アイドルから女優へ。西野七瀬が先輩俳優から学んだ「コミュニケーションのコツ」
今回、『帰ってきた あぶない刑事』のお話がきた時、どう感じましたか。
私は世代ではないですが、『あぶ刑事』といえば世代に関わらず、誰もが知っている人気シリーズ。お話をいただいた時は、うれしかったです。お仕事が決まってから、映画シリーズを見させていただいたのですが、いい意味で分かりやすく親しみやすい作品で、楽しく拝見しました。
――西野さんが演じた早瀬梨花は正義感が強く、部下を引っ張る頼りがいのある先輩刑事。役柄に対しては、どんな印象を持ちましたか?
早瀬は私と設定年齢が近かったのですが、かなりしっかりした性格の女性で、これまであまり演じたことのない役柄でした。普段は後輩的な配役も多いので、周囲を引っ張る存在になれるよう、頑張りました。私自身はリーダーシップを取れるタイプでもないですし、上司とされる人に意見を言うのも得意ではないので、肝が座っていてすごいな、と思いました。
――演じる上で気をつけたことなどありますか?
シリーズの歴史も長いですし、やっぱり主人公のタカ(舘ひろし)&ユージ(柴田恭兵)のお二人が現場の雰囲気を作ってくださっていたので、私はとにかくしっかりセリフを覚えていくようにしていました。