「大変でしたね」は失礼? 意外と知らない言葉の使い方
■「大変でしたね」の使い方【例文付き】
「大変でしたね」は、過去の出来事をねぎらったり、気遣ったりする言葉。相手の苦労に対して、共感する姿勢を示すために使います。
また、過去のつらかった出来事を打ち明けられるなど、話を聞いた上での感想として「大変でしたね」を用いることもあるでしょう。
以下で、例文を紹介していきます。
◇例文
・残業が続いた人をねぎらう時
A:「新しいプロジェクトが苦戦してて、先週は残業続きだったんだよ」
B:「それは大変でしたね。体調を崩さないよう、ゆっくり休んでくださいね」
・過去の苦労話を聞いた時
A:「あの時は人手不足で特に大変だったんだ」
B:「大変でしたね。お話を聞いて、今のこの環境に感謝しようと思いました」
・病気やけがなどで休業を取るという連絡をもらった時
A:「先日骨折をしてしまったので、しばらく休業させていただくことになりました」
B:「大変でしたね。
後はこちらで引き継ぎますのでご安心ください」
■「大変でしたね」の言い換え表現
ここからは、「大変でしたね」の言い換え表現を紹介します。
細かいニュアンスを考えた上で、そのシーンに合ったねぎらいの言葉を選びましょう。