公認不倫はアリ!? 高畑充希と岡田将生が語る「いい夫婦に必要なこと」
登場人物たちはみんな一生懸命で、みんな間違ってないようで、間違っている部分もあって……。
ただ、何が正義で悪なのかをジャッジする作品ではないんですよ。人間って時に正しくないって分かっていても、止められない時があるなって。だからこそ共感できたし、どの人物もとても愛することができました。
岡田将生さん(以下、岡田)僕は今回の話をいただいた後に初めて原作を読んで、みんなの感想なんかも色々調べてみたんですけど、公認不倫する夫に対して「クズ」と考える人が多いんだなあと。ただ、誰だって間違いを犯すことはあるし、僕が演じた二也は「クズ」ではないと思っています。原作を読んでそう思った人にも、改めてドラマを観てほしいですね。
ーー扱っているテーマがテーマだけに、男女で見た印象が変わりそうな作品でもありますよね。
高畑私は、原作を読んだ時も(二也のことを)クズだとは思わなかったです。ただ、実際ドラマ化したらどうなるんだろうとは思っていました。でも実際岡田さんが演じられて、役に人間が宿ることで、とてもチャーミングなおとやんだ!と思いました。
岡田やっぱりそうだよね?僕、妙にクズ男っぽい役を演じることが多いんですけど、今回はそうじゃないんです!そのことが皆さんに伝わるといいんだけど。