年に1度のアートと映像の祭典「恵比寿映像祭」が開催中。今年の見どころは?
、ロバート・ノース&アントワネット・デ・ヨングが、20余年にわたる取材を通じて辿った国際的なヘロインの流通経路と、その道筋上に広がる社会の現実を描き出したインスタレーション「ポピーアフガン・ヘロインをたどって」などといった同館の展示作品。また、リニューアルに伴い大型スクリーンが設置された同館2階ロビーでは、ガブリエラ・マンガノ&シルヴァーナ・マンガノの映像作品「そこはそこにない」を展示。この映像は、1920年代半ばにソ連で普及した政治的プロパガンダ演劇運動「青いブラウス」に触発されて制作されたもの。現代のニュースメディア上のイメージからポーズや所作を抜き出し、複数の女性たちの身体を介し振付された動作やジェスチャー、作曲家ダニエル・ヤナシュによるライブ音響とともに再提示されている。その他、東京都写真美術館周辺会場でも様々な展示や映画の上映が行われている。伊東建築塾 恵比寿スタジオ(東京都渋谷区恵比寿3-32-12)では、ル・コルビュジエの建築作品の一つとして2016年に世界遺産に登録された「クルチェット邸」が舞台となった映画『ル・コルビュジエの家』の上映、G/P gallery(東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 2F)