厚生労働省)。※この物語はフィクションです。■脚本・監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理士)■作画:長月よーこ(MOREDOOR編集部)
2023年11月10日生理中は体調不良などで悩んでしまう方もいるでしょう。中には、暑い中の立ち仕事で大変なことになってしまったという方も……。今回はそんな「生理を気合いで我慢していたら、大変なことになったエピソード」をご紹介します。42歳、フリーランスKさんの場合……私は普段から長時間の立ち仕事で慣れていたので、生理が来ても仕事を休むことはありませんでした。しかし、その日は職場の倉庫がとても暑くて大変でした。生理中だったものの、水をあまり飲まずに仕事をしていたら、フラフラになってしまい、倒れてしまいました。あのときは本当に怖かったです。その時の心境、またその後は?倒れるということが初めてだったので、怖かったです。すぐに店内の涼しいところに行って、水を飲んで休憩したら治りました。※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。長蛇の列に並ぶことに……自身の体験談を描く漫画家みわ柴(@miwashibachan)さんの「生理で別れた話」でも、生理を我慢してしまった場面が描かれています。主人公のみわ柴さんは、生理痛が酷く座っているだけでもつらい状態でした。その様子を見た彼は、みわ柴さんを気遣うも「出かけよう!」と提案してきます。彼の優しさを無下にできず鎮痛剤を服用し、いざ出かけるのですが……。彼が提案してくれた気遣いが、みわ柴さんにとってはつらい状況だったようですね。この後、生理への理解が足りなかった彼氏は、みわ柴さんの様子を見て不機嫌に。さらに生理をめぐって主人公と彼は大きくすれ違ってしまいます。こんな時どうする?生理だと「我慢をすれば大丈夫」といった風潮があるかもしれません。体調が優れない時は、無理をせずゆっくりすることも大切です。今回は「生理を気合いで我慢していたら、大変なことになったエピソード」をご紹介しました。※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。漫画の監修:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(DoctorofPhilosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方、予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年10月12日生理中とはいえ、仕事を頑張りたいときもありますよね。しかし、中には頑張りすぎてしまい大変なことになってしまうこともあるようです。今回はそんな「生理を気合いで我慢していたら、大変なことになったエピソード」をご紹介します。42歳、フリーランスSさんの場合……仕事を始めたばかりの頃。頑張ろうとかなり気合いが入っていたので、生理痛があったものの我慢して立ち仕事頑張っていました。すると、だんだんとお腹の痛みが強くなり、立っていられないほどになり、座り込んでしまいました。お客さんに驚かれるし、先輩には怒られるしで、大変でした。その時の心境、またその後は?恥ずかしかったです。ちゃんと座ったり休んだりを心がければよかったです。「休憩室で休みな」と、言われたので痛み止めを飲んで30分ぐらい休ませてもらい落ち着きました。※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。彼と長蛇の列に並ぶことに……自身の体験談を描く漫画家みわ柴(@miwashibachan)さんの「生理で別れた話」でも、生理を我慢してしまった場面が描かれています。主人公のみわ柴さんは、生理痛が酷く座っているだけでもつらい状態でした。その様子を見た彼は、みわ柴さんを気遣うも「出かけよう!」と提案してきます。彼の優しさを無下にできず鎮痛剤を服用し、いざ出かけるのですが……。彼が提案してくれた気遣いが、みわ柴さんにとってはつらい状況だったようですね。この後、生理への理解が足りなかった彼氏は、みわ柴さんの様子を見て不機嫌に。さらに生理をめぐって主人公と彼は大きくすれ違ってしまいます。こんな時どうする?生理だと「我慢をすれば大丈夫」といった風潮があるかもしれません。体調が優れない時は、無理をせずゆっくりすることも大切です。今回は「生理を気合いで我慢していたら、大変なことになったエピソード」をご紹介しました。