趣里&ジェシー出演。異色のリーガル・エンターテイメントがついに幕開け【『モンスター』第1話】
さらに亮子は、杉浦が断るつもりであった、自殺教唆の罪で起訴された塩屋遼(萩原利久)の弁護に立候補する。彼は交際相手の川野紗江(藤吉夏鈴)に自殺未遂の過去があることを知りながら、「死ね」とメッセージを送ったという。しかも彼女は、カウンセラーの梅本ますみ(美波)のもとに通うほど日常的に精神を病んでいた。自殺教唆は前例が少ない事件とあって、杉浦は新人には無理だと進言するが、反対に大草から命じられ、亮子のサポート役となるが、亮子の行動に振り回されることになる。
亮子と杉浦が接見した塩屋は、憔悴しきった様子で「俺のせいなんです」とこぼし、自殺した紗江への謝罪を口にする。そして、彼女の死を願ったわけではなく、むしろ自分が死にたいと思っていたと話す。実際、死の直前の2人のやりとりは、塩屋からの「消えたい」というメッセージから始まっていた。
亮子は紗江の上司や実家に話を聞きに行くが、彼らは被告の弁護人である亮子の言葉に耳を傾けない。
八方ふさがりになった亮子は、清掃員の姿で会社に潜り込むという型破りな手段で証拠をつかもうとする。
趣里さんが演じる、常識に囚われずに戦う弁護士とは一体どんな人物なのでしょうか……!?今夜の放送が楽しみですね。
(ねむみえり)
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