6割超の企業が実施! 「リスキリング」の現状が、企業300社調査で明らかに
「事務・管理系」への注力の高さは、業務の生産性向上や効率的で価値の高い業務遂行が求められていることの表れと考えられます。
一方で、「販売・サービス系」は33%であり「事務・管理系」の半分に留まっています。この差は、職種ごとに求められるスキル転換の優先度が異なることを表しています。
■昨今注目の集まるDX関連は、職種によって偏りあり
各職種においてリスキリングにより習得を推進しているスキルを調査したところ、「思考法(ロジカルシンキング等)」は全職種において40%以上の企業が必要性を感じていることが判明。また、「DX関連」スキルは、職種間でリスキリングの推進度に大きな差が表れました。
「思考法(ロジカルシンキング等)」は全職種において40%以上の企業が必要と認識しており、職種によらず重要なスキルとして位置づけられていることがわかります。
また、「DX関連」スキルについては、職種間で推進度に大きな差が見られ、企業が職種の特性に応じた優先順位付け行っていることがうかがえます。
■調査結果まとめ
日本企業のリスキリングの取り組み状況について調査をした結果、64%の企業がリスキリングに取り組んでいることが明らかになりました。