※この記事は実際に募集したエピソードを記事化しています。※毎月の生理が「いつもと違う」「量が多い」と感じたり、「健診や他の病院で貧血がある」と言われたら、なるべく早めに婦人科に行くことをおすすめします。かかりつけの婦人科医を持つのもよいので、検討してみてください。漫画の監修:新見正則医院院長、新見正則1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(DoctorofPhilosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。新見正則医院では世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬「フアイア」を使用。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)。下記も好評発売中。「しあわせの見つけ方、予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」(MOREDOOR編集部)
2023年10月10日仕事や人間関係において頑張りすぎて疲れてしまったことはありませんか?頑張りすぎて無意識にストレスをため込んでいることもあるようで……。そこで今回は、MOREDOORの大人気TikTokより、オリジナル漫画『私が「うつ」になるわけがない。』をご紹介します。※この漫画は臨床心理士・三崎てるひこさん監修のもと制作された、実際の「うつ症状」を再現したフィクション漫画です。本作品にはうつ症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。うつ病は特別な人がかかる病気ではなく、誰でもかかる可能性があります。もし、本編の主人公と同じような症状がみられる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。「うつ病」は甘えでも、怠けでもありません。漫画のあらすじ学生時代は成績優秀、友人も多くしっかりものの宇都宮さん。第一志望の会社に就職し、社会人になっても活躍する未来がくると思っていた。しかし環境の変化・上司からのパワハラ・深夜までの残業の日々……。『でも、今までも頑張って来たんだから、私なら大丈夫。きっと、大丈夫……。』真面目でがんばり屋な主人公が、うつ病にかかってから、それを受け入れ、前を向いて歩いていくまでの物語。改善するために……読者の感想は……『完全に仕事を辞めるのではなく自分に合った働き方を見つけ、それを周りもサポートしてくれる環境が良いんだな。』『辞めさせられず、違う部署で時短を聞いてもらえてあながちブラックでもなかったのかなと安心しました。頑張り屋さんは体調崩しやすい気がします。ぼちぼち生きましょう。』『真面目な人こそ、人に頼らず自分で解決しようとしてしんどくなるんだと思う。甘えることは恥ずかしいことではないともっと社会が認めてくれたら良いのにと思った。』『感情を持って生きる人間にとっては、心無い相手の言葉や行動に酷く傷付くことが多いと思いよね。』など、さまざまなコメントが寄せられました。主人公は、”うつ病”の向き合い方に気づいたようです。皆さんはこの漫画、どう感じましたか?※この物語はフィクションです。■脚本・監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理士)■作画:長月よーこ(MOREDOOR編集部)
2023年10月07日知らないうちに仕事を頑張りすぎて、体調を崩した経験を持つ人もいるのではないでしょうか……?今回は、MOREDOORのオリジナル漫画『私が「うつ」になるわけがない。』より漫画の展開を予想していただくクイズをお届けします。※この漫画は臨床心理士・三崎てるひこさん監修のもと制作された、実際の「うつ症状」を再現したフィクション漫画です。※本作品にはうつ症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。※うつ病は特別な人がかかる病気ではなく、誰でもかかる可能性があります。もし、本編の主人公と同じような症状がみられる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。※「うつ病」は甘えでも、怠けでもありません。病院で……主人公の宇都宮さんは、憧れの会社に新卒で入社。宇都宮さんは連日残業し、休日返上してまで働きます。しかし、上司や先輩は厳しい人でした。