もっと稼ぎたいのに職場が副業禁止できつい。転職する以外の方法は?
■株式投資や不動産投資などの「資産運用」でお金に働いてもらう
では、副業禁止の中でできることは何があるでしょうか。一つは「資産運用」です。株式投資や不動産投資がこれにあたります。
ただし、公務員が資産運用をするときには決まりがあり、不動産投資の家賃収入・駐車場収入の合計が500万円未満であればOKとされています。しかし、管理業務を不動産管理会社など専門業者に委託している場合は、500万円を超えていたとしても問題無いという抜け道も。
上場会社にお勤めの場合は、資産運用に関してはインサイダー取引に当てはまらなければ株式投資等の制限はないので、お金に働いてもらう選択肢は大いにあるといえるでしょう。
■「兼業農家は許可が下りやすい」という例外も
地方公務員と農家の二足の草鞋を履く“兼業農家”をよく見かけます。公務員の副業は原則禁止ですが、例外的に許可を得ることで副業が認められる場合があり、農業は許可が下りやすい副業と言われています。
ほかにも親戚の農家へアルバイトに行くのもいいかもしれません。事前に許可を得ていれば、お給料が発生しても問題ないでしょう。
公務員の副業に関しては長時間であったり、報酬が大きい場合は許可が下りない場合もあり、許可を取らずに無断で副業をしたり、虚偽の報告をした場合などは、停職や減給処分を受ける恐れがあるため、事前に規則を確認しましょう。