2019年4月5日 20:30
新しい結婚式のかたち「iwaigami」。28年目の結婚式に参列した夜のこと【EDITOR'S BLOG】
春の柔らかな空気に包まれた夜、ある夫婦の結婚式が行われた。
会場は、表参道の「IWAI OMOTESANDO」。人生を回想させるような廊下を抜け、ゲストは厳かなセレブレーションホールへと誘われた。左右、互いに向かい合い着席し、はじまった挙式は、結婚27年間のこれまでと、28年目のこれからを祝うもの。私たちゲストを証人として、夫婦はこれからも共に生きるお互いへの誓いを言葉にした。
「生きていることのなつかしさに ふと 胸があつくなる そんな日があってもいい
そして なぜ胸が熱くなるのか 黙っていても 二人にはわかるのであってほしい」(誓いの言葉と共に、吉野弘の祝婚歌が読み上げられた)
居合わせたすべての人の気持ちを熱くさせたこの挙式は、スマイルズ、キギ、TO NINE、ディアマンの4社による株式会社二重が提案する、新しい結婚式の形「イワイガミ(iwaigami)」のお披露目会での一幕。
「iwaigami」とは、“もっともシンプルな結婚式”をテーマにした、新しい結婚式の形。年間、約60万組が結婚しているなかで、挙式をしないカップルは50%を超えるそう。そんな多様化していく現代の結婚観に答える一つの形として、株式会社二重は、形式にとらわれず二人のスタイルで創っていく、二人だけの契りを考えた。