宇都宮さんの様子を心配した友人の勧めで病院に行きます。すると、医師からうつ病と診断されてしまいましたが……命に関わる……?医師は説得し……治療期間が長く……ここでクイズです!医師から、うつ病について説明を受けた宇都宮さん。‟命に関わる”ため仕事を控えるよう言われましたが、この後宇都宮さんは衝撃の判断をします。その判断とはいったいどんなものだったでしょうか?ヒントは、自分がうつ病だと言われ、あまり信じ切れていない様子です。宇都宮さんの判断とは?正解は「会社を休まず仕事をする」!医師からうつ病の深刻さを伝えられた宇都宮さん。しかし、「会社は休めない」と仕事を今まで通り続けようと考えているよう……。この後、宇都宮さんは、うつ病を隠しながら仕事を継続するも心に限界がやってきてしまいます。自分が鬱なんて……いきなり「うつ病なので仕事を休め」と言われても、実感が持てず困惑してしまうのも無理はありません。しかし、自分の限界にきちんと気付いてあげないと、本当に命に関わる病気だからこそ、仕事を控えてほしい医師の意見も理解できますよね。みなさんはこの漫画を読んでどのように感じましたか?※この物語はフィクションです。■脚本・監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理士)■作画:長月よーこ(MOREDOOR編集部)
2023年08月22日知らないうちに仕事を頑張りすぎて、体調を崩した経験を持つ人もいるのではないでしょうか……?今回は、MOREDOORのオリジナル漫画『私が「うつ」になるわけがない。』より漫画の展開を予想していただくクイズをお届けします。※この漫画は臨床心理士・三崎てるひこさん監修のもと制作された、実際の「うつ症状」を再現したフィクション漫画です。※本作品にはうつ症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。※うつ病は特別な人がかかる病気ではなく、誰でもかかる可能性があります。もし、本編の主人公と同じような症状がみられる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。※「うつ病」は甘えでも、怠けでもありません。体調を崩し……主人公の宇都宮さんは、憧れの会社に新卒で入社。宇都宮さんは連日残業し、休日返上してまで働きます。しかし、上司や先輩は厳しい人でした。ある日、体調を崩した宇都宮さん。友人の勧めで病院に行くと、うつ病だと診断され……。想定外の診断に驚き……うつ病の症状があり……仕事はどうなるの……?ここでクイズです!うつ病の治癒のため、仕事はセーブするよう医師から伝えられた宇都宮さんは、「ここまで頑張ってきた仕事を休みたくない」と強く反対します。しかし、そんな宇都宮さんに対し医師はある言葉をかけ、宇都宮さんを我に返らせます。その言葉とはいったいどんなものだったでしょうか。ヒントは、うつ病の重大性を知らせるようなものです。医師の言葉とは?正解は「命に関わる問題」だと伝えた!うつ病と診断されてもなお、仕事を続けたがる宇都宮さん。しかし、医師の発言通りしっかり心身を休めないと、余計に症状が悪化し、命の危険に陥ることもあり得ますよね。この後、実際に宇都宮さんは、医師の忠告を聞かずに仕事を続け、症状が悪化してしまうのでした……。うつ病と言われても……医師から仕事をセーブするよう言われるものの、受け入れられない宇都宮さん。今まで頑張ってきた仕事を、突然休めと言われても急には納得しがたい方もいるのではないでしょうか……?みなさんはこの漫画を読んでどのように感じましたか?※この物語はフィクションです。■脚本・監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理士)■作画:長月よーこ(MOREDOOR編集部)
2023年08月20日皆さんは仕事や学業など頑張りすぎてしまった経験はありますか?なかには頑張りすぎた結果、心のバランスが崩れてしまう方もいるようで……。そこで今回は、MOREDOORの大人気TikTokより、オリジナル漫画『私が「うつ」になるわけがない。』をご紹介します。※本作品にはうつ症状を描写するシーンがございます。閲覧の際はご注意ください。漫画のあらすじ学生時代は成績優秀、友人も多くしっかりものの宇都宮さん。第一志望の会社に就職し、社会人になっても活躍する未来が来ると、思っていた。しかし環境の変化・上司からのパワハラ・深夜までの残業の日々……。『でも、今までも頑張って来たんだから、私なら大丈夫。きっと、大丈夫……。』