“くみっきー”が明かすギャルモデル時代の本音。悩んだ末に見つけた「自分らしく生きる道」
と振り返る舟山さん。
けれど、その時代があったからこそ、多くの人が経験する悩みに寄り添った言葉と、その現状を無理にではなく徐々に変えていけるように導く方法を書くことができたのだろう。
「みんなの期待を壊してしまうかなってこれまで伏せていた気持ちもあるんですけど、私もいろいろ悩んだり、背伸びしてしまっていたことは、赤裸々に出していった方が自分にとってもすごく楽だろうなっていう思いがあったので、自分に向けても書いた一冊なんです。
ついつい未来ばかり見てしまいがちだけど、きちんと立ち止まって見返す。立ち止まることは成長を止めることではなく、自分と向き合うために必要な時間なので、そういう時間を持てるような一冊にしたかったんです」
■休養がくれた、解決への糸口
そんな走り続けていた舟山さんが、休養をとったのは27歳のとき。立ち止まることに不安はあったそうだが、「芸能じゃない仕事をしてみようと思った」と一つのきっかけになったことを明かしてくれた。
「そもそもなぜ芸能の仕事だけでいこうとしていたんだろう?ってところから考え始めて、私は『Popteen』を通して、困っている人や悩んでいる人の解決を一緒にすることや、元気づけられることに魅力を感じていたことに気づいたんです。