病院薬剤師から企業のリーダー職に。「ジェネリックの良さを伝えたい」と駆け抜けてきた女性のキャリア
Q.5 現在の会社を選んだきっかけを教えて下さい。
転職した時期は、ちょうど政策でジェネリック医薬品の使用促進が進められ、ジェネリックの普及に追い風が吹きはじめた頃でした。薬剤師として、ジェネリックのことをきちんと学んでおく必要性を感じ、ジェネリック製薬会社の大手である、沢井製薬に魅力を感じました。それに、沢井製薬の企業理念である「なによりも患者さんのために」という言葉が、それまで薬剤師として大切にしてきた私のポリシーにぴったりフィットしたことも大きかったですね。
■「それぞれに合ったコミュニケーション」が成長スピードを加速する
Q.6 リーダー職に就いた時の心境を教えてください。
正直、役職にはあまりこだわりがないんです。私はただ「どうしたら患者さんに適切な情報を届けられるのか」を第一に考え、問い合わせてくれた医療関係者の方が患者さんのお役に立てるよう、丁寧な情報を伝えることに注力してきただけなんです。気づいたら、そこに役職がくっついてきたような感覚ですね。
身の周りの誰かが「まとめ役を任せるなら、二出川がいいんじゃない?」と言ってくれたようで、それはシンプルに嬉しかったです。