真面目でがんばり屋な主人公が、うつ病にかかってから、それを受け入れ、前を向いて歩いていくまでの物語。体にも異変が……この漫画に読者からは……『悩みを打ち明けられる人に相談をして!一人で悩まないで欲しいです』『「自分がなるわけない」と思っていて私もうつになったので、自分と重なりました』『病んでしまった経験があるので間違いをせめられているシーンは心が痛くなった。』『主人公は頑張り屋さんで逃げる選択肢がないかもしれないですが、どうか逃げて欲しいと切に思いました。』『指導するときの言い方って大事。主人公が負のループに突入してしまいそう』など実に様々な声が集まりました。身体の異変は心が異常なサイン……「自分がなるわけない」と思っていても誰しも鬱になる可能性はあります。もし本編の主人公と同じような症状がみられる方は、一度医療機関を受診することを推奨します。みなさんはこの漫画、どう感じましたか?※「うつ病」は甘えでも、怠けでもありません。※この物語はフィクションです。■脚本・監修:三崎てるひこ(臨床心理士・公認心理士)■作画:長月よーこ(MOREDOOR編集部)
2023年07月30日自分の夢のために頑張っている人がいたら、応援したくなりますよね。しかし中には、彼女におんぶに抱っこで、なかなか芽が出ないという人もいて……。今回は、登録者数90万人超えの大人気Youtubeチャンネル「エトラちゃんは見た!」で配信された創作漫画動画『ダメ男に振られた話』の中から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!待ち合わせ場所に遅れ……保育士として、充実した毎日を送るユリ。ある日、仕事終わりに彼氏ヒイラギとの食事に向かいますが、約束の時間を少し過ぎてしまったことで文句を言われ……。ここでクイズです!急いできたユリに辛らつな言葉を浴びせるヒイラギ。一体何と言ったでしょうか?ヒントは、仕事終わりにこの言葉はイラっとします……。彼氏は彼女に……正解は、「その服地味」と言った!定職に就かず、夢を追い続ける彼に複雑な気持ちを抱くユリ。食事代も自分が出すことにモヤモヤが募っていくのでした。仕事を頑張る彼女ではダメなの?仕事終わりに直行したのに、服装にまでケチをつけるなんて、腹が立ちますよね。今回のユリは、なんとかイライラを収め、ヒイラギの新しい仕事も応援しました。仕事終わりの彼女の服装をバカにする彼氏……、あなたならこんなときどんな対処をしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@エトラちゃんは見た!)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年07月27日仕事に責任感を持って頑張っている人は素敵ですよね。しかしそんな頑張っている仕事を先輩社員に甘く見られたら、イラッとしてしまうことも…。今回はそんなイラッとした気分がスカッと晴れた気分爽快な体験談を紹介します!専門的な仕事を頑張る主人公お局のAさんの言い方にモヤモヤ結局Aさんはまともに仕事ができなかったAさんのせいで現場は大混乱自分の仕事に自信が持てた!いくら先輩でも、人の仕事を甘く見て軽口を叩くのはよくありませんね。自分の仕事に責任感を持って頑張っている主人公の気分が晴れたエピソードでした!
2023年06月06日今回は、人気のマンガをクイズ形式で紹介します! マンガのストーリーがどんな結末になるか考えてみてくださいね。イラスト:モナ・リザの戯言自分勝手な夫の衝撃行動主人公はマイホームを建てるため、仕事と節約を頑張っていました。しかし、専業主夫の夫は節約に非協力的で喧嘩をすることも…。それでも、なんとか目標額の貯金を達成します。ついに念願のマイホームを購入出典:モナ・リザの戯言今後の生活を考えて、夫に節約するように念を押す主人公ですが…。問題さあ、ここで問題です。念願のマイホームを建てた主人公。この後夫がとった衝撃行動とは何でしょう?ヒント夫はマイホームを自分の好き勝手に使えると思っているようです。みなさんは答えがわかりましたか?正解は…出典:モナ・リザの戯言正解は「無断で義家族を同居させた」でした。もちろん主人公は夫に意見しますが、受け入れてもらえません。好き勝手する夫と義家族に、主人公は怒りの炎を燃やすのでした。勝手に決めないで…マイホームは2人の家ですよね。それなのに、勝手に義家族を同居させた夫にモヤモヤしてしまいます…。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年06月01日