オリヴィア・パレルモ、川上未映子も登壇。『ELLE』が約千人の女性と“幸せになる働き方”を考えるイベント開催
編集主任のアンヌ=セシル・サルファティ氏が登場。サルファティ氏は、1945年に「Open your Appetite!(好奇心を解放させて)」というメッセージと共に誕生した『エル』の歴史と、同誌が扱ってきた女性を取り巻く社会問題について解説した。
第1セミナーは、『AERA』初の女性編集長・浜田敬子氏と森氏による特別セッションだ。ここで注目したいのは、浜田氏から「男性社会で心が折れそうになった時、“社外メンター”との出会いに救われた」とのコメントがあり、それを受けて森氏から「女性たちは今、仕事や家庭のことを話し合える相談役・“メンター”を求めているんです」との解説があったこと。この“メンター”は、本イベントのキーワードともいえるものだ。イベントに招かれた多くの登壇者たちの言葉には、様々な人生経験に裏付けされた力があり、それぞれメンターにしたい人生の先輩を見つける楽しみがあった。
例えば、続く三つのセミナーからは、このような印象的なコメントやアドバイスが飛び出した。第2セミナーでは、BTジャパン株式会社代表取締役社長の吉田晴乃氏から「社会変革の突破口となりうる現代の女性たちは、装いやふるまいに対してもっと自意識過剰で良いくらいです!」