“くみっきー”が明かすギャルモデル時代の本音。悩んだ末に見つけた「自分らしく生きる道」
ファンレターで『不登校なのに学校に行けるようになった』とか、『明日手術だけどくみっきーの笑顔見て頑張ろうと思えました』とか、そういう声を聞いた時に、ただの女子高生が誰かの人生に関われるってすごいことだなと思ってやっていた仕事だったので、“芸能の仕事に固執するのをやめよう”と思ったら、すごく気持ちが楽になりました」
一生懸命走っているうちに目的が変わってしまっていることは多い。だからこそ、本当にやりたいことはなんなのかを思い出すためには、きっと一度走るのをやめて休息をとり、気持ちをフラットにした状態で考えるのが大事なのだろう。
そして、舟山さんのこの経験は、今まで当たり前にやってきたことに対しても“why”を向けることで見えてくるものの大切さを知ることができる。
そうやって休養をとり、立ち止まって考えた先に「ものづくりがずっと好きだった」と改めて感じたという舟山さん。22歳から続けていたアパレルブランドでものを通して人とコミュニケーションをとることが楽しかったことを思い出し、最初は深いつながりが持てるものづくりの仕事から少しずつ再開していったという。
現在、舟山さんはライフスタイルブランド「Herz(ヘルツ)」