「大変でしたね」は失礼? 意外と知らない言葉の使い方
◇(3)「災難でしたね」
「災難でしたね」は、相手が思わぬ形でトラブルに巻き込まれたり、突然の事故や病気などがあったりした時に使うフレーズです。
主に予測できないことに苦しんだ時に用いるため、普段から慢性的な病気の症状がある人に対しては適さない表現といえます。
また、「大変でしたね」と同じく、目上の人にストレートに使ってしまえば偉そうな印象を与えかねません。使用する相手やタイミングには十分注意しましょう。
■「大変でしたね」を目上の人に使う時は注意が必要
「大変でしたね」は相手をねぎらったり気遣ったりする表現ですが、目上の人に使う場合は注意が必要です。また、相づちとして気軽に多用すれば、心が込もっていない冷たい人だと思われる原因になる可能性も。
だからこそ、使用場面には十分注意し、その上で相手の立場になって感情を乗せた言い回しにすることが必要です。
「大変でしたね」と述べるだけでなく、何かあれば自分も助けるといったサポートの姿勢を見せることで、誤解を与えない思いやりの気持ちを表現することができるでしょう。
(にほんご倶楽部)
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